今週は24節気の「大雪(たいせつ)」
72候で12月12日は「熊蟄穴(くまあなにこもる)」
(熊が冬眠のために穴に隠れる頃)だそうで、
いよいよ本格的な寒気の到来する時期ですね。
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今週は、日本海上の低気圧が猛発達しながらオホーツク海へ進み、
大陸から強烈な寒気を引き込むそうです。
この寒気は今シーズン最強クラスらしく、
「平地でも雪となる目安(上空1500m付近でマイナス6℃)の寒気」
にすっぽり覆われる見込みだそうです。
太平洋側では晴れる日が多くなりますが、
寒気のピークのタイミングでは名古屋や京阪神エリアを含め、
西・東日本の太平洋側でも初雪となる可能性もあるそうです。
14日(木)になるとだんだんと冬型が緩み、寒気も次第に抜けていく予想です。
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グリーン面においては
雪が降らなくても「霜対策」、
雪が降った場合はその雪がなるべく早く融けるように「融雪対策」
を準備しておきたいところです。
◆
表層の地温をなるべく高く保ち、「霜」や「雪」を融けやすくさせ、
ターフが「霜害」や「凍害」から守る
オススメの資材があります!
「リストア・プラス」(低温で活躍する良性菌”酵母”+鉄+フミン酸+アミノ酸)
+
「土壌再生炭」(通常の活性炭の40倍の孔を持つ、良性菌のすみか)
+
「ターフバイタルプロ」(主成分グルタミン酸は 良性菌のえさ)
です。
1)「リストア・プラス」
酵母は地温が5度以下の寒冷期でも(0度以上あれば)活動します。
乳酸菌、こうじ菌、酵母菌などは
寒冷期の方が他の雑菌の活動が鈍くなるので、良い仕事をします。
旨い酒や味噌が寒冷期に仕込まれるのはこの理由です。
酵母が活動する土壌は空相が持続し、固結・凍結しにくくなります。
酵母は有機残渣を分解し、糖質に変換し、ターフは貯蔵しますので
春の芽出しも向上します。
糖質を多く含んだ植物細胞は乾燥しにくく、凍りにくいです。
2)「土壌再生炭」
タンク車などを使用し、散布できる粒子の細かい活性炭です。
グリーン面に留まると、ほんのり黒くなるので、太陽を吸収し、地温を向上させます。
多孔質ゆえに、良性菌のすみかとして働き、
味の素の生産工程で使用された資材なので、多孔質の外壁には
アミノ酸がたっぷり付着しているので、良性菌のえさとして働きます。
融雪剤としては、墨汁などよりも 長く雪の表面に留まり、融雪後は
すばやく茎の下へ浸透しますので、
黒くまだらになりにくいので好評価です。
(散布直後)
(6時間後)
3)「ターフバイタル・プロ」
主成分のグルタミン酸を吸収した植物細胞は乾燥しにくく、凍りにくいです。
また日照不足のこの時期に
グルタミン酸は光合成に代わりタンパク質合成を助けるので
冬期のターフの活性を向上し持続します。
◆
以上です。
よろしくお願いします!
(^。^)