「拝啓、グリーンキーパー様 !」

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こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

乾燥下での張替えに!「パーマ・マトリックス」

2019-05-19 11:46:54 | 芝草「張り芝」にオススメの資材

菌根菌資材「パーマ・マトリックス」

「菌根菌」が

根の成長に良い事は、広く知られています。

でも

「菌根菌」が

根の周囲の水持ちを良くして

乾燥から植物を守る力にはびっくりさせられます!

 

乾燥時期の

コーライ芝、ノシバの張替えには、オススメです!

米国サンマーク社「パーマ・マトリックス」は

人気上昇中の「菌根菌」の資材です。

 

 

ターフにも、樹木にも

地上部成長にも、地下部(根)の成長にも

良いとされている代表的な菌根菌が全て

含まれています。

 

主成分は

内生菌根菌(4種)

外生菌根菌(7種)

活性炭

麻繊維(良性菌のすみかとして)

です。

散水設備のない

ソーラーパネル周囲に

コーライ芝を張りました。

 

ホームセンターで購入したソッドで

いつ切り出したものかは不明。

 

張り芝後に、散水はしたものの

雨水のみが頼りでした。

活着までの乾燥が不安でした!

 

張り芝直後 ↓

 


2週間後 ↓

 ターフはしっかり活着し、活性も充実していました!

お客様のホテル脇にある

小さな子供達のための「ミニ・コース」。

 

フェアウエイに該当する部分の床土に

「パーマ・マトリックス」を混ぜたところ

明らかに、

パーマ施用部分のかっ着が早く、芝の活性も上がりました!

パーマは

張り芝の床土に混ぜてもよし、

ターフの上から、ふりかけても良しです。

是非、お試し下さい!

(^。^)


「梅雨前」は、徒長させずに芽数を充実!

2019-05-19 11:09:08 | 芝草「春」にオススメの資材

 

↑ 肥培を工夫して、「徒長」させずに芽数を充実!(茨城県)


ここに来て、全国的に乾燥しています。

しかも、風が強い日が多い。

夏日を記録する日もあり、気温も高いです。

 ◇

 

 5月17日夜、愛媛県四国中央市で山火事が発生し、

出火当時、四国中央市では風速21メートルの非常に強い風が吹いたそうで、

火は強風にあおられて燃え広がり、

これまでに山林およそ32ヘクタールが焼けたそうです。

18日の午前11時半現在も延焼中だそうで、心配です。

 

芝草としては成長期なのですが、

こう乾燥していては、

土壌の中にある肥料成分も分解・吸収ができません。

 ・

72候 5月21日「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」

<蚕が盛んに桑をたべはじめる頃>

とあるように

植物が旺盛生長する時期=徒長しやすい時期

もあります。

 

「梅雨入り」「夏越し」を前にして

ターフの根量、芽数が欲しい時期ではありますが

施肥するNPKの性格を充分考慮して

徒長させずに、地下部をしっかり充実させて、

この夏を迎えたいところです。

 

 

オススメのNPKが、

乾燥下でも吸収抜群、高温下でも、暴れないミスト

「ブランZ(10-6-5)+エッセンシャル20%です。

 主な成分とその効能です。

 ・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%

 →「徒長」のリスクが少ないN。あばれない窒素源。

 ・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%

 → 乾燥していても、亜リン酸と共に、葉身からNPKを吸収

→ 亜リン酸がコンパクションと根量をつくる。

 ・カリウムを5%

 → ターフのこしをしっかりさせます。軟弱徒長も抑制。

 ・芽数、根量を充実させるエッセンシャルプラスを20%

 → 急激な気温上昇に強いアミノ酸+ビタミン。根を成長させるケルプ(オーキシン様物質)

・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素

 → 気温・湿度の上昇に伴う、

藻苔や雑菌の繁殖を抑制する微量要素をバランス良く配合

 

 是非お試し下さい!

 (^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 


乾燥と高気温、真夏日を味方につける!?

2019-05-16 13:32:43 | 芝草「夏」にオススメの資材

ここ数日、

全国的に真夏日を記録している地域が多いです。

 気象庁のHPによれば、

夏日、真夏日、猛暑日とは最高気温によって決められるそうです。

最高気温が25℃を超えた日を夏日、

30℃を超えた日を真夏日、

35℃を超えた日を猛暑日と言い暑さの目安にしているようです。

    

 ◇

 24節気で、5月6日は「立夏」

夏の気配が感じられる頃です。

気温も上昇する日も多く、ターフの表層は乾燥します。

 

しかし、この先、6月6日「芒種」の頃からは、

大気中に湿度も出てきます。

72候では、

6月11日「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」

<腐った草の下から蛍が生まれる程、高温多湿の時期の到来>

とあるように

6月中旬以降は、

グリーン面の「黒藻」や「病害」が出やすくなり

薬剤を頻繁に散布する時期となり、

ターフ自体の活性や抵抗力が試される時期です。

 

今こそ、ターフの根量や活性を充実させて、

この夏を迎えたいです!

 高い気温や強い風、

乾燥時期に効率よく吸収するのが

「亜リン酸」「ケイ酸」という

根茎よりは、葉身から吸収しやすい要素です。

 

 是非、高気温・乾燥傾向にある梅雨入り前のこの時期に

サッチングや薄目砂と並行して

葉身から吸収しやすい

亜リン酸」や「ケイ酸」系の資材を活用して

クオリテイはもちろん

「夏越し」の為の根数・芽数を準備されては、いかがでしょうか?

 本格的な夏前の

高気温・乾燥時期にオススメの資材が

「グリーンスピードSi(0-2-7)」+「ミスト12号(3-18-18)」です。

「グリーンスピード」

 

はその名の通り、

ターフの細胞を固くして

ボールスピードを向上させる資材です。

同時に、葉身の気孔も、小さくするので

乾燥時期に水分の蒸散を抑制する効果があります。

 

この資材は2%の亜リン酸と共に、

葉身から急速にケイ酸を吸収させるのが特徴で

素早くグリーンを速くする効果が大です。

また

7%のカリウムがターフの腰をしっかりさせ、

薄目砂との相乗効果で、

葉身をアップライトに持続します。

 

2%の天然由来のフミン酸

三相バランスを確保・持続する効果があるので

表層が乾きにくくなる効果も期待できます。

「ミスト12号(3-18-18)」

乾燥時期に効果の期待できるPK資材です。

18%のリン酸成分のうち、

6%は亜リン酸で、葉身からリン酸とカリウムを吸収します。

そして、

12%は分子の鎖が長い、緩効性リン酸といわれるもので

表層に約2週間留まるので

乾燥が続いても、雨天や曇天が続いても

無駄なくリン酸とカリウムを吸収できる設計です。

サッチング・薄目砂+PK資材により

よこ根が発達し、

コンパクションが向上します。

根量が増える事は、

散水後の水持ちを良くするので

夏越しに良い条件の一つであると思います。

是非、お試し下さい!

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 


5月前半は気候不安定。5月後半は乾燥。

2019-05-06 12:52:28 | 芝草「春」にオススメの資材

 

このGWの間に

田植えをされている水田も多く見ました。

イネ科植物の生長の季節です!

 

5月の気候と

グリーン面の気になるポイントを考えてみました。

 

5月前半は

気候不安定と播出のバラツキが気になります。

 

72候でみると

4月25日「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」

この頃から、霜の心配も少なくなり

田植えが始まります。

でも、今年は4月下旬でも、寒い日も多かったです。

4月28日は千葉県房総半島のコースでも遅霜がみられました!

 

5月5日「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」

たしかに、田んぼの傍を歩くと、蛙が鳴いています。

蛙のシーズンの到来=

大夫、温度も湿度も上昇してきた証拠でしょうか?

 

5月15日「竹笋生(たけのこしょうず)」

タケノコの成長が旺盛になる頃。

ランナー系・地下茎植物の成長も旺盛になる頃です。

コーライ芝もクリーピングベント芝も

成長が旺盛になる気温と湿度の季節になりました。

 

ただし、

本年5月前半は、

お天気の変化が急展開で、

気温と日照が、安定しないので

グリーン面の芝の播出の不揃いや

徒長気味のターフ

気にされているキーパーさんも多いと思います。

 

5月後半は、乾燥・ドライが気になります。

 

気象庁の3か月予報によると

この6月は

気温がやや高め、降雨量がやや少なめです。

 

例年、ゴールデンウイーク明けは

乾燥傾向にありますが

5月後半に

乾燥・撥水がみられる部位は、

6~7月にリングやピシウムが侵入しやすいので

梅雨入り頃までに、

改善しておきたいところです。

 

オススメの資材があります!

 

5月前半

気候不安定と播出のバラツキには

 

最も徒長せずに、芽数を増やすNPKの

「ブランZ(10-6-5)」です。

温度上昇期でも徒長しにくい超緩効性70%のメチレン尿素

+亜リン酸4.5%をベースに

芽数アップで定評のある「エッセンシャル・プラス」を

20%配合した液体肥料です。



気候不順の時期の徒長抑制に定評があるのが

「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。

まず7%の硝酸態窒素と共に、カルシウムを葉身から吸収し、

地表に落ちた分が2%のマグネシウムが

最大4%のカルシウムを根から吸収するので

含有しているカルシウム成分は

全て無駄なく吸収できる設計です!



5月後半

乾燥・ドライ・リングには

 

乾燥・撥水部位の予防・改善には「デ・サッチャー」です。

ドライの原因となる床砂表面をコーテイングしている

有機物残渣をひきはがすバチルスを含有した資材です。

古茎根も分解するので

梅雨入り前の表層透水性も向上させます。


乾燥やドライになりにくいように

三相バランスを持続するのが

「ハイドロ・マックス」です。

 主成分「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分+フミン酸」が

 ターフに必要な潤いを持続し、

表層の三相バランスを維持します。

←ユッカシジゲラ

 天然浸透資材「ハイドロ・マックス」の

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上→浸透湿潤効果

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

  です。

 


気候やグリーン面の状況に応じて、

ご検討いただければ幸いです。

宜しくお願いします!