「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

(年間のまとめ)季節ごとのオススメ微生物資材(本年もありがとうございました!)

2018-12-23 10:08:08 | 芝草「年間の肥培計画」に

今週は

北海道のパートナー企業(株)環境アシストさん

http://kankyo-ashisuto.jp

にお招き戴き

北海道のお客様に

サバンナブラン資材のご案内に行ってきました!

お話した内容は

「微生物資材(菌態資材)を活用した

肥培設計のガイドラインとオススメ資材」

です。

今年の北海道の冬は、

例年よりは

若干気温も高いらしいのですが

それでも気温は氷点下!

路面が凍り、足元も悪く、寒い中、

大勢のグリーンキーパーさん、支配人さんに来ていただき

ありがとうございました!

地元産ROYCEのチョコも

とっても美味しかったです!

北海道は雄大ですね!

雪が溶けたらまた行ってみたいです。

ありがとうございました!!

今回は

季節ごとのオススメの微生物資材(菌態資材)と

菌のえさ、菌のすみか

を紹介しました。

まず、

季節ごとの

オススメ微生物(菌態)資材です。

 

春と秋は

更新作業との相乗効果のある

 

「デ・サッチャー(15-0-0)」(分解系バチルス菌)

夏は

施薬と相乗効果のある

「コンパニオン(2-3-2)」(抗菌系バチルス菌)

冬は

晩秋施肥と相乗効果のある

「リストア・プラス(3-0-2)」(貯蔵系こうぼ菌)

がオススメです。

次に

気候やグリーン面の状況に応じて

菌のえさ や 菌のすみか を選択します。

日照不足の時は

「ターフバイタル・プロ」

(グルタミン酸)

高温と芽数アップには

「エッセンシャル・プラス(1-0-1)」

(ケルプ入りアミノ酸)

乾燥している状況では

「ハイドロ・マックス」

(フミン酸入り浸透湿潤剤)

 がオススメです。

是非、来シーズンの資材候補として

ご検討して戴ければ幸いです!

本年も

このブログを読んで戴いてありがとうございました。

来シーズンも

宜しくお願いします!

(^。^)


<インフルエンザの流行>と「乾燥」「固結」「凍害」対策

2018-12-16 14:56:00 | 芝草「冬」にオススメの資材

72候で

12月7日「閉塞成冬(へいそくしてふゆとなる)」

<天地の気が塞がって冬となる>

とあります。

「天地の気がふさがる。」

とは

つまり、

大気は冷たく乾燥し、

大地は乾燥して固くなる

と解釈して良いと思います。

今週になって

関東地方も、風は一段と冷たく、

大気は乾燥し始めました。

関東南部のお客様のコースでも

「初霜」が観測されました。

いよいよ冬本番です!

12月13日には

関東地方各地の保健局から

「インフルエンザの流行開始」が発表されました。

2018年12月13日 

東京都福祉保健局 「都内でインフルエンザの流行開始」

都内のインフルエンザ定点医療機関からの

第49週(12月3日から12月9日)の患者報告数が、

流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えました。
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行しています。

毎年、このインフルエンザの流行の時期

グリーン面の固結・乾燥に注意する時期

のように思います。

この時期~2月中旬までの

グリーン面の固結、乾燥、擦り切れを

抑えれば、抑えるほど

来春の芽出しが充実するように思います。

グリーン面同様に

踏圧の多くかかる

テイーグラウンドも

固結、乾燥、擦り切れに注意したい時期です!

この時期の

グリーンにも、テイーグラウンドにも

オススメの資材があります!

 「リストア・プラス」「ハイドロ・マックス」です。

 1)固結・凍害の抑制には「リストア・プラス」です!

 「リストア・プラス」の

主成分「酵母+フミン酸」が

 寒冷時期の土壌の固結を抑制します。

「リストア・プラス(3-0-2)」は

 特に「秋・冬の良性菌のえさ」として働き、

  ”こうぼ+鉄” の力で低温下でもくいつき、

 緩やかに 寒冷時期の菌体活性を向上 させます。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 ●

2) 乾燥・固結の抑制には「ハイドロ・マックス」です!

 「ハイドロ・マックス」の

主成分「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分+フミン酸」が

 ターフに必要な潤いを持続し、

表層の三相バランスを維持します。

←ユッカシジゲラ

 「ハイドロ・マックス」は

  北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

 さらに、

 気相を持続する フミン酸2%含有で、

 三相バランスを確保、持続する資材です。

 資材自体が良性菌のえさとなる 100%有機の資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

  です。

 ◆

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 


一年の計は「冬越し」にあり。

2018-12-02 13:37:45 | 芝草「冬」にオススメの資材

もうすぐ、

2018年も終わろうとしています。

2018年を振り返れば

コース管理を進める上で、

厳しい状況が多かった年と言えます。

まず、

5月の強烈な乾燥

続いて、

7月8月の気温40℃近い異常な高温

そして

9月10月の台風による倒木、塩害、日照不足

もし、地球温暖化がもたらす影響が

このような、

四季のある国、日本らしからぬ

不安定な気象の連発だとすれば

かなり、しっかりした状態で

来春の芽出しを充実させて

来年 2019年を順調に進めていきたいところです。

春の芽出しを成功させる鍵は「晩秋施肥」~「冬越し」にある

ような気がします。

スポーツターフの1年の計は「冬越し」にあり。

と思うのです。

「冬越し」において

>貯蔵糖分を充実させる

>ターフの乾燥害、凍害を抑える

>表層の固結を抑える

>ターフの擦り切れを抑える

これらのテーマは全て

来春の芽出しを充実させるための

大切な条件と思います。

そして

>ターフと表層を「乾燥」させない事

に「冬越し」のテーマが集約されるような

気がします。

「乾燥」に強い肥培要素と オススメの資材です。

1) 三相バランス「ハイドロ・マックス」

 「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 固結し、透水性が悪い表層が乾きやすい事は

夏も冬も変わりません。

天然の浸透資材「ハイドロ・マックス」

天然サポニンの浸透効果で、

フミン酸を表層全体に到達させ、

気相を持続し、

「ユッカ」のもつ湿潤成分が

表層とターフの潤いを持続します。

2)「糖質」「リストア・プラス」

 貯蔵糖分の充実したターフは乾燥しにくく、

凍りにくいです。

甘味の充実した「下仁田ネギ」がしっとりしているのも

白い部分に蓄えた糖質のおかけです。

「リストア・プラス」の主成分

「こうぼ菌」

5℃以下の地温でも働き

土壌内の有機残渣を分解し、

貯蔵糖分に変換し、

ターフに蓄えます。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 3)「グルタミン酸」「ターフバイタル・プロ」

糖質同様に

グルタミン酸の充実した植物細胞は

乾燥しにくく、凍りにくいことが

食品メーカー「味の素」の研究で明らかになっています。

さすが、冷凍食品の旨さを追求しているメーカーの研究です。

日照不足対策で定評のある資材「ターフバイタル・プロ」

は「グルタミン酸」を通常のアミノ酸資材の約10倍も

含んでいる資材です。

4)「菌根菌」「パーマ・マトリックス」

 

←18KG/袋入りです。

 近頃注目の「菌根菌」ですが、

根の周囲に生存する「菌根菌」が

根茎周囲の乾燥を抑制

している事が分かってきています。

4種類の「内生菌根菌」と

7種類の「外生菌根菌」を主成分とする

「パーマ・マトリックス」を

テイーグラウンドの芝の薄い部分に

すり込んでおくことで

「冬越し」中の乾燥擦り切れを抑え

来春の芽出しを向上させる効果があります。

←この夏、散水の困難な場所での生育に貢献した「パーマ・マトリックス」

以上です。

ご検討いただければ幸いです!

宜しくお願いします。

( ´▽`)