72候で 11月22日は
「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
<大気が乾燥し、虹を見かけなくなる頃>
とあります。
太平洋側のコースでは、
先週頃から
例年の11月にあるような
秋らしい
大気の乾燥を感じる様になりました。
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72候で11月27日は
「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」
<北風が吹き始め木の葉をはらいのける>
この頃から
強い北寄りの風が表層の水分をさらっていきます。
11月下旬以降は
表層土壌の固結・乾燥に気をつけたい時期です。
表層の乾燥・固結は
根茎周囲の温度上昇を妨げ、
来春の芽出しにも影響します。
ターフの乾燥は
凍害や擦り切れの原因にもなります。
これは
グリーン面のみならず、
踏圧ストレスの多い
テイーグラウンドやグリーン周囲にも言える事です。
このポイントを踏まえて
冬越しの準備を進めていきたいところです。
◆
オススメの資材があります。
1)表層の乾燥・固結抑制には
「リストア・プラス」+「ハイドロ・マックス」です。
「リストア・プラス」の「酵母+フミン酸」が
寒冷時期の土壌の固結を抑制します。
「ハイドロ・マックス」の「天然湿潤成分+フミン酸」が
ターフに必要な潤いを持続し、表層の三相バランスを維持します。
2)霜害・凍害抑制には
「ターフバイタル・プロ」です。
「ターフバイタル・プロ」の主成分「グルタミン酸」
を吸収した植物細胞は乾燥しにくく、凍りにくいです。
3)擦り切れ抑制には
「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。
カルシウムやカリウムの効いたターフは
細胞壁が硬く、しっかりしているので
擦り切れにも強くなります。
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現在のターフの状況や例年の冬の傾向に合わせて
試していただければ幸いです!
◆
宜しくお願いします!
(^。^)