「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

秋の「黄化」「白化」”P/Nバランス”に注意

2017-09-25 07:19:00 | 芝草「秋」にオススメの資材

24節気 9月23日は「秋分」

この先は昼の長さが夜の長さより短くなります。

72候 9月23日に「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」

<大気の状態が安定し、雷がなり響かなくなる頃>とあります。

いよいよベントグリーンの生育に適した気候となってきたので

秋の新根茎を成長させ、

更新作業、サッチングや薄目砂等も行いながら

グリーン面のクオリテイを充実させてゆくには

良い季節となりました。

しかし、

夏の終わり頃から秋にかけて、

「黄化」「白化」を耳にする事があります。

いわゆる生理障害なのですが

理由としては

>秋雨による日照不足が続く。(光合成による炭酸同化作用不足)

>午前中の太陽(日照)を受けにくい環境である

>根茎の成長のためにP(リン酸)系資材を連続投入した

>競技会があり短期間にチッソ量(N)を絞った

>クオリテイを求めて年間のチッソ量(N)を絞っている

>夏の薬剤・抗生物質(アグリマイシン等)の投入が多く

土壌内の良性菌の活性が低下している

いわば 春にダラースポットが出現するような背景と似ていますが、

Nの摂取量が低く、Pの摂取量が多く、

P/Nバランスが崩れた時に

(あくまでも相対的なバランスで)

出現しやすい生理障害といえます。

最初は白っぽい症状や黄化した葉身が

やがて 葉梢まで赤褐色になってくる事もあり

そうなると 回復までに時間がかかるので注意が必要だそうです。

なので、だんだん気温が下がり、ターフの代謝の落ちてくる

秋~晩秋時期の

黄化・白化は回復に時間がかかるので

注意したいところです。

対策・回復方法としては

N(チッソ源)の適切な投入です。

土壌内に残留すしているリン酸にも注意し、

過剰にリン酸のみを摂取させない事も大事だそうです。

Fe(鉄)、Mn(マンガン)との同時施肥は

Nの細胞間移動を促進するので効果的です。

オススメの資材があります!

「エクストラ・アイアン(6-0-0)」です!

崩れたP/Nバランスを

鉄とともに吸収するNで整え

黄化・白化を早期回復させる事ができます。

また

「デ・サッチャー(15-0-0)」も効果的です。

*徒長リスクのない超緩効性チッソ(85%緩効性)でP/Nバランスを回復

*善玉菌3種と酵素3種の投入で良性菌の活性代謝を向上

*古根茎を分解し、三相バランスを確立・持続

を同時に行い

黄化・白化の早期回復にも実績のある資材です!

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 


播種、はりかえに最適な資材

2017-09-17 15:58:30 | 芝草「張り芝」にオススメの資材

この夏は

7月は

全国的に乾燥と強烈な高温。

8月は

東日本では

約3週間にわたる雨天・曇天による日照不足で活性が低下し、

炭疽病や細菌病が侵入し、

8月24~25日の急な晴天高温で、一気にターフは衰弱。

西日本では

7月以降、8月も高温が続き、

撥水乾燥部分へのリングの侵入、

透水性の悪い箇所でのウエットウイルト

等の状況が多く見られました。

 72候 9月2日ごろは

「禾乃登(こくものすなわちみのる)」<イネの実る頃>

とあるように、

この時期はイネ科植物の成長が充実してくる季節となりました!

この時期、夏越しのダメージ部分に

播種や張替えを計画されているコースも多いと思います。

オススメの資材があります!

インターシード(播種)や貼り芝の早期活着には

「エッセンシャル・プラス」「ミスト9号(8-32-5)」です!

「エッセンシャル・プラス」

発芽・発根促進に

定評のあるアミノ酸系資材です。

 オーキシン様物質(ケルプ抽出物由来)や

ジベレリン酸を含有しています。

主成分
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6
です。

「ミスト9号(8-32-5)」

50%の緩効性窒素と共に、

土壌にとどまったリン酸も

無駄なく吸収する

発芽・発根を加速すると好評のリン肥です。

播種後の病害抑制や発芽率アップには

「コンパニオン」+ 殺菌剤(タチガレン等)です!

「コンパニオン」が含有する ”バチルス・ズブチリスGB03”

土壌内の菌態活性バランス(B/Fバランス)を整え、

土壌内の病害の菌核を破壊する”良性菌”です。

←バチルスGB03の保護膜が病害の侵入を抑制。

是非お試し下さい!

(^。^)

 

 


秋の霖(ながあめ)、台風の影響を考える。

2017-09-17 15:05:10 | 「台風や塩害」にオススメの資材

72候 8月28日は「天地始粛(てんちはじめてしゅくす)」

<ようやく暑さが鎮まる頃>

近頃は、かなり涼しい日が多くなってきました!

しかし、九月中は

まだ秋特有の秋晴れにはほど遠く、

天気は思ったほど晴れないと言います。

特に東日本では

8月下旬から10月10日前後までは

秋雨前線の影響を受け、雨が3~4日続く事があります。

秋の長雨。

”あめかんむり”に 林と書いて「霖」

(音読み:リン、訓読み:ながあめ)。

古い日本の言葉で この秋の長雨を

「秋霖(しゅうりん)」というそうです。

また、9月までは台風の発生、上陸も多く

台風が秋雨前線と重なると

記録的な大雨をもたらす事があります。

 

グリーン面においては、

この秋の長雨や台風による日照不足の影響に負けずに

秋の新根新芽の成長を促し、

張替え、播種などを成功させ、

夏のダメージをいち早く回復し、

9月下旬~10月上旬には

更新作業できるまでの状態へもってゆきたい時期ですね!

秋の長雨、台風の影響で

日照不足しがちなこの時期に オススメの資材があります!

「グルタミン酸」と「核酸」を主成分とする

 「ターフバイタル・プロ」です。

 

 植物は通常、光合成で 炭酸同化作用し、タンパク質合成を行い、

細胞を成長、活性を持続しています。

「グルタミン酸」は

日照不足で光合成が鈍った場合に 

ターフが直接摂取する事で

タンパク質合成を代行し、活性を回復・持続できるんです!

←「グルタミン酸」が炭酸同化作用を代行する

 トップアスリートが 

 疲労回復、筋肉痛解消に「アミノバイタル」(味の素)を

 使用するメカニズムとほぼ同じです。

また「核酸」は根の細胞分裂を刺激するので、

 グリーン面の 発芽・発根で回復をはかりたい 

この時期にたいへん効果的です!

←「核酸」が根毛と根量を増やす!

 ◆

よろしくお願いします!

 (^。^)

 

 

 

 


「濃い水は根の水を引っ張る?」夏越しダメージの早期回復。

2017-09-04 21:09:28 | 芝草「秋」にオススメの資材

72候 9月2日は「禾乃登(こくものすなわちみのる)」

<稲が実る頃>

24節気 9月8日頃は「白露」

<大気が冷えてきて、露ができはじめる頃>

だそうで、

だいぶ気温も下がり、

ベントグラスの生育にとって最適な頃となってきました。

できるだけ早く夏越しのダメージ部分を回復させ

秋のエアレーションや固形肥料の施肥へと

進めたいところです。

しかし、

72候 9月23日「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」

<雷が鳴り響かなくなる頃>

までは大気の状態も安定せず、

過去の9月を振り返ると

日中の気温上昇もあれば、台風もある、

秋雨による日照不足もありうる。。。

9月の気候は油断できませんね!

NHKの「夏休み子供電話相談室」

植物学の先生が

「濃い水は根の水を引っ張り、植物を枯らす事がある。」

と話していました。

分子密度の高い方へ水分は引っ張られると言うのです。

塩害、濃度障害なども同じ理由だそうです。

まだまだ日中温度が高いこの時期には

薄目の液肥を少量多回数で散布した方が

水分も肥料成分もターフが吸収しやすいのではないでしょうか。

少量多回数で

夏越しのダメージ部分(芽数減少や根あがり)を回復する上で、

オススメの資材が

 「ブランZ(10-6-5)」です。

 主な成分とその効能です。

 ・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%

 →「徒長」などのリスクが少ないN(窒素源)でダメージを回復

 ・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%

 →根あがりを回復し、秋の新根発根を促進

 ・カリウムを5%

 →気候不順の中、ターフのこしをしっかりさせます。

 ・芽数を回復させるエッセンシャルプラスを20%

 →新根、新芽の成長を促すアミノ酸+ビタミン。

 夏越しで消耗した貯蔵糖分を補給する糖類。根の成長を促進するケルプ(オーキシン様物質)。

 などをバランス良く配合

  ・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素

 →雑菌、細菌の繁殖を抑制でき、ターフの代謝を促進する微量要素です。

  

 是非お試し下さい!

 よろしくお願いします!

 (^。^)

 

 

 

 

 


急に秋!?天地始粛。「ブランX」の初秋バージョン。

2017-09-03 10:21:39 | 芝草「秋」にオススメの資材

72候で

8月28日「天地始粛(てんちはじめてしゅくす)」

<ようやく暑さが鎮まる頃>

とはよくいったもので、

8月24日、25日の強烈な暑さの後は

8月29日頃からは

秋空が広がり、一気に秋めいてきました。

まずは、夏越しのダメージ部分を回復させたいところです。

関東地方では

7月の乾燥以降、8月の日照不足、

ターフの活性鈍化で、

菌態活性バランスを崩し、

炭疽、細菌病の侵入も多く見られました。

一方で、

中部、近畿地方では

7月のドライ、リングで乾燥・撥水した部分が、

三相バランスを崩し、

8月の強烈な暑さと湿度で

芽数が落ち込むケースが多く見られました。

次に、新根成長のための環境確保と施肥ですね。

次にムクなどでエアレーション(ガス抜き)し、

新根茎成長のための三相バランスを整え、

液体肥料などで、新根成長のきっかけをつくり、

吸肥が確認できてからは 固形肥料で

一気に根数の回復→芽数の充実へと

つなげていきたいところです。

オススメの資材があります!

「ブランXエックス」初秋バージョンです!

この資材は

春からの古茎根を分解し、新根茎成長の三相を確保する

「デ・サッチャー」が1/3

カルシウムや鉄と吸着している不可吸態のリン酸を

開放し、施肥の”くいつき”を向上させる

「フルボ酸9%」を1/3

 資材を表層全体へ到達させる天然の肥効の長い浸透剤

「ハイドロマックス」を1/3

 ブレンドした資材です。

 

←高品質!北米のレオナルダイト層から採取。

「フルボ酸9%」の成分は

 フルボ酸(天然レオナルダイト由来)9.0%

 ユッカシジゲラ抽出物(浸透資材)5.0%

 です。

 フルボ酸は

 古い地層である北米のレオナルダイト層から採取した

 高品質のフミン酸を

 さらにもう一段階精製した

 たいへん分解能力にすぐれた資材です。

←「フミン酸」をもう1段階精製した「フルボ酸」

 土壌内でカルシウムや鉄と吸着残留しているリン酸を開放し、

 施肥したリン酸を有効に秋の新根・新芽の成長に繋げます。

 

 「デ・サッチャー」の成分は 

 表層の古茎根を分解し、表層透水性を向上します。

秋の新根茎成長のための三相バランスを確保します。

 「ハイドロ・マックス」の成分は

 資材を表層全体へ到達させます。

また三相バランスを持続し、

天然の”ユッカシジゲラ”由来の湿潤成分が

 ターフに必要最低限度の液相を10~14日間持続します。

 ↑ 青:液相 赤:「ブランXエックス」フミン酸成分 白:気相 茶:床土粒子

 

 是非、試してみて下さい!

 (^。^)