【初夏・仲夏】5月のオススメ資材【スポーツターフ】 2024-04-22 20:22:55 | この時期のオススメ資材 初夏 立夏(5月5日)から仲夏 芒種(6月6日)頃のオススメ資材をご案内します。↓5月のオススメ資材PDFこの時期はベントグリーンの生長期。新根茎が、ぐいぐい伸長する時期でもあり、その分、古茎根が枯死し、サッチ(ルートマット)が表層に溜まりやすい時期でもあります。☆この時期のコース管理上の主な課題とオススメ資材です。①高温乾燥、ドライ対策乾燥対策には、「トータルパック」がオススメです。菌根菌が根茎周囲の潤いを持続します。ドライ処理、撥水部位改善や表層透水性の向上には「バイオエアレーション」WSがオススメです。クリソスポリウム菌+バチルス菌がエアレーションに負けない位表層の土壌三相バランスを整えてくれます。②「夏越し」のための根量充実この時期から梅雨明けまでに「夏越し」に必要な根量を充実させたい時期です。根量=保水力。「ルートエクセル」はオーキシン+サイトカイニンの働きで短期間に根数、芽数を充実する効果的な資材です。③ターフクオリテイサッチングや薄目砂と相乗効果が高いNPKが「ミスト12号(3-18-18)」です。よこ根によるコンパクションが充実します。「グリーン・スピードSi」は徒長を抑制し、ボールの転がりを向上させる効果が高くトーナメントコースでも人気の資材です。(↓)以上です。詳しくは下記PDFをご覧ください!5月のオススメ資材PDF(株式会社サバンナブラン/スポーツターフ事業部)
【GWからの乾燥ドライ対策に!】季節のカクテル「ブランXエックス」【季節のオススメ資材】 2024-04-18 09:42:40 | 芝草「春」にオススメの資材 カスタム資材「ブランXエックス」は季節のカクテルです。グリーンキーパー様の課題、季節や状況に合わせてハウスブレンドして出荷するオーダーメイドの資材です。☆24節季で5月5日は「立夏」例年、この時期はゴールデンウイーク前後の気温上昇と晴天、来場数増加のプレーヤーの踏圧でグリーン面は乾燥し、ドライスポットが出現しやすくなる季節です。なるべく早く、ドライ処理をしなければ、この先の「夏越し」時期にピシウムや炭疽病の侵入しやすい部位になってしまい、厄介です。☆そんな時期の乾燥抑制、ドライ処理に効果的なのが「ブランXエックス」(初夏バージョン)です!ブレンド内容は「デ・サッチャーII」を1/2 +「ハイドロマックス」1/2です。「ブランXエックス」(初夏バージョン)PDF「デ・サッチャーII」のクリソスポリウム菌が砂の表面で撥水の原因となっている有機残渣を引きはがします。「ハイドロマックス」は天然由来の浸透湿潤剤で表層の潤いをケミカル浸透剤よりも長く持続させます。しつこいドライの箇所には、写真のように、ホールカッターで表層を抜いて200~300倍に希釈した「ブランXエックス」(初夏バージョン)を注入後、水がひくのを待って埋め戻すと、、、その後、全く乾燥しなくなったお客様もいらっしゃいます!☆「ブランXエックス」はキーパー様に人気のある微生物資材と微生物のエサ、浸透剤である5資材の中から選べます。混合割合もお客様のお好み!のカスタムブレンド資材です。・「デ・サッチャーII」たいへん人気のある分解系微生物資材です。バチルス菌が古茎根を分解し、透水性向上。クリソスポリウム菌が有機残渣を分解分離。トリコデルマー菌が病害抵抗性を向上。・「エッセンシャル・プラス」根数、芽数を増加させる微生物のエサです。アミノ酸、フミン酸、ケルプ、ビタミンをバランス良く含有しています。・「リストア・プラス」寒冷時期でも作用する微生物のエサです。アミノ酸、フミン酸、酵母菌が主成分。貯蔵糖分を充実させるので霜害、凍害からターフを守ります。「冬越し」時期の固結緩和、擦り切れ抑制にも好評です。↑11月~2月まで「リストアプラス」を施用したグリーン面。2月の降雪直後の状況。・「フルボ酸9%」北米の太古の地層からとりだすレオナルダイトから抽出した天然由来の腐植です。土壌内をすっきりさせ、肥料のくいつきを向上させます。「フルボ酸」は土壌内に鉄やカルシウムなどと吸着したリン酸を開放します。↑太古の地層「レオナルダイト」・「ハイドロ・マックス」(浸透剤)北米大陸の原生するユッカシジゲラの抽出した天然由来の浸透湿潤資材です。ケミカル浸透剤よりも長い時間表層土壌とターフを乾燥から守ります。(お断り)ご注文いただいてから調合するのでご注文日以後、出荷まで3~4日かかります。↑サバンナブラン資材調合施設(2023年新設)詳しくは、弊社及び特約代理店営業マンまでお問い合わせください!(株式会社サバンナブラン/スポーツターフ事業部)
【堆肥の底力!】バイオエアレーションは堆肥でさらなる効果?!【化成肥料削減!】 2024-04-12 12:12:38 | バイオエアレーション~更新作業する微生物~ 「ヤギさん除草隊」岐阜県美濃加茂市で、ヤギが雑草を除草する活動が重宝されているそうです!ヤギが雑草の新芽を食べることで、人の代わりに除草をしているのです。 「ヤギさん除草隊」は、雑草を食べたらお腹で消化してくれるので、コストはヒトの3分の2ほどに抑えられるといいます。 美濃加茂市から委託を受けた業者さんが2011年から活動しているそうです。踏みつけられて細かくなった枯れ葉などが土壌に吸収され、良い環境の土が育っているそうです。人にも環境にも優しい「ヤギさん除草隊」素晴らしい、取り組みですね!☆ヤギだけでなく、馬糞や牛糞などを活用したたい肥をゴルフコースや農業に使われてるお客様は是非、「バイオエアレーション」を試してみて欲しいです!草食動物のフンの中には繊維質を分解する「セルラーゼ」という分解酵素が大量に含まています。「草食動物のフン由来の堆肥」+「バイオエアレーションWS」はかなり、有機残渣分解力=エアレーション効果の高い組み合わせといえます!「バイオエアレーションWS」の主成分であるクリソスポリウム菌は繊維質を分解するのが得意です!米国ダグラスプラントヘルス社の圃場にある飼料用トウモロコシ畑の残渣、、、、「バイオエアレーションWS」を施用して3か月後にはほとんど分解し↓さらに3か月後には立派な腐植たい肥になっています!↓たい肥散布後の「悪臭」にも「バイオエアレーション」は強い味方です!「バイオエアレーションWS」に含まれるバチルス菌は、動物性堆肥をより完熟化させ、糞のニオイの原因成分であるスカトロール(中性脂肪酸)を分解・消臭する効果があります。半熟↓完熟「バイオエアレーションSP1」主成分「ヒューマス」(腐植酸)は堆肥に含まれる糞尿のにおいの原因成分であるアンモニア(NH3)を→ 水(H2O)と窒素(N2)へと無害・無臭に分解します。「たい肥」が匂わなくなり、さらに土壌を元気にするのが、「バイオエアレーション」なのです!バイオエアレーション解説是非、お試しください!(株式会社サバンナブラン/スポーツターフ事業部)
【春の】根っこ番長!?新資材「ルートエクセル」【オススメ資材】 2024-04-08 11:58:07 | 芝草「春」にオススメの資材 東日本でも桜は満開。東京、上野公園の桜も満開です!24節季で4月5日は「清明」万物がすがすがしく明るく美しい頃です。グリーン面でも春の新芽が動き出し、春の更新作業をされているコースも多くみられます。ただ、「菜種梅雨」や「花冷え」などの言葉が昔からあるように、桜の咲く頃の気温や日照は不安定です。☆そんな時期に新根の成長を 著しく刺激して、「根数」「芽数」を増やし、更新作業の穴をすばやく閉じる資材がこの春、新発売になった「ルート・エクセル」です。「ルート・エクセル」はまさに、「根っこ番長!?」根の量を短期間に30%~50%増加させる効能があるといいます。↑ (左)無施肥(右)「ルートエクセル」施肥「ルートエクセル」は雨の多いこの季節でも流亡しにくく、肥効が長い。↑施用1週間後の比較上が「ルートエクセル」散布下が未散布(神奈川県山間部のお客様のコースでの状況。3月の施用)☆「ルートエクセル」の主成分はバチルス菌、菌根菌、とインドール3酪酸(成長ホルモン)です。バチルス菌は根を探し、コロニー(巣)を根の周囲につくります。これが「お家」の役割。その「お家」の中で菌根菌が 保水力、保肥力を発揮します。これが「エアコン」の役割そのエアコンの効いた、お家の中で主成分である成長ホルモンのインドール3酪酸(IBA)とサイトカイニン(カイネチン)がしっかり新根を成長させます。☆「ルートエクセル」を施用して10日後、(グリーン面は)ホールカッターを咥える程、表層に新根が充実したよ!とかよこ根のコンパクションが、ハンパなくて、ピッチマークがほどんど目立たなくなったよ!というお客様の声も聞きました。春の新根づくりに、更新後のクオリティの充実に、「ルートエクセル」是非、お試しください!(株式会社サバンナブラン/スポーツターフ事業部)