「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
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オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

ことわざ「梅の花が上を向いて咲く年は遅霜」

2016-02-27 11:08:34 | (資材)日照不足に「ターフバイタルプロ」

NHKラジオの気象予報士さんが

気になる事を言っていました。

「梅の花が上を向いて咲く年は遅霜」

梅の咲く頃、晴天が多い年

つまり放射冷却現象が多い年は

遅霜に注意との事です。

2016年の梅の開花状況は 例年より2週間程早めでした。

 気象庁 ウメ開花状況 → http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/phn_000.html

みなさんの地域の梅は 上向きですか?下向きですか?
 

 

ちなみに

「下向きに咲く年は大雨に注意」

だそうです。

雨で花粉が流亡しないように

梅の花弁が下を向くそうです。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

コーライ芝の 

遅霜対策・黄化抑制にも、

ベントグリーン

気候不順・日照不足(光合成不足)による活性鈍化対策にも

おすすめの資材は

「グルタミン酸」と「核酸」を主成分とする

「ターフバイタル・プロ」味の素(株)です。

 

〇「グルタミン酸」を吸収した植物細胞は

 乾燥・凍結しにくいので

 遅霜によるダメージ抑制、コーライ芝の黄化対策にもなります。

 

 〇 植物は通常、

光合成で 炭酸同化作用するか、

窒素成分を吸収し窒素同化作用し、

タンパク質合成を行い、細胞を成長させます。

「グルタミン酸

日照不足で光合成が鈍ったり、寒くて窒素吸肥が鈍る場合に

直接摂取する事でタンパク質合成を代行できるんです!

トップアスリートが 

疲労回復、筋肉痛解消に「アミノバイタル」(味の素)を

使用するメカニズムとほぼ同じです。

〇核酸

また「核酸」は根の細胞分裂を刺激するので、

新根の成長するこの時期

(生殖成長が栄養成長よりも優先する時期)

に最高です!

是非試してみて下さい!

よろしくお願いします!(^^)


雪がないのに雪腐病!?早春の冷たい雨に。

2016-02-27 08:31:16 | 芝草「春」にオススメの資材

 2月中旬に春一番が吹いて、

日ごとに暖かくなってきました!

気象庁予報によれば、全国的に

3月の気候は気温やや高め、降雨量はやや多め」

ということです。

ただ、この先、

暫くは気候不順で、日照不足、冷たい雨の降る事もあります。

ターフの活性を鈍らせる「冷たい雨」は厄介ですね!

2月後半になって

雪深い地域でない 複数のお客様から

「いつもは見たことがないのに、雪腐れがでたよ!」と伺いました。

 

降雪地域で雪解け後に見られる

雪腐褐色小粒菌核病や

雪腐黒色小粒菌核病は 根雪の日数を必要としますが

紅色雪腐病(= フザリウムパッチ)

発病に雪は不要で、雪に覆われてなくても発病するらしいのです!

パッチの色彩は土壌水分によって変化し、

最初はピンク色ですが時間が経つと白色に変化していきます。

紅色雪腐病の好適温度は16℃以下で、

雪解け後などの過湿土壌・酸欠気味の土壌

霧や冷たい雨が続き、0-8℃の曇天であると発生が激しくなり、

サッチが多くマット気味な部分に被害が多いらしいのです!

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ということは、

このフザリウムが出た部位(コロニー)は

不透水気味で、

菌態バランスが

春先で、充分に整っていないのかもしれません。

このようなコロニーは

この先 

5月のドライ、7月のピシウム、8月の炭疽病などに

侵され易いと思うので、

早めに床体質を改善しておきたいところです。

おすすめの資材は

「コンパニオン(2-3-2)」です。

 

主成分の バチルス・ズブチリスGB03 

・土壌内のサッチ・有機残渣、を分解し、

表層透水性を向上させます。

・自ら生成する抗生物質「アイトリン」により

「フザリウム」等病原菌の菌核を破壊します。

・施肥後、根茎周囲に群生し、

筒状のシールド(保護膜)を形成し、根茎を守ります。

・自らオーキシン様物質を生成。根の発達を刺激します。

・ケミカル殺菌剤と混合使用する事により、

ケミカル殺菌剤の効きが良くなると同時に 

病害が耐性を獲得する事を抑制します

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

さらに

季節の変わり目のこの時期は

病害の侵入・拡大を抑制する硫酸銅を含む

鉄系微量養素「スーパーコンバット(5-0-0)」

春先のターフの活性代謝を向上させるのも効果的ですね!

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

よろしくお願いします!

(^^)

 

 

 

 


「24節季72候」とグリーンの年間テーマ

2016-02-20 11:19:50 | 芝草「年間の肥培計画」に

最近は

地球温暖化 や 異常気象 という言葉をよく聞きます。

とても 気象の流れは予想しにくく、

グリーン面

次から次へと 様々な過酷な状況に直面し、

次の一手に迷う事も多くあると思います。

江戸時代に 旧暦24節気をさらに細かく区切り、 

農業の生産性向上のために整理されたといわれる

72候参考URL: http://www.nnh.to/yomikata/72kou.html

<太陽と地球の角度(15°)x24節気=360° / 太陽と地球の角度(5°)x72候=360°>

を読んで行くと

肥培管理・施薬・更新作業・水管理にとってのヒント

が見えてくるような気がしました!

季節別のグリーン面のテーマ と 

気になる72候の言葉は

1)春のテーマ「根」をつくる(活性)(2/4~3/31ごろ)

  

 2月4日ごろ「東風解凍」 (とうふうこおりをとく)

 2月19日ごろ「土脈潤起」 (つちのしょううるおいおこる)

 3月1日ごろ「草木萌動」 (そうもくめばえいずる)

2)表層透水性を確保する(更新作業)(4/1~6/10ごろ)

 

 4月25日ごろ「霜止出苗」 (しもやみてなえいずる)

 5月15日ごろ「竹笋生」 (たけのこしょうず)

3)高温多湿系の病害を抑える(施薬)(6/11~8/3ごろ)

  

 6月11日ごろ「腐草為蛍」 (ふそうほたるとなる)

 7月29日ごろ「土潤辱暑」 (つちうるおいてじょくしょす)

 8月3日ごろ「大雨時行」 (たいうときどきおこなう)

4)乾燥を抑える(水管理)(8/7~9/20ごろ)

  

 8月7日ごろ「涼風至」 (りょうふういたる)

 8月13日ごろ「寒蝉鳴」 (ひぐらしなく)

5)晩秋施肥(9/下旬~11/12ごろ)

   

 10月23日ごろ「霜始降」 (しもはじめてふる)

 11月12日ごろ「地始凍」 (ちはじめてこおる)

です。

よろしくお願いします!

(^。^)


24節季72候と「春」のテーマ

2016-02-20 10:07:55 | 芝草「春」にオススメの資材

 春のテーマ「根」をつくる

旧暦の「春」は

立春(2月4日)から「穀雨」(4月20日)です。

この時期は 

”夏越し”まで見据えた 

”根数・根量”のきっかけ をつくりたいところです。

◆ 2月4日ごろ 立春初候「東風解凍」(とうふうこおりをとく)

 

 それまでの北、あるいは北西方向の風にかわり、

 時折、東、あるいは南東方向からの風が吹くこの頃

 土壌の凍結固結は少し緩み白根の発根が活発になりはじめます。

◆ 2月19日ごろ 雨水初候「土脈潤起」(つちのしょううるおいおこる)

 

 ひと雨ごとに土壌の固結は緩みよこ根の発根が旺盛になります。

 よこ根→たて根、根の成長→芽の成長 と進み、

◆ 3月1日ごろ 雨水末候「草木萌動」(そうもくめばえいずる)

 

 よこ根の張りも見られ、グリーン面の芽数も整ってゆく頃です。

 この先の サッチングや更新作業と ともに

 根数が芽数につながり、

 転がりの良いターフクオリテイを生み出します!

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

この頃のおすすめの資材

としては

雨水の雨を利用して 

根茎周囲の菌態活性を向上させると共に

新根茎成長の為の三相バランスを整えるような資材 

「リストア・プラス」

「エッセンシャル・プラス」

がおすすめです。

よろしくお願いします! (^。^)


「春一番」~「桜開花」 コーライの立ち上げに「バイオ 8-0-9」

2016-02-14 12:24:26 | (資材)パワフルな分解資材「バイオ8-0-9」

「春一番」が吹く「雨水」の頃から

気温地温も徐々に高くなり、

降雨ごとに土壌の固結も緩んできます

この先、 「桜開花」の頃まで 

コーライ芝の立ち上げに最適な資材

「バイオ 8-0-9」です。

  

主な成分

 古茎根、サッチを分解する バチルスが2種類

 低温下でも食いつくように 酵母を含有

 空相確保・持続するフミン酸

 ランナー成長を促進するアミノ酸

 根茎周囲の透水性と潤い を持続するために

 ユッカシジゲラ抽出物を含有しています。

 

この資材の働きは

バチルスが分解した古茎根やサッチ

酵母が糖質に変換し、

ランナー成長エネルギーとして使います。

余った糖質はしっかりランナーに貯蔵します。

糖質を含有した植物細胞は

乾燥しにくく、凍りにくいので

3月下旬~4月上旬に心配 

遅霜対策としても

たいへん有効な資材です!

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇  

もちろん

バジカル等の更新作業と併行すれば さらに効果的です。

下葉を代謝させ、ランナーに日照をあてる鉄系資材

「エクストラアイアン(6-0-0)」

ランナー成長を促し、発色を持続する硫安系メチレン尿素

「ミスト11号(22-0-0)」

との混合施肥も たいへんおすすめです!

よろしくお願いします!

(^^)

 


「春一番」ふきました!

2016-02-14 11:47:40 | 芝草「春」にオススメの資材

2月14日

関東地方でも強い南風が吹き、気象庁は「春一番」を発表しました。

ここ数日は 気温の高い日もあり、いよいよ春がやってきました!

旧暦24節気でいえば、今、暦は「雨水」。

「雨水」の雨は 植物にとって「スタート」の雨。

冬の土壌の固結・乾燥を緩め

潤いと空相をもたらし、

ターフを一気に春へと導きます。

ベント芝(グリーン)では 

よこ根→たて根 と旺盛に新根が成長し、

コーライ芝(フェアウエイ、テイー)

桜が開花する3月下旬にかけて ゆっくり立ち上がってゆきます。

 

 

 

 いよいよですね! (^。^)

 

 

 

 

 

 


今年の春はどんな春?その2 「3月の日照不足対策」

2016-02-07 12:57:32 | (資材)日照不足に「ターフバイタルプロ」

気象庁の3ヶ月予想によれば

3月

太平洋側では関東、中部、近畿地方ともに、

気温平年並み、雨多めです。

気象庁→ http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/pdf/pdf3/001.pdf

気になるのは

2月下旬~3月の 雨天時の日照不足です。

2月下旬~3月の日照不足や低気温は、

バジカルや 鉄系資材 などで

活性を向上させた後の、

コーライ芝の初期生育に大きな影響を与えるからです。

何らか対策をしたいところです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

おすすめの資材は

「グルタミン酸」を主成分とする

「ターフバイタル・プロ」味の素(株)です。

 

植物は

光合成で 炭酸同化作用するか、

窒素成分を吸収して タンパク質合成を行い、細胞を成長させます。

「グルタミン酸

日照不足で光合成が鈍ったり、

低温で窒素吸肥が鈍ったりした場合に

直接吸収する事でタンパク質合成を代行できるんです!

アスリートが 疲労回復に

「アミノバイタル」を使う仕組みを応用して、

味の素(株)さんに 作ってもらった資材なんです!

しかも

「グルタミン酸」を吸収した植物細胞は

乾燥・凍結しにくいので

3月下旬~4月上旬に 心配な

遅霜によるダメージへの防御にもなりますね!

 

是非試してみて下さい!

よろしくお願いします!(^^)


「東風」吹きました!今年はどんな春?その1

2016-02-07 11:27:06 | 芝草「春」にオススメの資材

2月4日に関東地方では

日中、南東方向からの風が吹きました!

皆さんの地域では如何でしたか?

24節気72候「東風解凍(とうふうこおりをとく)」

24節気参考URL→http://www.nnh.to/yomikata/72kou.html

 

 なぜ、この時期に 東風がふくのでしょうか?

それは日本列島に雨を降らせる低気圧が関係しているらしいのです。

春、日本近辺を温帯低気圧が通るとき

図のように風が回り、

南東から温かく湿った空気を引き込みます

これが、「東風解凍(とうふうこおりをとく)」の東風です。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

東~南東からの風が

土壌の凍結固結を緩め始める頃、

ベントグリーンでは地下部の動き(よこ根)が始まります。

この後、

来週以降、2月中旬頃に降る雨、

24節気「雨水」の雨は ベントにとって始動の雨。

ひと雨ごとに、

固結乾燥した冬越しの表層に 

空相と潤いをもたらし、

2月の気温はやや高めで推移するので

グリーン面では 

順調に、よこ根→たて根→根の成長 と進み、

3月上旬の芽出しに向かうと思われます。

(^^)

 


立春。 2つの雨

2016-02-03 09:17:54 | 芝草「春」にオススメの資材

立春。

いよいよ 春のスタートですね!

旧暦24節季の 春には2つの雨があるんです。

2月19日の「雨水」 と 4月20日の「穀雨」 です。

スポーツターフを含め、全ての植物は 生きてゆく上で、 

雨(水)、太陽(光合成)、空気(空相)が 

バランス良く必要なのですが、

2月19日の「雨水」の雨で 

ベント芝はスタートを切り、

4月20日の「穀雨」の雨で 

コーライ芝はスタートを切るように 思うんです。

24節気72候の 雨水初候(2月19日ごろ)の言葉

土脈潤起(つちのしょううるおいおこる)とあります。

意味は「雨が降って、土が湿り気を含む」です。

2月中旬頃に降る雨が 

(今年は暖冬なので2月上旬の雨がこの役割かも?!)

固結乾燥した冬越しの表層に

空相と潤いをもたらし

グリーン面では 

よこ根→たて根→根の成長 と進み、

3月上旬の芽出しに向かうと思うんです。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

この時期の

グリーン面のおすすめ資材としては

グロース社の「フルボ酸9%」です!

主成分

フルボ酸(天然レオナルダイト由来)9.0%

天然ユッカシジゲラ抽出 浸透湿潤成分 5.0%

Lアミノ酸 0.25%

ケルプ抽出物 0.01%

ジベレリン酸 0.001%

空相を確保・持続し

新根茎周囲の残留を分解・キレートするのが

「フミン酸」等の「腐植物質」なのですが、

中でもフミン酸をさらに精製したフルボ酸

根茎周囲の空相を確保・持続するだけでなく、

鉄やカルシウムなどの金属残留をキレートする力が強く、

金属系微量要素残留と吸着したリン酸を開放し、

その後の吸肥機能が向上します。

グロース社の「フルボ酸」

クオリテイの高い歴史の古い地層である

北米のレオナルダイト層を原材料としています。

←北米のレオナルダイト層

植物が必要なだけの「潤い」を持続できるように

天然のユッカシジゲラから抽出した浸透成分も含むので

←北南米大陸に自生する「ユッカシジゲラ」

まさに「土脈(どみゃく)潤いを起こす」資材といえますね。

よろしくお願いします。