72候で11月7日は
「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」とあり、
これからは紅葉の時期です。
ターフは「冬越し」や「来春の芽出し」に必要な
”貯蔵糖分(フルクタン)”を蓄える時期となりました。
朝方の最低気温が8~9℃以下に下がると
紅葉しはじめると言われています。
関東、中部、近畿の太平洋沿岸は 11月10日~20日頃が
モミジの紅葉前線の到来と言われています。
一旦、しっかりターフクオリテイをつくって、
その後は、
晩秋施肥でしっかり食わせたい時期です。
◇
72候で11月12日は
「地始凍(ちはじめてこおる)」とあり、
11月中旬から12月上旬の初霜時期は
ぐっと気温・地温も下がって行く時期です。
この頃から見られる
表層土壌の固結乾燥は
12~2月の擦り切れ、乾燥害・凍害の原因となるので
注意したいところです。
◇
72候で12月7日は
「閉塞成冬(へいそくしてふゆとなる)」
とあり、
<天地の気がふさがって(寒く乾燥して)冬本番となる>という意味で
このあたりで「初霜」もあり
ここから先はターフの動きも緩やかになり
いわゆる「冬越し」のはじまりです。
◆ ◆ ◆
今から初霜までの30~40日間に
「つくって、食わせて、冬支度する」上で
効果的な資材をご案内します。
1)つくる資材
寒冷期、
良性菌の活性を緩やかに向上させ、
他資材との相乗効果を生み出し
根数、芽数を充実させる資材は
”鉄+こうぼ+アミノ酸+フミン酸”の
「リストア・プラス(3-0-2)」です。
2)食わせるための資材
ターフは下葉を裁かれると、
さらに分げつしようとして、
肥料に食いつく性質を持ちます。
液体による”サッチング”的資材が
「エクストラ・アイアン(6-0-0)」です。
”鉄+硫黄”で
下葉が代謝され、しっかり施肥に食いつきます。
3)「冬支度」「冬越し」に定評のある資材
★寒冷期でも残留を分解し、
糖分に変換し、貯蔵糖分として蓄えるのが
「リストア・プラス(3-0-2)」です。
★100%天然の浸透資材で
ユッカジジゲラ由来のステロイドサポニンとフミン酸が
表層の固結乾燥を抑制し、理想的な三相バランスを持続するのが
「ハイドロ・マックス」です。
★”グルタミン酸”が
短くなる日照時間を補い
タンパク質合成を補う資材です。
また、”グルタミン酸”を吸収した植物細胞は
乾燥しにくく、凍りにくい事が知られています。
冬期の乾燥害・凍害を軽減するのが
「ターフバイタル・プロ」です。
(*テイーグラウンドの冬越しにもオススメです。)
★細胞を強化し、
冬の擦り切れを抑制すると共に
養分の貯蔵を促進するのが
「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。
★”鉄+尿素”で
冬期の発色持続、光合成促進に定評のあるのが
「アイアン・マックス(15-0-0)」です。
◆
以上です。
よろしくお願いします!
(*´∀`*)