「拝啓、グリーンキーパー様 !」

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オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

下仁田ネギはなぜ旨い?!ターフの冬越し準備。

2017-10-29 11:23:58 | 芝草「秋」にオススメの資材

富士山が冠雪しました。冬の気配を感じる頃となりました

11月7日は24節気「立冬」(冬の気配が現れてくる頃)

72候でいえば、11月12日「地始凍(ちはじめてこおる)」

(大地が凍り始める頃)とあります。

寒くなってくると「鍋物」の旨い季節です!

「鍋」に「ネギ」は欠かせません。

「ネギ」といえば「下仁田ネギ」。

下仁田ネギは

何故あんなに旨いのでしょうか?

冬の間、ネギはその茎の下の白い部分に貯蔵糖分を蓄え、冬越しします。

植物細胞は糖分を蓄えれば蓄えるほど、

乾燥しにくく、凍りにくいのです。

特に下仁田ネギはその白い部分が太く、

みずみずしさと甘味が他のネギより際立っています。

 

 糖分を蓄え、しっとりとした甘味が旨い

 サツマイモも同様ですね!

それゆえに

西高東低の冬型の気圧配置で

寒く乾燥した関東の冬に

「下仁田ネギ」や「焼き芋」は旨いのだと思います。

 

スポーツターフも「冬越し」の準備の季節です。

グリーン面もテイーグラウンドも

冬の間の「乾燥害」「霜害」「凍害」「擦り切れ」

負けないように、

また、来春の芽出し順調に始まるように、したいところです。

11月~2月の期間は

固い床土は地温があがりにくくなるので、

表層の固結乾燥に気をつけた三相バランスの管理を。

ターフは乾燥や凍結すると、擦り切れやすいので

貯蔵糖分を充実させ、乾燥しにくく、凍りにくいターフ

になるような、晩秋施肥以降の肥培管理を

心がけてゆきたいところですね。

オススメの資材をご案内します!

 ☆寒冷期の表層凍結抑制と貯蔵糖分の充実には

「リストア・プラス(3-0-2)」

 寒冷期でも菌態活性を緩やかに活性向上し、土壌の固結・凍結を緩和します。

 残留を分解し、糖質に変換し、貯蔵糖分として蓄えるので

 ターフが乾燥・凍結しにくくなる資材です。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 ☆日照の不足する時期の活性持続、

乾燥霜害、擦切れ抑制には「ターフバイタル・プロ」

 糖分だけでなく

ターフバイタルに含まれる「グルタミン酸」を吸収したターフは乾燥・凍結しにくいので

 グリーンのベント芝のみならず、

 休眠前のコーライ芝(テイーグラウンド)にもおすすめです。

 また「グルタミン酸」は光合成の代わりに

タンパク質合成するので

 日照時間が短い季節のターフの活性向上には最高です。

☆冬のドライの抑制には「ハイドロ・マックス」

 100%天然の浸透資材で、理想的な三相バランスを持続します。

 含有するフミン酸表層土壌の気相を保持し、

 ユッカシジゲラの湿潤成分

 ターフに必要な最低限の液相を持続する能力に優れます。

 秋冬のドライを抑制する資材としてたいへん定評があります。

←フミン酸が土壌の固結を緩和

 

 以上です。

 よろしくお願いします!

 (^。^)

 

 

 

 

 


あまりにも 足りない秋の日照に。

2017-10-22 09:24:48 | 芝草「秋」にオススメの資材

もう10日余り雨天曇天が続いています。

昨年2016年は

9月に秋雨による長い日照不足の時期がありました。

今年はこの10月に長雨です。。。

72候で10月28日~11月1日は 霎時施(こさめときどきふる)

<小雨がしとしと降る>とあります。

台風21号が通過すれば、一時的には晴れるかもしれませんが

おそらく

立冬(11/7頃)以降、

気圧配置が西高東低の冬型にかわるまでは

曇天や雨天が多く、

”秋晴れ”らしい晴天が少ないまま

今年は冬を迎えそうです。

この長雨、曇天、日照不足による影響として

気になる点が

*活性(くいつき)の鈍化

*徒長と葉身の軟化

*”冬越し”と”来春の芽出し”のための貯蔵糖分不足(コーライ芝も)

*雨により表層が柔らかくなり、酸欠傾向

*エアレーション、サッチング、目砂等のタイミングが少なく、

秋の分げつ、芽数の充実を図りにくい

等です。

なんとか資材などを活用し、

この秋のクオリテイの充実と 

冬越しの準備を進めていきたいところです。

こんな状況にオススメの資材です。

グリーン面には

日照不足での活性の向上には「ターフバイタル・プロ」

 ←「グルタミン酸」が炭酸同化作用を代行します

葉身の軟化抑制には「カル・マグ・マックス(7-0-3)」

貯蔵糖分の促進には「リストア・プラス」

  

↑11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です

●表層の透水性の向上、酸欠の抑制には「デ・サッチャー」

↑「デ・サッチャー」(2cc/m2)を第1週、第3週、第7週にわたり

合計3回施肥した3ヶ月目の土壌(写真右)です。

休眠前のコーライ芝(テイ、フェアウエイ)には

●残留を分解し貯蔵糖分に変換し ランナーにたくわえる事で

冬期の乾燥害・霜害を抑制し、来春の芽出し向上させる

「バイオ8-0-9」

  

 ↑「バイオ8-0-9」の主な成分は

 古茎根、サッチを分解する バチルスが2種類

低温下でも食いつくように 酵母を含有

空相確保・持続するフミン酸

ランナー成長を促進するアミノ酸

根茎周囲の透水性を持続するためにユッカシジゲラ抽出物

を含有しています。

がオススメです。

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)


晩秋貯蔵のサイン

2017-10-16 09:13:53 | 芝草「秋」にオススメの資材

グリーン面のベント芝にとって

貯蔵糖分は大切な要素です。

糖分を充分に含んだ植物細胞は

乾燥しにくく、凍りにくいため

冬期の乾燥害、凍害、擦り切れから身を守ります。

また

貯蔵糖分は

来春2~3月からの新根発根・新芽萌芽のエネルギーとなります。

まさにクマが冬眠前に

たくさん食べるのと似ていますね。

年間の貯蔵糖分量の推移のグラフです。

初霜(立冬の頃 11/7頃)から

大霜(冬至の頃 12/22頃)にかけて

一気に貯蔵糖分を蓄えているようです。

ターフが貯蔵糖分を蓄える時期は

周囲の山野の葉の色からも推察できます。

72候11月2日「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」

<モミジやツタが黄葉する頃>とあり、

山野の草木が黄色になりはじめる頃

ターフも冬越しの為の貯蔵糖分を蓄え始める時期です。

72候11月27日「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」

<北風が木の葉を払いのける頃>

木々の落葉の頃には

ターフが貯蔵糖分を蓄えている真っ盛りで

ペンクロのグリーン面では

”アントシアン”が多く見られる頃思われます。

 山野の木々のサインを参考にしながら

晩秋施肥や糖分貯蔵を促す資材を使い

「冬越し」と「来春の芽出し」を

充実させて下さい!

晩秋~冬越し時期に、

分解と糖分貯蔵を促進するオススメの資材が

 「リストア・プラス(3-0-2)」です。

 寒冷期でも緩やかに活性向上し、土壌の固結・凍結を緩和します。

 残留を分解し、糖質に変換し、貯蔵糖分として蓄えるので

 ターフの乾燥・凍結を抑制します。

 来春の芽出しも向上します。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 

 よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 


秋の気候不順とエアレーション

2017-10-16 08:16:31 | 芝草「秋」にオススメの資材

←草木についた雨も冷たく感じる24節気「寒露」(10/8~22頃)

 72候10月28日頃には

 「霎時施(こさめときどきふる)」とあり、

 最近は、冷たい雨が3~4日続きます。

気圧配置が冬型の西高東低となる

24節気 11月7日の「立冬」ごろまでは

太平洋側の気候は安定しないものと思われます。 

晴れが続けば、

エアレーション(コアリング、ムク、ハイドロジェクターetc)

などを行い 土壌三相バランスを整え、

秋の新根茎の成長環境を確保し、

グルーミングやサッチングと薄目砂で

さらに分げつを促し、芽数を増やし、ターフクオリテイを

充実させたい時期ですね。

雨天続きで

グリーン面に機械を乗せたくない時期でも

エアレーションを代行できるオススメ資材が

「デ・サッチャー」です。

3種類の天然生息由来のバチルス菌と

3種類の分解酵素を主成分とし、

古根茎と土壌内の有機残渣を分解し、

表層の透水性を向上させると共に

新根茎の成長環境を確保持続できる資材です。

さらに

これからは日照時間の短くなってくる時期であり、

雨天曇天続きでは、

光合成による炭酸同化作用が鈍り、活性も低下しがちです。

エアレーションする良性菌「デ・サッチャー」の餌として

「ターフバイタル・プロ」がオススメです。

主成分 グルタミン酸が

光合成に代わりタンパク質合成し、活性を向上持続でき

秋の新根成長と芽数の充実に貢献できます。

←「グルタミン酸」が炭酸同化作用を代行する

←「核酸」が根毛と根量を増やす!

秋の雨天曇天続きには

「デ・サッチャー」+「ターフバイタル・プロ」の混合散布を

是非、試してみて下さい!

( ´▽`)


目的に応じたP(リン酸)を手に入れる。

2017-10-04 07:20:28 | 芝草「秋」にオススメの資材

24節気でいえば、

10月23日は「霜降」(露が冷気によって降り始める頃)

11月7日は「立冬」(冬の気配が現れてくる頃)

地域や標高によって 季節の推移に差はあるものの

72候の11月2日に「楓蔦黄(ふうかつきなり)」

<モミジやツタが黄葉する頃>

 

とあるように、

11月からは 山の木々、植物は「冬越し」のために

黄葉(紅葉)し、貯蔵糖分を蓄えはじめ、

落葉していきます。

グリーン面においては、 このシーズンは

更新作業により、秋の新根茎の成長環境をととのえたり、

サッチング・薄目砂によって

芽数やコンパクションを充実させてゆきたい時期ですね!

11月中旬以降は

「冬越し」を念頭においた肥培になっていくと思います。

秋のターフクオリテイを充実させ、

来春の芽出しを向上させる上でも

施肥の目的にフィットした

リン酸を使っていきたいところです。

米国グロース社には

肥培の目的に応じた

リン酸のバリエーションがあります。

 

★播種や貼り芝の後の早期活着、

コアリング後の早期回復に定評があるのが

根数を急速に成長させる

「ミスト9号(8-32-5)」です。

緩効性窒素が10-14日間表層に滞在し、

そのNと共に

効率よくリン酸を吸収します。

 

★鉄やカルシウムを頻繁に使う時期には、

タンクの中や表層土壌で、

鉄やカルシウムと吸着結合しない

緩衝活性系リン酸を使用した

「ミスト5号(2-30-0)」

無駄なくリン酸をターフに供給します。

 

★グルーミングやサッチング+薄目砂の後に

よこ根によるコンパクションを充実させ、

芽数(芝密度)を増やす上で定評があるのが

「ミスト12号(3-18-18)」です。

18%のリン酸のうち、

6%が亜リン酸で、主に、葉面から吸収し、

12%が緩効性リン酸で、長い分子連鎖で、表層に10-14日滞在し、

気候不順でも無駄なく 根茎から リン酸を吸収します。

 

色々と試していただければ幸いです!

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 


肥培スタイルにあったN(チッソ源)で芽数充実!

2017-10-02 21:16:39 | 芝草「秋」にオススメの資材

「キィー キィー キチキチキチ」

秋本番、9月下旬~10月上旬には、モズの甲高い鳴き声が聞こえてきます。

モズの繁殖期、縄張り争いの時期にみられる鋭く挑戦的な鳴き声です。

「モズの高啼き七十五日」といい、

モズの高鳴きを初めて聞いてから

75日目に霜が降りだす、という言い伝えです。

 実際は初鳴きから60~70日で初霜が来ているようです。

イメージ 1←平年の「高鳴き」と「初霜」

 北に行くほど、もずの初鳴きから初霜までの期間が短くなります。

 
 
グリーン面においては
 
初霜以降は、冬越しの貯蔵糖分を蓄える時期になりますので
 
これからの60~70日間で 
秋のクオリテイ
(芽数、根数、転がり、コンパクション、発色etc)
造っていきたいところです。
クオリテイを充実させるには
様々なチッソ源の中から
自分の肥培スタイルに合ったものを選択したいところです。
 
粒肥料には、
 一般的な水溶性粒肥料 (8-8-8)や(10-10-10)
 肥効の長い緩効性粒肥料(ポリコート)や(メチレン尿素/微生物分解)
 有機入り粒肥料
 堆肥、ぼかし
 鶏糞、牛糞等の動物性コンポスト系肥料
液体肥料には、
 尿素
 硫安
 硝安や即効性の液肥
 緩効性液体肥料
 
等、数ある製品の中から
ベストなものを確保して
秋のターフクオリテイを充実させて下さい!
 
いくつかオススメがあります。
目的・用途別にご紹介させて下さい!
 
液肥としては
 
★極めて、徒長の心配が少なく
高温期や競技会の前でも、安心して使えます。
芽数とコンパクションを早急に充実できるのが
「ブランZ(10-6-5)」
 
★夏場や高温下でも、
85%メチレン尿素(微生物分解)で徒長しにくいです。
1ccで3~4週間 緑度を持続し、
チッソの切れ目をつくらず、病害の侵入拡大を抑制できる
「ミスト4号(30-0-0)」
 
★とにかくローコストに、活性と緑度をアップ。
広範囲の散布でもコスト負担が少ないので
フェアウエイへの散布(コーライ芝)にも対応できる
「ミスト11号(22-0-0)」
 
粒肥料としては
 
★春、秋の元肥として最適。
微生物分解主体で肥効は約5~6ヶ月。
「グリーン3号細粒(20-5-10)」
★さらに肥効が長く約8~10ヶ月持続する
「グリーン9号細粒(27-5-6)」
 
★年間を通してチッソと同時にK(カリウム)を供給。
ターフの徒長を抑制し、
ターフの「こし」をしっかりさせ、
ボールの転がりを向上持続させる
「グリーン2号細粒(15-0-30)」
 
があります!
 
状況や目的に合わせて
選択していただければ幸いです!
 
 
よろしくお願いします!
(^。^)