マメ科、Fabaceae、ミヤコグサ(ロータス)(ドリクニウム)属、地中海沿岸地域原産の半耐寒性常緑多年草、
学名:Lotus creticus、
英名:Cretan Trefoil、葡名:Cornichão-das-areias、Trevo-de-Creta、
2014年7月3日、7日、2016年6月5日、2017年6月16日、2018年1月24日、5月4日、9日、2020年5月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2010年4月22日、アレンテージョ地方で、2010年12月27日、2014年12月24日、2015年12月23日、2016年12月24日、2018年1月15日、アルガルベ地方で撮影、
ロータス・クレティクス Lotus creticus の花。強い太陽と潮風を受けて砂浜に咲く。
黄色い花から赤いサヤ。
砂地をはうように広がる。赤いサヤが弾けて種を飛ばしている。
ピンクのマルコルミア・リットレアといっしょに咲く。ロータス・クレティクス Lotus creticus でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ古語の植物名で様々な意味があったが、リンネがこの属に限定したものという。種小名は「クレタ島の」の意。
ロータス・クレティクスはマメ科の多年草である。茎や葉には銀白色の柔毛が密生する。草丈は30~60㎝程度となる。茎は概して斜上、或いは横走し、分枝した枝も横方向に長く伸びる。葉は楕円状で、縁部は全縁、先端部は尖り、茎に互生する。葉は、概して、主脈部位で中折れ状となることが多い。6~9月 頃、枝先並びに茎頂に黄色い蝶形花をつける。花後には、暗赤色の莢果をつける。本種は、我が国の園芸界では、葉や茎の色並びにその柔らかさからシルヴァー・リーフとして寄せ植えの吊り鉢植え等に用いられている。(GKZ植物事典より)