スイカズラ科、Caprifoliaceae、スイカズラ属、地中海沿岸地域原産の半落葉蔓性多年草、
学名: Lonicera periclymenum、
和名:ハニーサックル、ニオイニンドウ(匂忍冬)、
英名: Honeysuckle、Woodbine、European Honeysuckle、
葡名:Madressilva、Madressilva-das-boticas、
2009年9月25日、2014年9月11日、2016年6月4日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
蔓性で長さは4,5~6メートルになる。葉は楕円形から披針形で、縁にはときに波状の鋸歯がある。
6月から8月ごろ、「すいかずら」に特有のかたちをした黄白色から黄色の花を咲かせる。蕾の外側は紅色を帯び、花は長さ2~3cmのトランペット形。甘い香りを漂わせ、ミツバチの大好物。ハーブティーやハーブ酒、ポプリなどに利用される。(weblio辞書、植物図鑑より)
日本には仏教の伝来と共に伝わったと言われている、法隆寺の玉虫厨子に見られる「忍冬文」と呼ばれる紋様は本種をモデルとしていると言われている。(GKZ植物事典より)
属名の Lonicera は16世紀、ドイツの数学者で採集家でもあった、ロニツァー氏(Adam Lonitzer)に因む。(GKZ植物事典より)ロニケラ・ペリクリメヌム Lonicera periclymenum でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、ニンドウの仲間で芳香が優れることから。属名は、ドイツ人16世紀の数学者でもあり採集家でもあった Adam Lonitzer の名に因んでいる。種小名は、ギリシャ神話に登場する自分の姿・形を変えることが出来るという Periklymenon の名に因んでいる。
ニオイニンドウは、スイカズラ科の蔓性半落葉性樹である。蔓の長さは6m前後程度に。葉は楕円形~披針形で、縁部には波状の鋸歯があり、茎に対生する。北米産のツキヌキニンドウに似ているが花は大きく、開花時の芳香も強い。開花期は6~9月頃で、花の内側はクリーム色で、外側は紫紅色となる。日本には仏教の伝来と共に伝わったと言われている。法隆寺の玉虫厨子に見られる「忍冬文」と呼ばれる紋様は本種をモデルとしていると言われている。 (GKZ植物事典より)