ムラサキ科、Boraginaceae、ウシノシタグサ属 、南ヨーロッパ原産の多年草、
学名:Anchusa officinalis、
和名:アンクサ・オフィキナリス、別名:アルカネット、アフリカワスレナグサ、
英名:Italian Bugloss、Alkanet、Alcanna、葡名:Buglossa-calcarea、Anchusa-calcarea、
2008年7月、2014年10月、ポルトガル・コスタアズール地方で撮影、
ポルトガルの道路わきや、海辺に近い砂地に自生している。
茎や葉はごわごわした毛が生えて硬い。花の直径は1センチほど。草丈は3~40cm。
7月の熱い砂地に照らされても、たくさんの花をつけていた。
沿道脇に咲くアンクサ ・オフィキナリス でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、英名から。属名の Anchusa とはギリシャ語の「化粧品」や「紅」の意で、古代エジプト時代から頬紅や口紅に用いられてきたことによる。種小名は「薬用の、薬効のある」の意。
アルカネットはムラサキ科の多年草である。草丈は30~60㎝で、茎上部で円錐状に分枝する。全草が白い粗毛で覆われている。葉は、披針形で、縁部は全縁、先端部は尖り、上部の葉の基部は柄を持たず茎に互生する。5~9月にかけて、群青色の小花を集散花序で見せる。花弁は5個。わが国への渡来時期不詳。(GKZ植物事典より)