ハンニチバナ科、Cistaceae、ゴジアオイ属、地中海西部沿岸地域原産、常緑小低木、
学名:Cistus albidus、
英名:White-leaved Rock Rose、葡名:Roselha-grande、
2010年4月29日、2014年3月13日、2015年4月29日、2018年5月7日、2020年2月27日、2021年3月9日、ポルトガル コスタ・アズール地方で撮影、
ピンク色が優しいキスツス・アルビドゥス Cistus albidus の花。花の直径は6~7cm。草丈は50cm~1,5メートルほど。和属名の午時葵は正午ごろに開花することから。
灰緑色で長楕円形の葉が対生する。
葉、茎、ガクは柔らかく白い軟毛で被われている。
岩場、牧場脇、荒地などに自生。潮風に当たるところでは樹高は低い。キスツス・アルビドゥス Cistus albidus でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、「五時葵」と表記されることが多いが、本来は「午時葵」であり、この花が正午頃に開花することから、そしてアオイに似た花であることから「ゴジアオイ」となった。属名はギリシャ語の kistos(=この属の植物のギリシャ古名)を語源としている。種小名は「淡泊色の」の意。
ゴジアオイはハンニチバナ科の常緑樹である。葉は楕円形もしくは卵状楕円形で、長さ5㎝程度。葉の表面はビロード状で灰白色。葉の表面に3本の葉脈が見られる。花は淡紫紅色もしくは淡紅色、花期は5~7月。花径は5㎝程度。花弁は5枚。葉や枝には細毛を有する。全体的に芳香を有する。花は、正午頃に開花し、夕刻には萎んでしまう。(GKZ植物事典より)