ハンニチバナ科、Cistaceae、ゴジアオイ(キスツス)属、地中海西部沿岸地域原産、
学名:Cistus crispus、
和名:ムラサキゴジアオイ(紫午時葵)、
英名:Rockrose、Crled-leaved Rock-rose、Small Pink Cistus、
葡名:Roselha、Rosêlha-pequena、
2013年4月29日、2014年3月、4月29日、2015年4月27日、5月5日、12月12日、2016年6月5日、9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、アレンテージョ地方で、2015年12月23日アルガルベ地方で撮影、
鮮やかなピンクのキスツス・クリスプス Cistus crispus の花。草丈は20cm~1メートルほど。
石灰岩と赤土の混ざった潮風のあたる台地で。
天然のロックガーデン。
一緒に咲いている花はアナガリス・モネリと白花はキスツス・サルビフォリウス。ピンクのキスツス・クリスプス Cistus crispus でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は紫色の花を見せるゴジアオイの意から。属名はギリシャ語のkistos(=この属の植物のギリシャ古名)を語源としている。種小名は「葉の縁部が波状となる、或いは曲がった」の意。
ムラサキゴジアオイはハンニチバナ科の常緑樹である。樹高は、20~50㎝程度となる。葉は長さ1~4㎝、幅4~15㎜程度の楕円状で、枝に対生する。葉色は灰緑色で、葉の表面は網目状に凹凸があり、縁部は全縁であるが、不規則に波を打ち、先端部は鈍頭となる。葉には白色の短細毛が密生する。3~4月頃、茎頂に径3~4㎝程度で紫色を帯びた赤色の5弁花をつける。花弁の下につく萼片は毛で被われる。 (GKZ植物事典より)