The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

メディカゴ・サティバ Medicago sativa

2021-12-28 09:49:54 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、ウマゴヤシ属、地中海沿岸地域原産の多年草、

ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアに分布、アメリカでも牧草として栽培、

学名:Medicago sativa、

和名:ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし)(紫苜蓿)、アルファルファ、ルーサン(Lucerne)、

英名:Alfalfa、Lucerne、葡名:Alfafa、Luzerna、

2009年6月、ポルトガル、ベイラ地方で、2018年6月3日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

メディカゴ・サティバ Medicago sativa の花。頑丈な根株から多数の茎を叢生し、伸びると1m程になる。

 

夏に濃紫色から白色の蝶形花を付ける。種子は硬実種子で、螺旋状に巻いた果実の中にある。

 

牛などに与える牧草として使われるほか、スプラウトの状態でサラダなどに使う。根粒菌の共生により、乾燥重量あたりの栄養価は非常に高いが、牛はさほどこの草を好まない。

 

 

 

湿り気のある非酸性土壌を好む。研究については、酪農学園大学などで行われている。日本では明治時代に導入されたが、酸性土壌の多い日本での生産は定着しなかった。今はごく一部が野生化しているのみである。(Wikipediaより)メディカゴ・サティバ Medicago sativa でした。   

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(GKZ植物事典より) 和名は、牧場用に導入されたからか。属名は medicus(=薬)とagere(=用いる)の合成語で、この属の植物を薬用として用いたことによるとも言われる。種小名は「栽培された」の意。

ムラサキウマゴヤシは、マメ科の多年草である。草丈1m程度。小葉は倒披針形。花色は名前の通りに紫色。果実は渦巻き状に巻く。日本では、今日、帰化植物と化している。近年、我が国の食生活上、萌やしの利用が急激に普及を見ているが、アルファルファの萌やしは、もっとも細いために「糸萌やし」と呼ばれ人気を得ている。人類が飼料として栽培を始めた最初の植物がこのムラサキウマゴヤシだと言われている。日本へは牧草として明治期に導入されている。(GKZ植物事典より) 

 

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