シソ科、Lamiaceae、ロスマリヌス属、地中海沿岸地域原産の常緑低木、
学名:Rosmarinus officinalis、
和名:マンネンロウ(迷迭香)、
英名:Rosemary(ローズマリー)、葡名:Alecrim(アレクリン)、
2009年3月8日、12月、2011年1月、2014年10月5日、11月4日、2015年1月9日、12日、24日、2月1日、5日、12日、12月4日、12日、2016年1月16日、19日、2月8日、10月27日、11月22日、12月18日、2018年1月25日、29日、2021年1月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年12月24日、2015年12月23日、2016年12月24日、2018年1月15日、アルガルベ地方で撮影、
ロ-ズマリーとも呼ばれるロスマリヌス・オフィキナリス Rosmarinus officinalis の花。ほとんど一年中咲いている、低潅木。直径8ミリほどしかない小さな花。
蜜蜂たちがこの花から集める蜜は高級ハチミツとして珍重される。アラビダ山には多く自生しており、この地域の蜂蜜は特に有名。
生葉もしくは乾燥葉を香辛料として用いる。また精油は薬にも用いられる。花も可食。属名 Rosmarinus は「海のしずく」を意味する。愛や貞節の象徴とされる。
消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用があり、肉の鮮度を長持ちさせることからヨーロッパでは古くから肉料理にしばしば使われている。カレーやポトフ、アイントプフ等のスパイスとして利用される。
また、抽出物(精油ではない)には、高い消臭効果があることが知られており、商用消臭剤にもしばしば応用される。(Wikipediaより)ロスマリヌス・オフィキナリス Rosmarinus officinslis でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は本種の葉が常緑であり、絶えず青々としていることから「万年朗」とされたが、その後、中国名での標記を我が国でも充てる様になったという。属名はラテン語の ros(=露)と marinus(=海の)からで、「海の雫」の意とか。海岸近くに自生することから。また、別の説では、花姿から「海の雫」命名された殿説もある。種小名は「薬用の、薬効のある」の意。
マンネンロウは、シソ科の常緑樹である。樹高は1~12m程度となる。葉は長さ3㎝程度の線形で枝に対生する。葉、表面は濃緑色、裏面は綿毛が密生して銀 白色に見える。葉は精油を含み、香料の原料にされる。全体に強い香りを放つ。秋頃から翌年の春頃に、枝先の葉腋に淡紫色の唇形花をつける。上唇は先端部が 2裂し、下唇は3裂し、内側に紫色の斑模様が入る。わが国へは文政年間(1820年)頃に渡来しているがあまり普及を見なかった。 ( GKZ植物事典より)