ヒガンバナ科、Amaryllidaceae、ナルキッソス属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産 の多年生球根植物、
学名:Narcissus papyraceus、
和名:フサザキスイセン(房咲水仙)、
英名:Paper White Narcissus、Cream Narcissus、葡名:Mijaburro、Narciso-de-inverno、
2010年12月27日、2016年12月24日、ポルトガル、アルガルベ地方で、2011年1月26日、2015年2月5日、コスタ・アズール地方で撮影、
ナルキッソス・パピラケウス Narcissus papyraceus の花。学名と同様、英名は真っ白い紙の様な水仙。和名の(フサザキスイセン)は茎上に房状に咲くことから。
花の直径は2cmほど。草丈は50cmほど。ポルトガルではオキザリスに次ぎ、春一番に咲く。
日当たりの良い道路沿いなどに咲いている。あまりないがあれば群生していることが多い。
強い香りを放つ。
ナルキッソス・パピラケウス Narcissus papyraceus でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、英名の意訳から。英名は、学名の意訳から。属名は、ギリシャ神話の美青年Narkisosの名に因むと言われているが、本来的な語源は、narke(=麻痺させる、昏睡、無気力)にある。種小名は「紙質の」の意。
スイセン・ペーパーホワイトは、ヒガンバナ科の多年草である。草丈は20~40㎝程度。根生葉は線形であるが、時計回りに捩れを見せる。本種は、スイセンの中では早咲きで、12月頃から開花を始める。花茎の先に房状に径3㎝程度で白色の花を数個つける。本種の花は、副花冠も白色である。本種は、開花時に芳香を放つ。有毒植物:根茎にリコリンを含む。(GKZ植物事典より)