ムラサキ科、Boraginaceae、ミヤマホタルカズラ(リソドラ)属、ヨーロッパ南部原産の常緑低木、
学名:Lithodora fruticosa、
和名:ミヤマホタルカズラ(深山蛍蔓)、
英名:Shrubby Gromwell、葡名:Erva-das-sete-sangrias、
2010年5月、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2009年3月8日、11日、2014年3月19日、11月16日、12月16日、29日、2015年1月13日、27日、28日、2016年2月20日、2021年2月14日、コスタ・アズール地方で、2009年2月、2015年12月23日、アルガルベ地方で、2016年6月16日、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、
リソドラ・フルティコサ Lithodora fruticosa の花。花は頂部に数個固まって付く。
濃い紫色で毛がある。半匍匐性の低木。樹高は50cmほど。
沿道や明るい森の中に自生。
花は弱いが次から次に花をつける。
他の草に絡まって枝を広げる。リソドラ・フルティコサ Lithodora fruticosa でした。
©2022 MUZVIT
(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の lithos(=石)と odora(=匂い)の合成語からかと推測される。種小名は「低木状の」の意。
リソドラ・フルティコサはムラサキ科の常緑低木である。本種は、原産地の項に記した地の海抜0~1700m級高地までの概して石灰質土壌地帯で、日当たりの良い草地に自生の見られる灌木である。茎は、概して斜上し、樹高は50㎝程度までとなる。茎は、良く分枝をし、マット状に横方向に広がりを見せる。樹皮は白色の細毛で覆われている。葉は中央部が凹みを見せるほぼ披針形で、縁部は全縁、先端部はほぼ鈍頭、基部には短い葉柄が伴い、枝に密に互生する。葉の表面には白色の細毛が散生する。3~5月頃、茎頂並びに枝先の葉腋から径2㎝程度で青色の筒状花を次々と開花させる。花冠は5裂し、花冠喉部には白色の長細毛が密生する。 ( GKZ植物事典より)