キク科、Asteraceae、ワタゲハナグルマ(アルクトテカ)属、南アフリカ原産の多年草、
学名:Arctotheca calendula、
和名:ワタゲハナグルマ(綿毛花車)、
英名:Cape Weed、Cape Dandelion、Cape Marigold、葡名:Erva-gorda,
2010年5月、2015年4月27日、5月7日、2016年5月31日、2017年6月9日、13日、2018年5月13日、2020年2月27日、3月15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方、アレンテージョ地方で撮影、
アルクトテカ・カレンドュラ Arctotheca calendula の花。直径4~5センチほどの花。夜には閉じる。
葉はロゼット状で広がり、4-5対ほどに深裂する。葉の長さは20センチくらいで、深く波状に切れ込んでいる。
塩田の近くの葡萄畑にもいっせいに咲き誇っている。
舌状花の裏面は紫色となる。
茎には褐色の毛が生える。 匍匐茎を出して繁殖をする。アルクトテカ・カレンドュラ Arctotheca calendula でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は葉(裏)が綿毛に包まれており花がハナグルマ(=ガーベラ)に似ていることからと推測される。属名はギリシャ語の arktos(=持ち運ぶ、生み出す)と theka(=葯)の合成語から。種小名はラテン語の kalendae(=月の始め)を語源としており、開花期間が長いことを示している。
ワタゲハナグルマは、キク科の一年草または多年草である。葉のほとんどは根出葉もしくは茎の下部から出て、地表を覆うように広がりを見せる。花茎は 10~15㎝程度で、花径は5㎝前後。花は陽光を浴びると開花し、夜間は閉じる。翌日又開花する。葉の表面には毛が見られる。裏面は白毛が密生し全体的に 白っぽく見える。葉は羽状に深く切れ込みを見せる。我が国では、ケープ・ウィードやアークトセカの名でグランドカヴァー・プランツとして園芸界で販売され ていたこともある。( GKZ植物事典より)