ユリ科、Liliaceae、アリウム属、地中海沿岸地域原産 の多年草、
学名:Allium roseum、
和名:アリウム・ロセウム、ローズ・ガーリック、
英名:Rosy Garlic、Rose Garlic、Rosy-flowered Garlic、葡名:Alho-rosado、
2010年4月、5月、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年4月23日、28日、2018年5月1日、3日、4日、7日、コスタ・アズール地方で撮影、
アリウム・ロセウム Allium roseum の花。花の直径は5~8mmほど。草丈は50cmほど。
星型の小さな花が寄り固まって直径4センチほどの繖形(傘状)の花になる。
山道の日当たりの良い場所に自生している。花は濃桃色から白でまばらにつく。
草原に群生していることもある。鱗茎はニンニクと同じように用いる。アリウム・ロセウム Allium roseum でした。
©2022 MUZVIT
(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名の Allium は、ラテン語の alere(=匂い)を語源とするニンニクのラテン古名。種小名は「バラ色の」の意。
アリウム・ロゼウムはネギ科(←ユリ科)の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の日当たりの良い草原に群落していることの多い野草である。草丈は、30~40㎝程度となる。葉はネギと同様の細い円筒形である。5~6月頃、花茎の先に散形花序をつけ、径6~8㎜程度で淡桃色~白色の小花を多数つける。花被片は5個。 ( GKZ植物事典より)