風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

旧友との再会

2025年01月30日 | 日記

昨日、赤羽中央口改札で元会社の戦友と数年ぶりの再会を果たしました。

午後一時に改札を出て回りをきょろきょろしても、

見覚えのあるKさんは見当たりません。

まだなのかなぁと後から来てもわかる場所へ移動しようとしたら、

ニット帽を被った知らないおじいさんが近づいて来たのです。

笑顔で寄って来たので僕は思わず自分の後ろにいる人だと思い、

思わず振り返りました。が、誰もいません

明らかに手を上げて声を掛けて来たのです。

僕はKさんがサプライズでどなたか他の人を呼んで三人で飲むのかなぁと

僕の脳みそは目まぐるしいスピードで関係の深かった人物を想い起こそうとしました。

ニット帽の爺さんが僕の名前を呼んできても、

僕はアンタなんか知らないよの体で驚いた顔をしていたと思います。

 

Kさんでした

25㎏も痩せたとの事。

病気ではなくダイエットだとか。

いやあ驚かされました。

最近まれにみる驚きでした。

疑いもなくKさんだと脳みそが理解するともう大丈夫!

 

僕は営業、彼はディレクター

とても良いコンビでした。

二人が組んでプレゼンし、数多くの遣り甲斐のある仕事が出来ました。

感謝の気持ちで差しつ差されつ、時間が経つのも忘れ語り尽くしました。

タン刺し、ハツ刺し、レバ刺しの三兄弟

楽しかったぁ

残りの人生も充実しようねと、固い握手を交わしお別れしました。

ありがとう!!

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天津飯です

2025年01月25日 | 男の料理

僕はある古びた町中華で初めて天津飯を食べました。

まだ、二十歳前の事です。

大きな声で「すいませ~ん!てんつ丼くださ~い」と注文しました。

そのお店は、飯ではなく丼でした。

で、てんつ丼って卵焼きがご飯の上に乗ってるだけじゃん!と、

重箱読みで叫んで注文した恥ずかしさと、卵焼きご飯のイメージで40年以上口にしなかったのです。

 

ある日のお昼、日高屋のカウンターであの天津飯をレンゲで頬張る輩がいらっしゃいました。

温められたお酢の香りが僕の食欲を刺激したのです。

僕は「すずき」です。

「酢好き」といいます。

40年以上経ったその日、「すいません!てんしん飯大盛下さい!」

と、正しく音読みで人生二回目の注文をしました。

日高屋の餡は酸っぱい!

分量を間違えたんじゃない?と、思うほど酸っぱいのです。

まさに「酢好き」の味です。

それからというもの、味噌ラーメン、野菜たっぷりタンメン、中華ソバ大盛を退けて、

天津飯がトップに躍り出ました。

そして、本日お昼

ご飯二杯分、卵三個、カニカマも何も無い自家製天津飯を始めて作りました。

旨い!酸っぱい!

この卵トロトロのシズル感

「カレーは飲み物」如く天津飯を飲みました。

これから40年分食らおうと思ってます。

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モツ煮込み

2025年01月22日 | 男の料理

唐突ですが、発作的に無性に「モツ煮込み」が食べたくなる時があります。

サラリーマン時代、寒い時期の定番は「モツ煮込みと熱燗」でした。

僕の想い入れのあったお店は、

もう閉店してしまったけど、

関内にあった「激辛モツ煮」真っ赤なスープに真っ赤になった大根、ニンニクがゴロゴロ入ってました。

御徒町の「日吉屋」の「激辛モツ煮」はスープが透明なのに辛~い!

何気に我が埼玉県「山田うどん」の赤パンチも旨かった!

こうして挙げると辛いのばっかですが

定番の味だと、昨年キャンプの帰りに立ち寄った永井食堂は衝撃的な旨さでした。

そして、そして、人生ナンバー1の味は、昨日作った僕の「モツ煮込み」です

随分引っ張りましたが、まあ自画自賛をしたかったのであります。

塩で揉んで、放置。

牛乳に漬け込んで30分。

小麦粉付けてもみ込んで徹底的に下処理を施しました。

で、出来上がったのがこちら。

熱燗をチビチビしながら至福の時を過ごしました。

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久しぶりの釣行でしたが・・・

2025年01月16日 | 釣りのお話

何気にテレビを眺めていたらカレイの唐揚げを何方かが美味しそうに食べておりました。

カリっと揚げたのをもみじおろしを付けて召し上がっておりました。

相変らずズバ抜けた妄想力を持つ僕は、食感と味覚までダイレクトに伝わって来たのです。

僕はラインで旧友に東京湾でカレイ行かない?と、即連絡。

すると即行く!と返信がありました。

中学校からの長が~い友達、爺さん2人は、

昨日、久しぶりの再会と釣行で期待に胸を膨らませ千葉港中央ふ頭へ

高速を降りると、まずは味噌ラーメンと餃子で腹ごしらえ、

上州屋で「青イソメ」を3パックも購入し釣り場に到着したのです。

 

はい!高揚感はそこまででした。

 

波が高い!風が強い!

 

せっかくの大潮も満潮に向かって一段と白波を立てておりました。

次々と納竿される方々を尻目に一投目。

 

胸をいっぱい膨らませた分、勢いもよく萎みました。

帰りは、家系ラーメンと餃子です。

美しい夕日を拝み、ラーメンと餃子の旅は終幕しました。

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霊峰二山 飯能七福神 神がほほえむ奥武蔵

2025年01月12日 | 山歩き

ちょうど一年前、僕は膝痛に悩まされ、仕事も休み家の中に籠っておりました。

悪性腫瘍の嫌疑もかけられ精神的にもしんどい一年のスタート。

思えば大殺界の始まりだったのです。

 

2025年は良い年でありますようにと、

先週、膝のリハビリも兼ね一年半ぶりに山登りをしてきました。

西武秩父線の吾野駅に降り立つと法光寺で参拝。

子の権現までの道を聞いただけなのにお坊さんにお茶まで入れて頂きました。

幸先の良いスタートです。

ところがです。

少しでも上りの傾斜を感じると、えらく重力を感じまして、

はぁはぁ何度も休憩しながらコースタイム30分オーバーで、

この方々が出迎えて下さいました。

何故か強調され過ぎた乳首が気になります。

「子の権現」

ここは足、膝、腰の神様として信仰されているのだとか。

知らないで来ちゃったけど、導かれた感覚に驚きました。

帰りは竹寺で参拝した後、子殿のバス停がゴール。

あのですね、帰り長かったぁ

本当に帰れないかと思う位永遠と下りました。

リハビリなんかじゃないなぁと帰りの電車で筋肉痛を予言しました。

そして翌日!何ともない

そして翌々日!この日だろうと予言していたのに何ともない!

おっオレまだ若いなあ~と、ほくそ笑んでいたら、

三日後にやって来ました

四日目の本日、左太もも激痛です

やはり一年半のブランクは大きいと痛感しました。

でも、膝は大丈夫!今年は山登り復活します!

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新春 あさか落語会 入船亭扇七さん二つ目昇進祝い

2025年01月05日 | 映画/ドラマ/アート/読書

昨日、入船亭扇七さんの地元凱旋二つ目昇進祝いに行ってきました。

実は、お友達の息子さんなのです。

NHKに入社して、順風満帆と思いきや三年で退社。

テレビ埼玉の「まちこみ」でメインキャスターを務めた後、

落語の世界に入門、修行を積み重ね昨年二つ目に昇進しました。

 

遡ること30年前。

会社対抗の野球大会で、その日、四打数四安打の大活躍をした僕はMVPを取りました。

試合後、家族同伴でのバーベキューを楽しんでいたら、

人懐っこい男の子が近づいてきて、

自分の手をグーにして、

「今の心境はどうですか~」とヒーローインタビューをしてきたのです。

暫し、受け答えをしたあと、

「マイクをお返ししま~す」と名アナウンサーぶり。

そのくりくりしたお目めの男の子が、のちの扇七さんです。

その頃から彼は、アナウンサー、話をする職業の資質を持っていたのでしょう。

 

2025年のスタート!心から笑ってきました。

10年はかかると言われる厳しい真打までの道のり。

これからも陰ながら応援していきます。

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「明けましておめでとうございます」で独り言

2025年01月03日 | 独り言

明けましておめでとうございます。

ブログを始めて16年目を迎えました。

最近は大変おろそかになりましたが、

心が動いたときに心がけて綴って行く所存です。

 

元日は、三人の子供達と息子のお嫁さんが訪ねてくれました。

一堂に集まったのは久しぶり。

おせち料理とすき焼きと純米大吟醸に至福の時を味わいました。

皆の笑顔に囲まれて、しみじみ「幸せだなあ」と思えたひと時でした。

去年までの大殺界を乗り越えた今年は幸先が良さそうです

 

今年は、もう一度ふんどし締めなおして、仕事に音楽にチャレンジします

頑張るどぉ

 

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忘れる、探す、忘れ物!

2024年11月10日 | 独り言

先日、元会社の先輩と昼飲みをしてきました。

30代、40代、共に管理職者の立場で互いに悩みを共有し助け合い、

乗り越えて来た戦友でもあります。

そして、引退した後の数少ない飲み仲間。

居酒屋では無くて、東所沢さくらタウンにある「角川食堂」で

ビュッフェスタイルのランチビール

遠く奥武蔵の山々を眺めながらあっという間の90分でした。

いつもはダラダラと飲む爺さん二人ですが、

名残惜しむように別れ、帰りに四合瓶の日本酒をお土産に頂いたのです。

 

昼飲みは少量でも効きます。

家に帰ると小一時間ソファーでうたた寝した後、

パートから帰って来るシロクマ君に合わせ夕食の準備です。

そうだ!今日は日本酒を頂いたから和のテーストの献立としよう

心はワクワク「大根の煮物」、「鯖焼き大根おろし」をイメージしながら

さて、どんな銘柄の日本酒だろう!と、

舌なめずりしながら、部屋の中を見渡すと、

あれ?

どこ置いた?

無いぞ?

あれ?と言いながらウロウロしても無いものは無い。

どこを探しても無いのです。

 

そして、頭の中を時計の針を戻すように回想したところ

武蔵野線の電車の棚に置き忘れた事に気が付きました

 

夕食待ちのシロクマ君を置き去りにしたまま最寄り駅の「忘れ物センター」へ。

乗った時間、乗車位置を説明したところ、

駅員さんが「該当しそうな忘れ物が府中本町にありそうですね」との事。

「日本酒の銘柄は何ですか」と聞いて来たのです。

分かりません!帰り際に渡されたものですからと答えると、

「その方に聞く訳にいきませんか?」

「もし違ってもそれだ!って言われて別の方の日本酒かも知れませんから」

おいおい、ほぼ同じ時間帯の同じ車両で日本酒を忘れる奴が何人かいるのかい!と、思いつつ。

あの温厚な先輩の笑顔を思い浮かべながら、

 

実は、電車の中に頂いた日本酒忘れちゃってね!

銘柄何ですか?って聞けないでしょと駅員さんに。

 

それもそうですねえと理解してくださり、

その日本酒の銘柄は「佐久の花」との事。

感じの良い駅員さんと意気投合し忘れ物番号と府中本町の忘れ物センターの場所を丁寧に教えて頂いたのです。

 

日本酒の無い鯖焼きを食べた後、

正直に先輩に電話をしました。

笑いながら「佐久の花」との事。

昼間の続きで暫し話に花が咲きました

 

そして、三日後の土曜日、

やっと我が家に到着したのです。

忘れ物センターで熟成されたので、とっても美味しい日本酒でした。

この場を借りてありがとうございました

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「侍タイムスリッパ―」観て来ました!

2024年10月16日 | 映画/ドラマ/アート/読書

「侍タイムスリッパ―」

結論から先に申し上げます。

とても素敵な映画でした。

上映後、席を立つ人もなくエンドロールを眺め余韻に浸っておりました。

帰りの電車も、湯船の中でも、そして布団にもぐり込んだ後も、

暫し回想しておりました。

そして今朝、もっとこの映画の情報を仕入れたいと、ネットやYouTubeで調べ上げました。

 

池袋のシネマロサ一館からスタートしたこの映画は、

口コミから評判が評判を呼び、今では全国172館の劇場で公開との事。

 

正直、キャストの皆さま、誰も存じ上げませんでした。

主役の「山口馬木也」真に迫る演技に心打たれました。

ここでネタバレは書きません。

皆様にお勧めしたい映画です。

 

も一回観に行こっと

 

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鯛めしです!

2024年10月06日 | 男の料理

昨晩、美味しい豚肉料理を作りまして、

ちなみにカナダ産の豚肩ロースの厚切りでした。

カナダ産の豚肉は本当に美味しいんです。

それを満足に頂いた後、冷蔵庫に調味料をしまっていたら気が付きました。

あっ、お昼に買った「鯛のアラ」

すっかり忘れてたどころか、記憶喪失気味だったので愕然としたのです。

そう言えば、煮付けには冷酒だなぁと歩きながら家に帰っておりました。

 

夜まで待てません。

今朝起きて即「鯛のアラ」を使ったレシピを検索し整いました。

熱湯で洗い、血合いと、鱗を丁寧に取り除きグリルで程よく焼いたのがこちら。

もうほぼ完成です。

そして土鍋で炊き上げたのがこちら。

ほぼ完成したと思ったらここからが一苦労。

残った小骨と鱗が入らないように身をほぐします。

そして、生姜の帽子を掛けて出来上がり

この味は、瀬戸内海沿いをドライブ中、食べログで見つけた評点3.68の鯛めし屋の味ですわ。

目を閉じて食すると、窓から波の無い寝そべった海が浮かびました。

充実した日曜日のお昼ご飯でしたっ

 

おしまい。

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