朝方変な夢をみた。
記憶が薄れないうちに記そうと思う。
僕は高校球児になっていた。
それも甲子園の準々決勝で、僕はベンチにいた。
監督が「あと3つで頂上だ!思いっきり楽しんで来い!勝つぞ!」
雄たけびの中、円陣が解かれ、今日も頼むぞっと肩を叩かれた。
「ハイ」と言いながら何故か自分は現在の還暦爺さんの心が宿っている。
頼むって、俺はどこのポジションなんだろ。
取り敢えず、皆に合わせてベンチ脇で金属バットを持ち素振りをする。
重い!マジ重い。
30代の頃、会社のチームで試合に出たっきり、
プロ野球は観るけど、最近は草野球もしていないし、
いきなり甲子園かよ・・・。
と、重いバットを素振りしていると、
アルプススタンドでは、吹奏楽の演奏が。
あれ?これ俺の曲だ!
なんで俺の歌が演奏されているんだろ。
監督っ!これ俺が作った曲です。
って言うといつの間にか宿舎の大広間。
僕はギターを持っていた。
僕を高校球児たちがが囲んでいる。
全然知らない子達なんだけど仲間なんだろうなぁと思いながら
監督が、じゃあ本当かどうか一曲やってみろ!
の促しに歌い始めた。
「グラスを傾ける 琥珀色の生き物~氷が囁く~」
なんだなんだお前酒飲んでるのか!?
慌てふためいた僕は、別の曲を、
「あの頃の僕は~電話ボックスで受話器を回し~」
なんだそれは、俺の時代だぞ!
監督に攻め続けられ
「歌詞はお父さんが作ってくれて~」とか、
慌てふためいて目が覚めた。
甲子園はどこに行ってしまったのでしょうかね