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へ~って
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今年に入り、日本近海ではウニが大量発生しているとのこと。
それだけの話なら、箸を舐めなめ冷酒ごっくんの僕にとってはとってもうれしいニュースなのですが...
元来、ウニの食べ物は、ワカメと、珊瑚藻
ワカメは、過度な成長を抑えてゆっくり美味しい中身を育てる成分があり、
一方、珊瑚藻は、成長を促し、カラ(あのイガイガ)を作る素になるとのこと。
今まで、バランスよく、好き嫌いなくお利口さんに食していたそうな。
ところが、ここでも地球温暖化の影響で、
暖かい海の嫌いなワカメさんは、海水温の上昇で、その海域では育たなくなり、
ウニさんは、珊瑚藻だけをむしゃむしゃ食べるようになってしまったのだとか・・
脳味噌のないウニは、落っこってる栗のからと同じだよ・・・。
冗談はともかくとして深刻な話です。
僕も、
今年6月に千葉県長浦に釣行したとき、
投げ釣りで変な魚が釣れました。
東京湾でかれこれ20年近く竿を出してましたが、
こんな魚見たことないのです。
魚影が確認できた時、やった~カワハギだっ!!って思ったのに、
なんだ、こいつ・・・
エラの下に硬い角があって立つんですよ。
おまえ・・・お盆のお供え物のナスか?
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地元の方に聞いたところ、名前は「ギマ」
最近よく釣り上がるとの事、もっと緯度の低い所にお住まいのお魚だそうです。
人間だけが良しとしてきた事は、大きく自然環境を変えてしまってます。
限りある化石燃料に代わって、地球にやさしいエネルギーは間に合うのでしょうか。
将来100億人といわれる人類を地球はどこまで背負ってくれるのでしょうか。
いまや、取り返しがつかないところまで来てしまっているのかも知れません。