風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

アコーステックギターを求めて

2015年04月19日 | 独り言
実は、ここ一年近く高級ギターを物色しています。

中学3年の時、小遣いを貯めてやっと手に入れたギルドモデルの「木曾スズキ」
あっちこっち傷ついているものの、いつの間にかボディーも飴色に変色し
とても良い音色を奏でてくれます。

ただ、長い年月でフレットが削れて音が割れてしまう時があるのです。
楽器屋さんでフレット交換の修理代を聞くと6万円ほど掛かるとのこと。
2万5千円のギターに見合う修理代ではありません。
そこで、
若い頃は届かなかった憧れのマーチンとかギブソンを探し始めたわけです。
でも、実際弾いてみないと高いからといって良い音とは限らない訳で・・・。

楽器屋さんに行っても最初の頃は眺めては帰るだけ。
壁に掛けてあるマーチンD-28を指さして、
「すいません、ちょっと触らせてもらえませんか?」と尋ねるのに半年かかりました。
店員さんにマーチンを選ぶからには相当上手なんだろうと思われるのも嫌だし、
店内を窺って他に上手に弾いている人がいたら論外、お客が誰もいなくて話しかけやすそうな店員さんを選んでね。
なかなか勇気がいるのです。

そこで、少しづつ分かってきた事。
マーチンもギブソンも確かに良い音だけど、
僕が持っている2万5千円の「木曾スズキ」も改めて良い音だと思うのです。

暫くは、心を奪われる音色を求めて楽器屋さん通いです。

選んでいる時が、一番楽しい時間かもね
コメント
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