風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

『別府温泉半日観光の巻』

2012年02月18日 | 旅行
『油屋熊八』の銅像に話しかけた後、
別府駅のロッカーに荷物を放り込んでいたら、
後ろからタクシーの運転手が巧みに半日観光を勧めて来たのです。
ご高齢同伴なわけですから、その方がお得なのかなと迷った挙句、
タクシーのトランクに荷物を入れ替えて別府観光が始まりました
乗った後もね、3で割って一人いくらで・・・と損得勘定をしていましたが

高台から別府市街を見下ろすと、あちらこちらに湯けむりが上がっています。



火事と間違わないのですか?と変な質問をしてしまいました。




血の池地獄とは、奈良時代に編纂された書『豊後国風土記』に"赤湯泉"の名で記されてあるという1300年以上前から存在する日本最古の天然地獄だそう。
僕は、地獄の辛さ『蒙古タンメン中本』を思い出してしまいました。



そして、海地獄。
コバルトブルーの色をしていて、地獄というのがふさわしくないほどの美しさです。池の青色は、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためとか。
タクシーの運転手さんがタバコの煙を吹きつけると化学反応を起して湯気が噴き上がりました。一本22円もするのにさ、自前で実験してくださいました。
貴方は、よくしゃべるけど歴史に、地質学にお詳しいですね。

坊主地獄は、90度を優に超える高温の泥が煮えたぎり、坊主の頭のように膨れ出てはじけることからこう呼ばれるのだとか。
1498年の日向灘地震で爆発が発生、寺院は住職もろとも吹き飛び、地が裂けて熱泥が噴出したのだそうです。







よく一緒にお仕事をしているお方を思い出しました。


ゆっくり温泉に浸かった後で、ちまきを頂きました。



これも美味しかった!

良くおしゃべりになる運転手さん半日観光ありがとうございました。


タクシーから降りると、規制されたメイン通りを『別大マラソン』のランナー達が駆け抜けて行きました

                           多分 大分の旅物語 これで完結だとおもう。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大分回想記 | トップ | 昼下がりの『ペンネ』 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぽんぽちゃん)
2012-02-19 21:58:36
昨年、母と木曽路へ旅した時も「タクシー付ツァー」で、とても便利でした。いろいろ案内と説明をしてくれて、地元の人しか行かないような細いクネクネ道も案内してくれて、きれいな滝を見ました。楽しかったなぁ~、母となのに…
返信する
ぽんぽちゃんっ! (風と僕)
2012-02-19 22:57:15
よくおしゃべりになる運転手さんでした。
そうそう、観光バスでは行かないタクシーならではのお湯が噴き出しているところ連れてってくれたりね。

僕も、父と一緒でした。
楽しかったよ

返信する

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事