学生と先生の会話です。
お楽しみ下さい。
学生:先週ころから、
中国の企業所得税率が一律25%になり、
その結果、
税率が上がるとか下がるとか
新聞に載っているのですが、
一体どっちなのですか?
先生:難しいことを聞きますね。
中国のことですからね、良く知らないんですが、
税率の仕組みは単純じゃないと思います。
現在、
企業所得税率は、原則、一律33%だけれど、
一部の特殊地域の外資系企業には
24%または15%の優遇税率が適用され、
利益の少ない国内企業には27%または18%の
優遇税率がそれぞれ適用されているそうです。
学生:なるほど。
原則だけで考えれば、
33%から25%に下がるわけですね。
だけど、経済特区などの外国企業は
15%から25%に上がるということですか?
先生:そのようですね。
でも、ハイテク企業などは、15%の優遇措置は
残るようですよ。
ところで、企業所得税って何ですか?
学生:企業の所得に課せられる税金だから、
日本の法人税みたいなもんじゃないですか。
先生:そうですね。
じゃ、法人税が15%から25%に上がると
日本から進出している企業にとって
どのような影響がありますか?
学生:税金が安いと思って進出した企業は
「がっかり」でしょうね。
でも、25%って、まだ安いんじゃないですか?
日本は40%くらいでしょう。
先生:そうですね。
例えば、
マレーシアが28%、タイが30%ですから、
上手な設定ですね。
外資企業にとっては依然として魅力がありますね。
学生:そうか。
通関士の勉強してると「関税」しか頭にないのですが、
外国企業を誘致するには法人税率を下げれば良いのか?
先生:その視点で、
これから新聞などを見てくださいね。
ドイツ、フランス、インドネシア、日本など
いろんな国で、検討されていますよ。
学生:でも、法人税を下げた分を、
消費税の値上げとかして欲しくないな・・・
お楽しみ下さい。
学生:先週ころから、
中国の企業所得税率が一律25%になり、
その結果、
税率が上がるとか下がるとか
新聞に載っているのですが、
一体どっちなのですか?
先生:難しいことを聞きますね。
中国のことですからね、良く知らないんですが、
税率の仕組みは単純じゃないと思います。
現在、
企業所得税率は、原則、一律33%だけれど、
一部の特殊地域の外資系企業には
24%または15%の優遇税率が適用され、
利益の少ない国内企業には27%または18%の
優遇税率がそれぞれ適用されているそうです。
学生:なるほど。
原則だけで考えれば、
33%から25%に下がるわけですね。
だけど、経済特区などの外国企業は
15%から25%に上がるということですか?
先生:そのようですね。
でも、ハイテク企業などは、15%の優遇措置は
残るようですよ。
ところで、企業所得税って何ですか?
学生:企業の所得に課せられる税金だから、
日本の法人税みたいなもんじゃないですか。
先生:そうですね。
じゃ、法人税が15%から25%に上がると
日本から進出している企業にとって
どのような影響がありますか?
学生:税金が安いと思って進出した企業は
「がっかり」でしょうね。
でも、25%って、まだ安いんじゃないですか?
日本は40%くらいでしょう。
先生:そうですね。
例えば、
マレーシアが28%、タイが30%ですから、
上手な設定ですね。
外資企業にとっては依然として魅力がありますね。
学生:そうか。
通関士の勉強してると「関税」しか頭にないのですが、
外国企業を誘致するには法人税率を下げれば良いのか?
先生:その視点で、
これから新聞などを見てくださいね。
ドイツ、フランス、インドネシア、日本など
いろんな国で、検討されていますよ。
学生:でも、法人税を下げた分を、
消費税の値上げとかして欲しくないな・・・