資格講座を担当していると、
そこには、
偉大な神の悪戯と思えるような結果だったり、
順当な受講生の研鑽の成果だったり、
人生の縮図のようなものを見ることがあります。
私に出来ることは、
神の悪ふざけを上回るような
絶対的な実力をつけるべく
分かりやすい講義と徹底した訓練の場を
提供することでしょうか。
結果には原因が付き物なので、
これを徹底的に分析して、
対策を立てるべきです。
失敗の原因をうやむやにして
ダラダラ続けていても
思うような成果は得られないでしょう。
メーカー的な発想かもしれませんが、
お客様からのクレームの原因を追求して、
その問題点を解決してヒット商品を
生み出すことも出来ます。
また、クレームの原因を調べる手法や
その対策を立てる方策は、
新製品を担当する研究開発部門だけでなく、
QC活動などで全社的なスキルでした。
一方、教育関係に足を踏み入れて驚いたことに、
非常勤や派遣の講師という立場だったことを
差し引いても、
本気で原因究明や対策を立てる雰囲気を
感じることが少なかったように思う。
昨年、一昨年の通関士は別として、
英検、貿易実務検定、正常な通関士試験などで、
目標としていた結果が得られていない人は、
教材や学校をコロコロ変えることも
気分転換に必要かもしれないけれど、
冷静に、落ちついて、原因究明をしてから
次に何をすれば良いかを検討すべきでしょう。
最近の個別面談から感じたことを書きました。
通関士試験、貿易実務検定、英検、TOEIC
の再受験者には耳が痛いかも知れませんが、
原因分析は、避けて通ることjは出来ません。
現実から目を背けたい気持ちはわかるけれど、
向かっていく勇気を持つことが大切です。
個人情報のこともあり、
具体的に書くことは差し控えましたので、
抽象的かつ一般的になりましたが、
参考になれば幸いです。