合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

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英検と通関士の合格基準に思う

2009-10-22 16:16:43 | 教育論
 英検の受験者の間では、

  一次試験終了後のこの時期の話題は

  合格基準が定番ですね。

  準1級の場合だったら、例え基準点がわかったところで、

  英作文の自己採点ができないので、

  どうしようもないと思うのだけれど、


   受験生の心理としては、知りたい!

   そこで、私のような試験対策をしないような人間にまで

   見当違いのお問い合せが舞い込んでくる。


    英検が要求する英語力を身につければ、

    特に試験対策は必要ないという乱暴な思想の持ち主なので


    例えば、100点満点として

    今回の基準が前回並みに低く66点になるのか

    それとも高めの70点になるのか、

    全く興味もないし知る術も持っていない。

    
     ただ、不思議なもので、
   
     普段の講座の小テストや受講の印象で

     大体合否の判断は出来るしほぼ当たる。


   英検の毎回の合格基準はどのようにして決まるか知らないが

   通関士試験に比べると妥当だと思うことが多い。

   これは偏差値などを使って公平を期すようにしているのだろう。


    このブログの読者は通関士試験を目指す人が多いので、

    参考のために書きますと、

     英検では、

     まず、一次試験の後10日くらいで合格基準が公表され

     その後、一週間ぐらいで合格発表になり、2次試験(面接)となります。

     その一次試験の合格基準の話をしているのですが、

      英検1級と英検準1級は満点の70%前後、

      英検2級~5級は60%前後が毎回の基準のようです。

    
    一方、通関士試験では、

     合格発表時に合格基準も発表になるのですが、

     毎年、各科目60%でほぼ固定化されていて


      問題の難易度のバラツキがほとんど考慮されないので、

      年度によって合格率が大きく変動し、

      当たり外れの大きい極めてギャンブル性の高い試験になります。


       マークシート方式で簡単に集計できるので、

       英検のようにきめ細かい統計処理をした合格基準を作って

       年度間の不公平感を取り除いて

       もっと迅速に発表して欲しいものだと思いますね。


       出題の不公平感だけでなく、

       ここらあたりも官と民の違いを見ることが出来ます。

      
  
  英検に話を戻しますが、

    合格基準と1点違うだけで、合格か不合格に分かれます。

     つまり、

     二次試験の準備をするべきか、それとも、

     次の1月の準備をしようか迷っていらっしゃるようです。


      とりあえず、次の1月受験を目指して受講したいけれど、

      今回の試験が受かってればキャンセルできますか?

      という揺れ動く受験生の気持ちが現れた質問を頂きます。


    毎年、そのような質問をされた方は、

    合格されているケースが多いので

    面接の準備をされた方が良いですよ!

    蛇足ながら、「出入り自由」が私の英語講座の特徴です!


  今週は、このようなメールの遣り取りをする季節のようです。

    通関士講座も同じ傾向です。

    落ちたと思うので「噂のスクールきづ」で勉強したいのですが、

    講座説明会とか説明会の予定はいつですか?


     このような質問をされる方は、

     毎年ほとんどの人が合格しているので

     結果が出てからご連絡下さい!


     もっとも、こちらは「出入り自由」ではありません

     最後まで一緒に勉強して合格して欲しいので

     初めて受験される方には、今年は「体験ゼミ」を実施します。


  合格基準にまつわる四方山話でした。

    



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