道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

4/18今日は雨で休足日2連チャン(それでも走る?)

2023-04-18 18:02:00 | 日記

朝方はまだ降ってなかったのに
初孫くんを園に送る頃から雨模様
なので今日も休足日

昨日
怪しげな整体院のイケメン風先生に
筋肉痛がある時は超回復の最中だから
休んだ方が良いと言われ…

昨日より今日の方が筋肉痛も強め?
休足日にはちょうど良いのかも…

まぁ42.195キロも走ったんだから
翌日と翌々日の2日連チャンで休んだって
バチも当たらないさ

ただ
休足日にしたのはいいんだけど
雨降りだと庭仕事もできず…

先週から取り掛かり始めた
小さい松の芽むしりも中途半端なままだし…

手を入れてない庭木も
まだ何本も残ってるし…

前庭や家周りの雑草たちも
ずいぶんと目立ち始めてきた

すでに1度目を終えた箇所ですら
少しずつ雑草たちも生えてきて…

こうやって
家の中でノンビリ休んでいても
気が休まらないというか…

本来はグウタラな性格だから
何もしない方が性に合ってるはずだけど…

歳を取ったから?
なのだろうか…

そうなんだろうなぁ
おそらく…









日曜日のマラソン大会のトピックスを少し…


《第1関門が鍵!》



12.4キロの第1関門の地点で
待ち受けていた友人が撮影した写真

痛み止めを多用しても坐骨神経痛のせいで
とにかく第1関門が鬼門というか
最初はペースが上がらないから…

制限時間の1時間40分を
10分ほど早い1時間30分でクリアできて
グーサインで喜ぶジジイランナーの勇姿?

すぐ後ろに5時間30分のオレンジ色の
ペースランナーたちをしたがえつつ…笑笑

第1関門さえクリアできれば
あとは制限時間が緩くなる一方だから
カックン病さえ出なけりゃ
オチャノコサイサイ?

シモヤケの痛みも全く無くなってたし…









《知事の根性!》

前半の何キロ地点か忘れちゃったけど
第1関門を超えたあとで
この大会に参加していた知事を追い抜いた

坐骨神経痛のせいで第1関門までは
かなりのランナーたちに追い抜かれたものの
それ以降は徐々に追い抜き返しはじめ…

そんな中で
前方にやたら身体のデカいランナーがいて
身長だけじゃなく体重もありそうな…

とてもマラソンを走る人の体型じゃないなぁ
そう思いつつ近づいていくと…

知事だった

彼は元プロレスラーで
若い頃は某出身高校の国語教師もしていた
僕より6歳ほど年下で…

知事だとわかって追い抜きざまに
頑張りましょう!と声をかけたけど
彼の汗だくで苦しんでる表情を見ると
かなりシンドそうで…

僕も半年前の地元のKMマラソンでは
坐骨神経痛だけじゃなくカックン病で
6時間を超えちゃったけど
彼もたしか6時間半くらいだったはず…

今回の制限時間は
あの時の7時間より1時間短い6時間だから
たとえ42キロは走れたとしても
おそらくどこかの関門に引っかかると…

追い抜いてからは
さほど気にもしなかったが…

今朝の地元紙の朝刊を見てビックリ!
なんと制限時間の6時間を
ギリギリで切って完走したと…

諦めずに頑張れば
何でも成し遂げられるようなコメント付き…

やっぱり
何かしら秀でた人物は
凡人の老いぼれジジイとは違うよなぁ









《それでも走る?》

スタートして1〜2キロ付近
みんなに追い抜かれながら走ってると
後ろから知人ランナーに声をかけられた
僕より5歳年上の…

アスリートではないけど
若い頃からマラソンを走ってて
もちろん僕よりもずいぶん経験を積んだ

これまでに何回も同じ大会に参加してて
結構良い勝負で競ったりしていて…

調子はどう?みたいに訊かれて
コロナ禍で大会がなかった頃から
坐骨神経痛でマトモに走れなくなったことを
プチ報告みたいに…


でも3月の大会も走ってたろ?

ええ5時間半もかかって…

オレも5時間ちょっと…

もうタイムは無理です

オレも歳だからなぁ

お幾つになりました?

明日で73歳…

え!
明日が誕生日なんすか?
実はオレも先週68歳になったとこで…

まだオレより全然若いよ〜

でも坐骨神経痛でマジに走れないんすよ〜
痛み止めたくさん飲まないと…
スタート前はもちろん
走ってる最中も2回ほど飲むんですよ

そんなに飲むのか?

ええ
だからオレに遠慮せず先に行ってくださいよ
ゴールで会いましょう


そう伝えると
彼はじゃあ!と手を振って
軽いステップでリズミカルに先を急いだ

第1関門の手前
すれ違うコースで再び彼を見つけ
○○さん!ファイト!と声をかけた
順調に走れてる感じだったが…


ゴールまで残り5キロ地点のエイド付近で
不意に後ろから彼に声をかけられた


追いつかれちゃったなぁ

ホントだ〜!


てっきり
ずっと先を走ってると思ってたのに…

それから3キロほど
彼と並んでいろんな話をしながら並走を…

どうやら彼も最近は
今までみたいに練習できてないらしく…

というのも彼の話の中で
驚くような事情を知って…

どうやら
彼の奥さんが若年性認知症になってしまって
毎日が大変な苦労の連続だと…

なぜかはわからないが
ひどい時には
彼にだけ暴力を振るうことが何度も…

彼の奥さんには
僕もアラフォーの頃に
何度か会ったことがあって…

かなりの美人でスタイルも良く
結構憧れたりしたことも…

たしか
僕と同い年かひとつ年下だったと…

彼はまだ自営業を営んでいるのだが
そんな認知症になった奥さんを
最初はデイサービスやショートステイに預け
そして今は病院に入院させたみたいで…

仕事はもちろん
今は家事も全て負担するハメになったと…


大会なんか走ってて大丈夫なんすか?

大丈夫じゃないけど
練習できなくても
せめて大会くらいは出たいよ


大変な事情を明るく話しながら
僕と並走する彼の顔を見て
どう反応して良いのか…

もし僕がその立場になったら…

いくら仲の悪いカミさんだとしても
認知症になっちまえば
仲が悪いとかなんか言ってられず…

ちょっと想像もできないような…

それでも走る?

どうだろうか?

彼と同じ73歳になったとき
認知症になったカミさんを抱えて…

彼のように走っていられるだろうか?


走ってるかもしれない

いや
環境さえ許せば…

そして
身体も大丈夫なら走ってるだろう
おそらく…

僕から走ることを取るなんて
とても考えられない
いまは…


だから
僕よりずっと長く走ってきた彼にとって
走ることは
僕以上に生きる証になってるに違いない

きっと…


明日は走ろうかなぁ



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