道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

8/14今日も灼熱地獄のゆるジョグ7㎞(言えた義理じゃないけど…)

2024-08-14 17:37:00 | 日記

リタイアしてからというもの
無職になった日々の暮らしの中で
いろいろと変わってしまったことが幾つか…

なんといっても
テレビというものを殆ど観なくなった

現役時代もそんなに観ていたわけじゃないが
今はニュース番組すらたまにしか…

もともとリビングのテレビのチャンネル権は
僕になかったこともあるが
興味のある番組がなくなってしまって…

自室のテレビもマラソンや駅伝の番組以外は
全く観ることがない

何もかもに興味をなくしたわけじゃないけど
なんて言うんだろうか…

観れば観たで面白く感じるものも
あるのかもしれないけど…

テレビ画面から流れてくるものを
そのまま観ていることが
だんだんと出来なくなってきて…

もちろんカミさんと並んで観る
そんな気にならないこともあって…

で…
テレビを観ないとなると
夜は床につく時間が早くなってしまって…

大体
夜の10時前までには自室のベッドへ…

そのまますぐに寝入るときもあれば
しばらくスマホをいじってるときもあるが…

いずれにしても今の時期は
エアコンのタイマーをセットするので
寝苦しくて寝付けないということは
ほとんどないんだけど…

夜中や明け方に
暑くて目が覚めることが何度かあって
今日もまさしくそのとおりで…

エアコンが切れたあと
夜中の3時頃になって目が覚めた

今度は扇風機のタイマーをセットして
再び寝入ったのだが扇風機も切れて
5時頃に再び暑さで目覚めることに…

そんな長い?夜中にトイレへ行ったり
冷蔵庫の氷を頬張ったりするのが
すっかり癖になった感じで
要するになかなか熟睡できない日が続いてる

今日も5時に目覚めてから
すぐに扇風機を回して6時頃まで
ネットをチラ見しながらウツラウツラ

起きてしまえばいいのだが
まだ眠くて起きる気にはなれず…

こういうことが続くと
疲れがなかなか取れなくなっちまって…

ただでさえ坐骨神経痛がヒドいのに
ダルくて重い老体に痛み止めを注入しつつ
暑い一日が始まるということに…

今日もまた
朝から汗を滲ませながら朝のルーティン
そして日課のジョグへと…

お盆だから休んでもいいという
そんな常識にとらわれた思いもあるけど
お盆だからといって
僕の暮らしが何ら変わるわけじゃないから…

なので今日もやっぱり日課のジョグへ
暑さと坐骨神経痛に苦しめられながら…

この子をお供にして…



走り始める前から
外は今日も灼熱地獄の様相

無理をしないことをシッカリ念頭に
ゆっくりと脚を進めていく

すでに暑すぎるほど暑いので
日影を徹底的に選びながら…

今日は昨日と違って
ダルくて重いからちょっと厳しいジョグか?

途中
走ってる若そうなランナーたち何人かに遭遇
ほとんど初めて見るような人ばかり

おそらく彼らはお盆休みだから
こんな朝の時間帯に走ってるんだろうと…

そんな中で速そうなランナーが2〜3人
細身で脚が長くていかにも軽そうな…

速いんだろうなぁ
彼らのカッコいいフォームを見送りながら
ポンコツジジイも真似をするつもりで…

だけど真似をしても
すぐに息が上がって疲れてしまい
また元の老いぼれフォームに逆戻り

Garminを見てると
心拍数150くらいが僕の限界で
それ以上になると倒れそうなほどヒドくて…

ネットで知ったけど
心拍数に自分の年齢をプラスして
220くらいが限界らしくて…

となると
その説のとおりアラ古希のジジイは
150くらいが限界なのだと…

あんな若くてカッコいいランナーたちは
もっと高い心拍数まで走れるんだろうなぁ

そんなヤツらと同じようには走れないさ
そう自分を慰めながら…



5キロ過ぎの長い上り坂
辛くてよっぼど歩こうかと思ったけれど…

どうせ歩いたって
暑い陽射しに焦げる時間が長引くだけだと
自分を励ましながら
やっとのことで歩かずに上り切れた

まぁタイムやペースは
昨日とは比較できないものになったけど
走り切れたからヨシとしよう

だけど
明日も変わらず暑いんだろうなぁ
明日こそ歩いてしまいそうな
そんなイヤな予感が…

まぁ走れなくなったんなら歩けばいいさ
それでいいさ
しょうがないさ








相も変わらず冷水シャワーで命拾い
洗濯物を干して庭掃除という
お昼までのルーティンを終えた頃
隣県に住む姉からメール

明日のお盆にお墓参りとお仏壇参りに
我が家を訪れたいとの連絡

もちろん承諾の返信をすぐに送ったが
我が家へ来訪することは
姉もかなり遠慮してるのだろう

以前はバアさんが離れにいたから
高齢のバアさんを気遣って
たまに離れに泊まったりもしてたが…

バアさんが亡くなり離れを取り壊して
チャラ息子の家を建ててしまえば
当然泊まることは無くなって…

わかりやすく言えば
バアさんが亡くなってからの我が家は
実家というよりもカミさんの家だからなぁ
そんな我が家に泊まるわけないよなぁ

もちろん
泊まることになれば
何かと僕だって困るけど…


姉は隣県に嫁いでちょうど50年が経つ
これまで大変な
口には言えない苦労をしてきただろうと…

なにしろ最初からずっと親との同居生活で
もちろん寝起きや食事など全てが一緒で…

しかも
由緒ある格式高い昔風の家で
一般庶民のわが○○家と全然別格の…

だけど
小さい頃から頑張り屋だった姉だからこそ
つとまったのだと弟ながら感心する
こんなチャラい弟だからこそか?

泣いたことも一度や二度ではないはず…

もうご両親とも亡くなって
ダンナは頭も良くて物分かりかもいいし
何より優しいからいまは幸せなんだろうなぁ
3人の子どもとたくさんの孫に恵まれ…


今は昔か?
子の世帯が親の世帯と同居すること
現代社会ではほとんどないだろう

稀にあったとしても二世帯住宅で
玄関も別なら台所も何もかもが別だという
いわゆる暮らしが別なそんな形でしか…

我が家はたまたま敷地が広いから
同じ敷地の中にチャラ息子の家を建てたので
何もかもが別なのだが…

そしてすぐ隣だから
初孫くんの面倒を見るには最適な条件だと…

そういう意味では
チャラ息子たちも恵まれた環境か?

それに対して
グウタラ娘の方は大都会で
一家3人の狭いマンション暮らし

義両親とはそんなに近くでもないから
赤ちゃんの面倒を見てくれるわけにもいかず
何かと暮らしにくいだろうと…

だけど
そんなことの予想がつきながら
ダンナと結婚して大都会へ嫁いだんだから
いまさらコッチが良かったとボヤいても…

確かに心配ごとは
たくさんあって尽きないだろうけど…

僕たち夫婦だって
出来ることと出来ないことがあるし…

なんといっても
いつまでも元気でいられるわけもなく…

むしろ
これからいろいろ
迷惑かけることになるかもしれず…

だから
チャラ息子もグウタラ娘も
自分たちの力で生きていくしか…

もう親になっちまったんだから…
責任を持つべき子どもがいるんだから…

立派な親にならなくてもいい
僕みたいにアヤマチばかりの親でもいい
ただ子どもだけは
なんとしても育て上げないと…

チャラい不良ジジイが
言えた義理じゃないけど…



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