昨日ほどではないにしろ
今朝も結構寒くて…
ただ
朝から晴れて陽が射していたのが救いで…
寒くっても
いっぱいに広がる青空を見るだけで
暖かく感じてしまうから僕も単純なものだ
だけどニンゲンってそんなもんだろ？
平凡なジジイだし単純でいいさ
朝のルーティンを済ませ
いつもどおりジョグの準備をしていたが
カミさんはなかなか起きないみたいで…
結局
玄関を出てスタートするまで
カミさんは起きて来なかった
決して死んでるわけじゃなく
もともと朝が苦手なんだろう
僕だって得意じゃないけど
初孫くんのために裏口を開けなきゃなぁ
だけど
それがあるから一日のリズムが狂わず
ポンコツ老体には良いのかもしれない
今日のジョグはこの子をお供にして…
明るい青空の下でスタートするのは
やはりなんとも言えないほど気持ち良くて…
1キロ半あたりの地点で久しぶりに
こざっぱりした小綺麗な彼女に遭遇して…
いつものように
彼女は笑顔で会釈してくれて
僕もいつもなら同じように会釈を返すのだが
今日は会釈の代わりに手を振ってみた
だけど彼女は笑顔で会釈を繰り返すばかりで
僕に手を振り返してくれることはなかった
ザンネン…
そんなに簡単に仲良くなれそうにない？
でも彼女の笑顔だけで充分か？
充分だよなぁ
まぁ今日は良いジョグになりそうな…
そう期待しながら走ってはみたものの
なぜかBluetoothでAirPodsに繋げた
スマホのLine musicの調子が全然ダメで…
いつも
いわゆるオートプレイにしてて
走り終わるまでずっと聴けるのに
今日はしょっちゅう途切れてしまって…
途切れる度に走るのをやめて歩きながら
再生し直すのだが
それがあまりにも頻繁すぎて…
たまにそういうこともあるにはあるけど
大抵は一回再生し直せばスムーズに行くのに
今日は特にヒドくて何度も何度も止まって
欲求不満が募るばかり
しまいにはイライラが頂点に達し
音楽を聴かないままで走ることに…
お天気こそ良かったものの
結局は何とも言えないビミョ〜なジョグに…
音楽がないとやっぱりなぁ
老いぼれジジイになっても
女の子ばっかりの洋楽を聴いてるのも
どうかとは思うけど…
別に男性のヴォーカルが嫌いなわけじゃない
良い歌もいっぱいあるし…
実際に以前は聴いていたこともあって
バンド関係も好きだし
instrumentalなんかも嫌いじゃないから…
だけどいつからなのか
おそらくリタイアしてからかな
ジョグの時には必ず
洋楽の女性アーティストばかりになって…
まぁ根っからのエロジジイだからなぁ
聴こえてくる歌声が女性というだけで
エモく感じてるのかもしれない
ジョグの時に男の声は聴きたくないからなぁ
ジョグを走り終える頃から
少しずつ雲が広がり始め…
スマホのお天気アプリによると
午後から雨模様になるみたいで…
たしかに
走ってる間は晴れてたけど
気圧配置は西高東低の典型的な冬型
午前中はあんなにお天気良かったのに
午後からは一転して雨が降り出すなんて
まさしく冬の北陸のお天気だと…
そんな雨が降り出す前に
シャワーを浴びてからドラッグストアまで
愛車をオープンにして…
残り少なくなった
坐骨神経痛の痛み止めを求めて…
片道7〜8分だけのプチドライブ
まだ雨は降り出さないと思ってたら
走ってるとフロントガラスに細かい雨粒
霧雨みたいな…
頭の上の空には
特に雨雲が広がってたわけでもないのに
ちょうどお天気雨のような感じで…
本格的な雨でもないし
わずかな時間の間だけだから
愛車を停めて屋根を閉めるまでもないと
そう思って走り続けたけど…
愛車の前後を走る車や
すれ違う車たちは変に思ったかもなぁ
このクソ寒いのに
しかも霧雨とは言え雨が当たってるのに
わざわざ屋根を開けて走るなんて
よっぽど目立ちたいのか？などと…
そう思われても仕方ないか？
だけどそこまでして目立ちたいわけじゃなく
やっぱりオープンカーに乗ってるんだから
オープンに出来る時はオープンにしないと
意味がないと…
偶然にも途中の信号待ちの交差点で
愛車と同じ車種の車を見つけたけど…
当然ながら？
ムコウは屋根を閉じてて…
ドライバーはハッキリわからなかったけど
どんな思いでコッチを見てただろうか？
まぁいいさ
同じ車種に乗ってるヤツもたくさんいるさ
だからといって
みんな僕と同じ想いだとは限らないから…
というより
同じ車種でオープンにして走ってるケースに
全く遭遇したことがないのが実態
どうしてみんな屋根を閉じてるんだろう？
せっかくのオープンカーなのに…
まぁなぁ
ジョグもおんなじことだよなぁ
雨降りの多いこの地で
毎日のように走ってる変態ジジイなんて
見たこともないし…
たとえ愚かなことであろうと
自分が好きなようにすればいいだけのこと
他人の目なんて気にしてられないさ
いつかは
オープンカーにも乗れなくなるだろうし
いつかは
走りたくても走れなくなるんだろうし…
それまでは…
そのときが来るまでは…