道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

12/9極寒氷雨のゆるジョグ10㎞(毒にも薬にもならない…)

2024-12-09 16:02:00 | 日記

夜中にやたら寒くて何度も目が覚めた
こんなに寒くて目が覚めたのは1年ぶり?

コンパネベッドに変えてからすでに2年以上
無機質な冷たい合板の感覚が
懐かしいようにも思えたけど…

白い雪は降らずとも
到々本格的な冬になったんだと
フカフカの毛布を首まで覆いながら…

そんな寒さのせいか
6時半のGarminの目覚ましが鳴るまで
起きることが出来ずに今日もプチ朝寝坊…

月曜日だから
7時過ぎには初孫くんが裏口に
帰宅後の着替えのバッグを置きにくるはず…

なのでベッドから起きると同時に
慌てて裏口の鍵を開けに…

裏口を開けるとまだ薄暗くて極寒氷雨の模様
こんなに寒い雨の日に走れるだろうか?
そう思いつつ遅まきながら
朝のルーティンに取り掛かった

朝食のトーストを食べ終え
裏口に近い洗面所で歯を磨いてるときに
初孫くんがバッグを置いていく物音が…

こうやって
老いぼれジジイの1週間も
そして初孫くんの1週間も
極寒の中でいつもと変わらず始まった…

それにしても寒い
寒すぎる

いくら小雨模様で
ジョグには支障がないとはいえ
この極寒の中を普通に走れるのか?

そんな不安を抱えながらも
老体は無意識のうちにジョグの準備を…

ウィンドブレーカーの下に
ロンTを1枚重ね着しようか迷いつつ
試しにいつもと同じスタイルで行くことに…

今日はこの子をお供にして…



スタート時から細かい雨模様
もとより気になるほどじゃないと思うものの
路面の水溜りに落ちる雨は
思ったより大きくて…

もともと視力の弱い老いぼれジジイの目には
降り続く雨が見えてないからなぁ

まぁその方が都合がいいか?

それにしてもやっぱり寒すぎる
ロンT1枚重ね着してくればよかった

スタートする直前に
念のためお天気アプリで気温を確認したが…



2.8℃って
雨じゃなくて雪になっても
なんら不思議のない気温だと…

小降りの氷雨に濡れた手袋の中で
早々と指先がかじかんでくる

無事に10キロを走り切れるだろうか?

昨日と同じように
歩道にできた水溜りや雨水の流れを
ピョンピョンと避けながら…

いつもより遅いスタートになったので
通勤者たちの顔ぶれというか
目にする姿が変わってて…

遅くなるといつも見かける
異常なほどお尻を振って歩く通勤女性
独身か既婚者かは知らないけれど
そんなに若くはなさそうな…

まぁ若い子は
あんなにお尻は振らないよなぁ
水商売関係じゃない限り…

ぶっきらぼうで男性のような歩き方だけど
そこまでお尻を降らなくてもと感じるほど…

エロジジイの数少ない経験からすると
このタイプの女性は絶対にセックス好きで
しかも細いのに結構体力があるはずだと…

そんな薄っぺらいお尻を
左右に大きく振って歩く
彼女のエロい後ろ姿を横目で見ながら
ゆっくりと追い越していく

追い越しざまに顔を見ることは絶対にしない
顔を見て幻滅?ザンネンに思うことが
アルアルでしかないから…

というか
こんな歩き方をしてる女性が
美人のはずなんてないから…

僕にとって彼女は顔よりも
フリフリお尻の彼女で充分満足だし…

だけど
彼女もおそらく僕のことを
変なジジイだと思ってるに違いない

薄くなった茶髪ロン毛に髭を蓄え
夏場はハーフタイツ
冬場はロンタイの
イチモツの形がわかってしまうような
妙にグロいスタイルで走ってるジジイ
イヤリングまでしてるし…

もちろんグロいイチモツやお尻の形は
Tシャツの裾に隠れて見えないのだが…

そんなお尻フリフリの彼女を追い越して
水溜りを避けながらも走り続けていく

ゆっくりと走ってるつもりでも
おそらく極寒のせいだからか
思った以上にペースが上がっちまって…

それがどんな身体のメカニズムなのか
ジジイにもハッキリわからない

いずれにしても
寒いとどうしても速くなりがちで…



毎日ずっと走り続けで
疲れも溜まってるはずだから
疲労抜きのためゆっくり走ったつもりでも
このペースじゃ疲れは取れそうにないなぁ

たとえ疲れが取れなくても
それはそれでいいんだけど…

こんな走りを繰り返してたんじゃ
いつかは必ず身体のどこかが故障するはず…

長いジョギング経験からすると
そういうことがどうしても起きると…

だから
思い切って休足日を設ければと思うけど
年末年始に向けて悪天候になりそうなので
走れるいまのうちに走っておきたくて…

まぁ
あんまり深く考えない方がいいかも?

故障してもしなくっても
どっちみちポンコツジジイの走りなんて
そんなに変わんないだろうからなぁ

ジョグを終えて
外の凍るような冷気の中から家に入り
熱いシャワーを浴びたあと
エアコンの効いた暖かい部屋の中にいると
まさしく天国のように感じるほど…

こんな風な暮らし
いったいいつまで続けられるんだろう?

いつか走れなくなるまで?
そうなんだろうなぁ…








いつからなのか覚えてないけど
少し前からカミさんが市内のスポーツジムに
頻繁に通うようになって…

僕の知らないうちに
入会したのかもしれず…

なぜカミさんがそんな気になったのか
ジムでどんなことをしてるのか
全然知らないのだが…

これまで
ほとんど運動らしい運動をして来なかった
彼女がなぜ今になって…

おそらく
自分の老化ということを
少しずつ感じ取ってきたのか…

或いは
お気に入りのトレーナーや
ジム仲間たちがいるのか?
気にならないでもないが…

いずれにしても
カミさんが家を空ける時間が増えることは
僕にとっては願ってもない好都合で…

少なくてもその間はノンビリと出来て
ストレスもそれなりに軽減されるから…

ホントは
ずっといない方が良いのかもと思うけど…

居なければ居ないで…

居ないと唯一困るのが食事ってところだなぁ

例えば
自分だけの食事ならどうにでもなるような
そんな気もするけれど…

夜は初孫くんも居るので
そんなに簡単なわけにはいかず…

食事をつくるだけじゃなく
スーパーへの買い出しとかを考えると
かなり厄介なことだと…

ふと
カミさんが先に亡くなったり離婚するなど
なんらかの形で彼女が居なくなることを
想定してみることもあるのだが
いまひとつ現実味がなくて…

今はお互い半ばいがみ合いつつも
事なく暮らしてるような感じがするけど…

実際にある日お互いのどちらかが欠ければ
お互いに暮らしにくくなるような思いも…

たとえ仲の悪い僕たちのような夫婦でも
何十年も暮らしてきたパターンが変わると
ありふれた人生が変わっちまって…

でも
そう思ってるのは僕だけで
カミさんの方は全くノープロブレムかも?

そうかもしれないなぁ
女の人って強いからなぁ
もともと…

だから
男よりも女の方が長生きなんだよなぁ

そんなことを思いながら
カミさんが居ない間に
そっと缶ビールを一本飲み干して…

こんな風にして
これからも続いていくんだろうなぁ
グウタラな老いぼれジジイの暮らし

どうでもいいような暮らし
毒にも薬にもならない…



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