道しるべの向こう

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生きていくことの愚かささえも…

5/28昨日のタヒんだ62キロマラニック(時すでに遅しか…)

2023-05-28 17:17:00 | 日記

とにかく死んだの一言に尽きる
昨日の62キロマラニック
一夜明けても体調はすぐれないまま…

午前中はずっとベッドの上で横になって
お昼ご飯も摂らずにおこうかと思ってたけど
昨日の午前から食べていないので
少しだけ食べると元気が出て来た

まだ十分じゃないけど
治って良かったとつくづく…




だいたい
大会当日の真夜中に家を出発する時点で
二日酔い気味というか
前日の酔いが残ってること自体が大間違い

ウルトラマラソンだけじゃなく
マラソン全体を舐めてるよなぁ

ただでさえ痛風やら坐骨神経痛で
マトモじゃないポンコツ老体なのに…



それでも痛み止めなどを多用し
午前7時のスタート時には
赤点以上の調子で立つことができて…

ただ…
走り出すとやっぱり坐骨神経痛は厳しくて…

スタートから1キロほど続く
急激な下り坂は容赦なく臀部や太腿に響き
坐骨神経痛を刺激し助長した

そんな下り坂を降りて平坦になった
2キロ辺りの曲がり角で何気なく
自分の後方に何人いるのか振り返ると…

なんと!
ビリッケツから5番目だったのは
さすがのポンコツジジイもビックリ仰天

オレの後ろに4人しかいないなんて!
いくら参加者が少ない300人ほどとはいえ…

最近の大会本番のスタート後は
自分の位置がどうなのかやたら気にかかる
坐骨神経痛で思うように進めないため…

だけど
動くに応じて痛み止めが効き始めてからは
徐々に調子を上げて汗をかきながら
何人ものランナーたちを追い越した

そんな中
陽が高くなるにつれ気温も高くなってきて
ずっと直射日光を浴び続けていると
体調に異変が出始め…



汗だくが止まない30キロあたりから
リタイアしようと思い始めていた

とにかく胃の調子がおかしくて
吐きそうなほど気持ち悪くなっていた
二日酔いではなさそうな…

エイドでは
提供される食べ物は取らずに
冷たい水で水分補給をし続け
あとは持参していたサプリを飲むだけで
栄養などを摂り続けていた

マジにリタイアしようと考えたのは
吐くほどの気持ち悪さに加え
たまに発症する動悸が顔を出して
しばらく歩き続けざるを得なかったとき

マジにヤバいよ〜!
思わず天に向かって
大声でそう叫んで歩いていたとき…

どうしたんですか?
おそらく僕と同年代のオバさんランナー
後ろから走って来た…

ゼッケンは地元出身表示のナンバー
フォームや仕草から滲み出てる
走り慣れてる感がいっぱいの熟女ランナー?

さっきから吐き気と動悸がダブルで…
そうシカメッツラで説明すると
たぶん熱中症の症状のひとつだから
少し休んだ方が良いとのアドバイス

ありがとうと御礼を言うと
無理しないでね〜と手を振りながら
前を急ぐように走って行った



でも
僕は休まずにそのまま歩き続けることに…

というのも
ポンコツジジイには
是非とも完走したかった理由があったから…

それは…



アラ古希先輩の某カオルさんとの
前日のメールのやり取りで…

完走すれば
彼女ともう一度デートができる可能性が
出てきたから…

まぁアラ古希だから
どんなデートになるかは別にして…

まさか
ホンモノ?のデートなんて
彼女にはもうできないだろうなぁ…

でも元カノの彼女と
久しぶりに一緒に居られるだけでも
楽しみに思えるから…

なので
そんなことを思いつつ
必死に苦しみを堪えながら進み続けた


結果を簡単に言ってしまえば
制限時間の5〜6分前に
何とかギリ完走出来たのだが…

去年までの103キロのコース
今年はなぜか62キロに変更されたけれど
予め詳細なコース図が提示されてなくて…

僕もメンバーたちも
どうせフルマラソンに20キロ加えただけの
いわばチョロいウルトラだと考えてたら…

アニハカランヤ最後にこんなにヒドく
苦しめられるとは…

48キロ地点の最終関門を通過したとき
まだ3時間もの余裕を残していた

あと15キロほどを3時間なら楽勝かと
軽く計算してたのだが…

その半分以上のゴールまでの8キロが
初めて走るルートで
ほとんど売り切れ状態の脚には
地獄のような厳しいコース…

特に最後なんかはマラソンというより
ほとんどトレイルランニングまがいで
何度コケそうになって
崖から転落しそうになったやら…

最終関門を通過できたランナーの中で
残念ながら時間内に完走出来なかった人は
たくさんいたんじゃないかと推察できる

現に最後のすれ違いコース上で
僕よりかなり遅いランナーたちが
たくさん歩いていたから…

あらかじめ
ゴール前の最後のバカでかいラスボスを
みんなが知ってたなら…

あんなに余裕を持って
歩いてなかったはずだと…

僕自身
身体がまったく動かない中で
火事場の馬鹿チカラみたいのが出たのは
某カオルさんとのメールがあったからこそ…

デートの可否と是非は別にして
完走出来たのは某カオルさんのおかげ?

それって
単純なエロジジイでしかないか?
こんな歳になっても…










Garminもアプリも
ゴールしてずいぶん経ってから
終了のスイッチを押したので
10時間越えで表示されてるけど…

まぁ
後日大会事務局から正式に
完走証明症が送られてくるはずだから…



今回の完走メダルがいつもと違うのは
やっぱり今年の62キロは
イレギュラー的な意味合いを持つのかも?

来年103キロに戻ったとしても
あのラスボスのコースじゃ
危険すぎてヤバいからなぁ

だよなぁ…

事故が多発すると思えるほど…

まぁ
ポンコツジジイが103キロに戻ることは
今後ないからいいけど…

もう100キロウルトラは平坦コースでも
制限時間内で走ろうとすると
アシがモツことはないだろう
坐骨神経痛が完治しない限り…


こういうふうに
出来ることが少なくなり
出来ないことが多くなって
みんな老いていくのだろうか?

そうなんだろうなぁ
例外なく誰もが…

だとすると
アラ古希の某カオルさんと僕のデートも
もう出来ないことの
カテゴリーに入ってるのかも…

たとえ僕の方が出来たとしても
某カオルさんの方はさすがに…

ザンネンだけど
時すでに遅しか…?



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