今朝ちょうど7時に
開けた窓からチャラ息子の車が出ていく音
日曜日の朝早くに出かけるということは
おそらくゴルフじゃないかと…
本人曰く
ゴルフはあまり好きじゃないらしく…
好きなら
打ちっぱなしの練習場でも行くのだろうけど
そんな様子は全くなくて…
コンペとかに出ても
ブービー賞の景品を貰って来たことが
何度かあるようで
実際にそのお裾分けなどにもあずかって…
僕がチャラ息子と同じ年頃だったときは
ゴルフやスキーやバイクなどに熱中し
結構金遣いの荒い生活をしてした想い出が…
春夏秋はゴルフで冬にスキー
バイクは春秋にツーリングなど…
自分勝手だったそんな昔の自分を思えば
チャラ息子は初孫くんには良き父親で
お嫁さんにも良き夫なのだろう
きっと…
僕はダメな父親でダメな夫だったのか?
多分そうなんだろうなぁ
否定する権利すらないんだろうなぁ
今はどうなんだろう?
少しだけでも良いジイさん
或いは良い舅になれてるのだろうか?
まぁ
なれてなくてもしょうがないか?
でも
無理にならなくてもいいさ
ダメなジイさんダメな舅で構わないさ
それが真実というか
自然なオレなんだから…
さて
今日のスロージョグだけど…
今日も初孫くんが来ないので
あまり身体を動かすことなく
坐骨神経痛の痛みを抱えたままGO!
今日のお供はこの子で…
今日は暑さがぶり返して真夏の様相
気温が高くなると
途端にパフォーマンスが落ちるというか
冴えない走りになるので
今日こそキロ7分ペースでゆっくりと…
自分にシッカリ言い聞かせながらのスタート
日曜の朝の9時前
街中は静かというか
我が家の周りのそこかしこでの工事が
お休みだからそんな雰囲気で…
おそらく
僕の駆け足の音が響き渡っている?と…
当の僕は
AirPodsで音楽を聴きながら走ってるから
あまりハッキリとは聞こえなくて…
影の長さはもう秋の初めなんだけど
暑さの方はまだ夏のままで
奇妙な感覚を覚える
風が弱いせいか
いつもより結構暑く感じつつ
ペースを抑えてステップを踏んでいく
決して軽快とは言えない
ポンコツジジイのヘタレ気味のステップは
破れてしまったシューズの影響もあるのか?
イヤそんなわけはなく
ただ坐骨神経痛が痛いだけのこと
3月に訪れた
怪しげな整体院のイケメン風先生は
治るのに半年はかかると言ったけれど…
半年経ったいま
当時からみれば軽くはなったものの
相変わらず治っていなくて…
評判のすこぶる高い
隣県の某施術院にも新たに通ってみたけど
どうにもこの坐骨神経痛くんは手強くて…
坐骨神経痛が軽かろうと重かろうと
いずれにしても今日はゆっくりと
できれば休足日になるくらいの遅さで
走りたいと思いつつ…
それにしては
結構いっぱいいっぱいの感じで…
要するに
坐骨神経痛が痛くて
ゆっくりとしか走れないのだが…
ゆっくり走ってる分
疲れないのかというと決してそうじゃなく…
坐骨神経痛が痛い分だけ
臀部や腿裏などに余計な負担がかかって
結局はどっちにしても疲れるというのが
ポンコツジジイのリクツ
ということで
今日の休足しながらの超スロージョグは
失敗に終わったような…
まぁいいか…
これだけ毎日走ってても
夏バテしてないんだから…
久しぶりに真夏に戻ったような暑さ
スロージョグを終えた後は
日影の移ろいとともに前庭の草むしり
庭苔を育てるために
毎日のように水撒きをしてるけど…
庭苔よりも雑草の方に栄養が取られ
庭苔の何十倍も早く成長する雑草
むしってもむしっても次から次へと…
草むしりだけは
永遠に繰り返されるループのように
たぶん動けなくなるまで僕の仕事だと…
水撒きの方はもう少しだけ
涼しくなるまでのガマン?だと…
雨が降る秋になれば
もう水遣りしなくてよくなるだろうと…
そんな水遣りをしているとき
久しぶりに近所のオジさんが顔を出して
庭の中まで入って来た
やぁ雨降りそうで降らないね〜
水遣りも大変だろう?
そうなんすよ〜
庭が広いから水遣りも草むしりも…
でも水遣りのときは幾分涼しく感じれて…
涼しくならないよね〜
今年は異常だよね〜
そんな他愛もない会話のやり取り
それ以上の深い会話は危なっかしいというか
ヤバそうな気がしてなかなか話せない
独身でバツイチの独り暮らし
僕より4〜5歳年上のはずだから
もう70代になってると…
結婚して近所に家を建てたものの
子どもが小さい頃の若いうちに離婚して
以来再婚することもなくずっと独りで…
背も僕よりは高いしスマートだし
顔もどちらかといえばややイケメンタイプ
どうして再婚しなかったんだろう?
離婚時はまだアラフォーだったはずで
そんなにジジイでもなかったのに…
まぁどんな性格なのかは
深い付き合いもないからわからないけど…
たしか
娘さんがチャラ息子と同い年か
似たような歳周りだったはずだと…
離婚した母親じゃなくて
父親の彼の方に似て
結構可愛い顔をしてたのをボンヤリ覚えてる
もう誰かと結婚して
一丁前の母親になってるかも?
そんなこと訊けはしないけど…
彼が再婚しないのも
それなりの理由があるのかもしれない
もちろん
それも尋ねることはしないけど…
ただ
離婚してしまった事実が表してるのは
彼が良い父親じゃなくて
良い夫でもなかっただろうということ
少なくても
離婚することになった彼の奥さんにとって
そして連れられて去った娘さんにとっても…
そう考えるのが普通だろう?
離婚もしてないこの僕が
良い父親でも良い夫でもないんだから…
いま独り暮らしの彼は寂しいからなのか
我が家の庭まで入ってきて
僕に話しかけてくるけど…
本当に寂しいのか
不幸せなのかどうかなんて
誰もわかりやしない
幸せなんて
本当はヒトと比べるものじゃないから…
比べるから不幸せな気持ちになるのだと…
人生が残り少なくなって来たいま思うのは
お金があるとかないとか
もちろんそれは大事なことだけれど…
そんなことより
自分の思うままに生きてこれたかどうか?
それに尽きると思う
離婚して独り暮らしの今が
彼が下した判断…選択なら
思うがままに選択できて良かったのだと…
そりゃもちろん
後悔してる部分もあるだろうけど…
そんなこと
誰にもわかることなんてないし…
幸せかどうかは
やっぱり本人次第だと…
僕との会話を終えて去っていく
彼の後ろ姿を見送りつつそう思いながら
僕は前庭の水撒きを続けた
長らく生きて来た己の人生で
何が良かったのか悪かったのか?
生きて来た意味なんて
あったのか無かったのか?
おそらく
死ぬまでわからないだろうし
死んでもわからないかもしれず…
そう思うと
悲しくてやりきれない気持ちにもなるけど…
何も考えずに生きていくことだけが
残された本当の幸せなのかもしれないと…
ふとそんな気が…
哀しいけど…
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