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今年は例年より早く梅雨入りし、東京はすっきりしない日々が続いています。
そんな天気でも写真に堪えるのがアジサイですね。今日はアジサイを求めて近所の「上谷戸(かさやと)親水公園」を訪れました。残念ながら見頃はこれからというところでしたが、その周辺の日当たりの良い場所では開花が進んでいました。
なお、昨年の様子をこちらの過去記事で見ることができます。昨年は、桜を始め、すべての花の開花が早かったので、同じ時期でもちょうど見頃でした。
コラージュ画像で紹介します。(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。★撮影日は2022年6月10日です。)
初夏の里山 ~「上谷戸親水公園」のアジサイ~
最上流にある民家の棚田(「若葉台公園」の桜の枝の間より望む)
上谷戸川に面した「隠れ家カフェ ローズ亭」にて
久々にこのカフェを訪れました。昨年の東京は、コロナ下での緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がほぼ出っぱなしだったので、ほとんど営業できなかったそうです(^^; バラのピークは過ぎていましたが、久々に美しいガーデンを楽しませてもらいました(^^)v
私とたまたま同じ年に結婚した同年代のオウナーはとても記憶力がよく、前回訪れてからかなり経っているにも拘らず、当時私が母の介護に奔走していたことを覚えてくださっていました。古民家、ローズガーデン、手作りケーキ、そして彼女の人柄と、このカフェには魅力がいっぱいです(#^.^#)
最近、『上』をわでと読む上町(わでちょう)なんて地名を見つけましたがこれも読めませんねぇ。
地名には難読漢字が多いですよね。ドライブしていると、交差点名や標識に難読地名を見つけることがよくあり、おもしろいです(^^)v
言語は、成り立ちにおいても日々の暮らしにおいても、文字より音(話し言葉)が優先ですから、音の変化が地名の変化に多々表われることは理解できるので、「上谷戸(かみやと)」の「み」の母音「i」が次の「や」の母音「a」につられて「かまやと」に変化したかもしれないことまでは想像できますよね。母音の中で「a」音が最も発音しやすく強い音だと思うので。
でも、なぜそれが「かさやと」に、つまり子音「m」が子音「s」になってしまったのかは、普通の想像力では解決できませんね(^^; 稲城訛り?!(^^ゞ
ですので、ボッケニャンドリさんご紹介の「上町(わでちょう)」も、「うわちょう」だったかもしれないのが、強い「a」音に負けて「u」音が落ち「わちょう」になったかもしれないことまでは想像ができますが、その後なぜ「わ」と「ちょう」の間に「で」がしゃしゃり出てしまったのか、これまた普通の想像力では解決できませんね(^^ゞ
でも、こういう地名の変化を言語学的、民俗学的、考古学的、地学的などいろいろな角度から調べるのって面白いでしょうね。ひとつの地名からいろいろなことがわかりそう…。「上谷戸」についても郷土史を調べてみると、何かわかるかもしれません。
ボッケニャンドリさんのちょっとしたコメントからあれこれ想像して楽しかったです(#^.^#) ありがとうございましたm(__)m
(しっかし、私が書き出すとどうしてこうも長く、理屈っぽくなっちゃうのか…自分でも呆れるtakuetsuでした(^^ゞ)
「谷戸」という言葉も興味深い言葉ですよね。本来は「谷」一文字で「やつ」とか「やち」とかと読まれていたのが、音的に収まりが悪かったのかなんなのか、「やと」と音変化し、後から「谷戸」という文字が当てられたと聞いています。そして、「谷」を「谷戸」と呼ぶ地域は、全国でも限られていますよね。
やっぱり言葉は面白いです(^^)v