えつこのマンマダイアリー

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春のフラワーアレンジ2022 ~自家製ドライのクリスマスローズリース~

2022年04月23日 | 花・ガーデン

 我が家の庭のクリスマスローズをドライフラワーにして、リースに仕立てたので紹介します。
 実は、ときどき通っているフラワーアレンジ教室の講師(rosehips2016)が、自宅の庭で育てたクリスマスローズを乾燥させ、毎年この時季にリース作りのレッスンやキット販売を提供しているのです(こちらの投稿画像で見られます)。2シーズン前から目をつけていて、最初はレッスンを受けるつもりでおりました。ところが、シリカゲルで簡単にきれいなドライフラワーができると聞き、100均でシリカゲルが手に入ることもわかったので、今年はそれにチャレンジしてみました。せっかく庭に大量のクリスマスローズがあるので…(#^.^#)

 いつものように、材料と作り方を紹介します。
 (★これより下の画像をクリックすると、大きな画像や別の画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m) 

 

 

 

<ドライフラワーを作る>

 

クリスマスローズの生花 30輪
生葉 適宜

※すでに自然乾燥させた葉があるので、葉は少なくてもOK。

 

 

ドライフラワー用シリカゲル(150g セリア製)12袋 計1.8kg for 容器:煎餅が入っていた缶(約24×24×8cm)

吸湿すると、ブルーの粒(インディケーター)が紫色やピンク色に変化します。それが花材が乾燥したかどうかの一つの目安になります。一般的に1週間ほどで乾燥するそうです。

使用ずみのシリカゲルは、未使用のフライパンで中火(120℃まで)で5~10分炒れば、再利用できる由。
電子レンジで再生させる方法もあります。詳しくはこちらをご参照ください。
何度も使えるのがいいですね。

 

 

【手順】
1.密閉できる容器
の底に、2~3cmほどの厚さにシリカゲルを平らに敷き詰める。
※花材を固定できればよいので、小花の場合は3cmは要らないと思います。

2.生花を上向きに並べる。
※数多く乾燥させる場合は、整然と並べた方が場所を特定しやすいので、乾燥後に取り出すときに作業がしやすいと思います。

花は大小併せて27輪並べました。

 

 

3.花の向きが変わったり形が崩れたりしないように、シリカゲルを少しずつそっとかけ入れ、隠れるまでたっぷりとかぶせる。花びらの中まで入るように(私はスプーンを使いました)丁寧に入れる。
さらにその上に葉を何枚か並べ入れ、シリカゲルをかぶせました。

※ドライフラワー用のシリカゲルは、食品用のに比べると粒子が細かく、作業中に空気中にも散乱するので、花粉症などのアレルギーがある方は、マスクを着用して作業することをお勧めします。

 

 

10日経っても、インディケーターの一部しかピンク色に変わらなかったので、葉の様子を見たところ、カラカラに乾燥していました。花材の量に対し、シリカゲルが多かったのだと思います。

4.花材を取り出し、逆さにしてシリカゲルを払い落とす。
※花材を傷つけないように、スプーンで少しずつシリカゲルをかき出し、ピンセットでそぉっと持ち上げて取り出しました。

できました~、雄しべもきれいに残っています(^^)v 色も思ったよりきれいに残っていますね(#^.^#) 

 

<リースを作る>

 

【資材】
「Willow wreath L brown」
(直径21cm Can★Do製)
※ドライフラワーはデリケートなので、できればツルが細いラタンリースの方が貼りつけやすいと思います。

【花材】<葉物>
クリスマスローズの葉(上記の葉+吊るして自然乾燥させたもの)
ユーカリこちらの過去記事で紹介した母へのお供え花のユーカリを自然乾燥させたもの)
チャボヒバオリーブこちらの過去記事で紹介した生素材のミモザのリースの残りを自然乾燥させたもの)

 

 

上の画像に入れ忘れていました。
こちらの過去記事で紹介したプリザーブドのミニクリスマスツリーのキットに入っていたけれど使わなかった2色のペッパーベリー。ピンクのを使います。

 

 

【手順】
1.1年間吊るして自然乾燥させたクリスマスローズの葉は、外側の葉など退色したものが多かったので、使えそうなものだけを切り分けました。

 

 

2.1の大きめの葉を、葉の表が見えるようにリース台の裏側にグルーガンで貼りつけました。
裏側を平らにできる、壁を傷つけにくくする、葉をのぞかせる、などのメリットや目的があります。

葉の向きは時計回りを意識しています。

 

 

 

 

3.柳リースはラタンほどツルが細くない上、ツルツルしているため、ドライフラワーをくっつけにくいので、表側にもクリスマスローズやユーカリの葉を貼りつけました。土台隠しにもなります。
※ドライやプリザーブドのスパニッシュモスがあればそれがベストだと思います。

裏に貼った葉が壊れやすいので、ケーキクーラーに載せ、台ごと回転させて作業しました。ケーキのデコレーション用の回転台を使う人もいますね。

 

 

4.リース台のサイドも、クリスマスローズとユーカリの葉を貼りつけて隠し、ヒバとオリーブをリース台から少しはみ出すように貼りました。

 

 

 

5.クリスマスローズを貼りつけ(21輪使いました)、隙間にピンクペッパーベリーを入れて完成!

直径約25cmに仕上がりました。

 

 初めてシリカゲルでドライフラワーを作りました。シリカゲルを注ぎ入れるときも、乾燥後に花を取り出すときも、リースにつけるときも、どの段階もデリケートな作業の連続で気を使いましたが、その分完成したときの喜びと充実感は一入(ひとしお)でした(^^)v 講師には大変申し訳ないですが、レッスン代を浮かせることができたのも嬉しい(#^.^#)  また一から何か作りたいです。

 

  なお、ドライフラワーに向く花のリストが、「ドライフラワーの作り方とおすすめの花31選!」「ドライフラワーにしやすいお花40選」などで見られます。ご参照ください。

 

  春に次々と作ったアレンジの紹介はこれで一段落…次はバラのリースを予定しています。花を追いかけて出かけてばかりいるので、さすがにまだできておりませんが、そのうち…。お楽しみに! 

 


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