えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

大きな芸術 ~小学校の黒板アート2024~

2024年09月24日 | アート

 私の住む東京都稲城市内のプロ&アマの画家グループが、市内の小学校を1校/年ずつ巡回し、黒板アートを描くボランティア活動をしています。2学期の始業式に合わせて夏休みの間に準備し、生徒たちを驚かせつつ歓迎するという活動です。10校あるので、生徒側としては10年に一度しか巡ってこないラッキーなイベントというわけです。
 私の属している「稲城 平和を語り継ぐ三世代の会」にもそのメンバーが2名いて、毎夏腕をふるっています。今年はその様子を「実際に見に来ない? 実物は迫力がありますよ~」と誘われ、足を運びました。そして、作家さんの解説つきで拝見した実物は、確かに違いました! その迫力と、描き手としての気迫や生徒への愛情を直に感じることができ、感動しました(^^)v

 私が撮影したものではありませんが、ブログ掲載許可をもらったのでご紹介します。普通学級と特別支援学級のすべての教室に描かれたものです。
 (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。★撮影日は2024年8月30日です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        

 作家さんたちは、単独の人もいればグループの人もいれば、アシスタント付き(ご自分のお嬢さん)の人もいれば...と、いろいろだそうです。また、2時間ほどでささっと仕上げてしまう人もいれば、少しずつ何日かかけて仕上げる人もいますし、一人で複数画を手がけている人もいます。プロの方でも、黒板アートを専門にしているわけではなく、洋画家、日本画家、絵手紙作家、PCゲームのイラストレーターと、得意分野はさまざまです。それぞれの絵の解説や想いも文章で添えられていますが、小さくて読めないかな(^^; 

 実際の黒板て、大人が目の前にしてもやはり大きいのですよね。たとえ自分のデザイン画でも、小さく描くのと大きく描くのとでは雲泥の差があるのは想像に易いのですが、実際に黒板を前にして立つと、素人の私なんぞその難しさに圧倒されてしまいます。下絵を描くだけでもむずかしそう...(^^; 黒板の地色を残す部分も、最初から塗らずに残す方法と、一度塗ってからその部分だけ色を抜く方法とがあり、いずれも想像より手間と工夫が要るようです。
 画像でしか見ていなかった昨年までには気づかなかった発見がいろいろありました(^^)v 近くで見るのと遠くで見るのとでも印象が変わります。遠くで見て、「この木はうまく描けてるなぁ」と思いながら近づくと、私が想像していたのとは全然違ったチョーク使いで描かれていることがわかったり。ひまわりの葉に黄色の補色である紫色を少し差すことで、奥行きとアクセントを加えるという細かいテクニックもよく見えました(一番上の画像)。また、空を水色一色で塗るにしても、真横にチョークを動かして描いたのと、遠近法を意識して▼の奥に向かってチョークを走らせたのとでは、その効果と印象が全然変わってきますよね。

 教室に入ってきた生徒さんたちの驚き、喜び、感嘆する様子...キラキラ輝いているであろう目...できることならそれも見てみたいものです。
 作家さんたち、今年もお疲れさまでした。生徒さんたちの反応はいかがでしたか? きっと思い出に残る始業式になったことでしょう。私も思いがけない幸せのお裾分けをいただき、感謝です(^^)v I画伯、Hさん、ご案内と嵐の中の送迎、誠にありがとうございましたm(__)m

 


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