二度も掲載予告をしたホワイト系のアレンジを紹介します。2年前に、パール付きのアイアン壁飾りを購入していたものの、ベースを活かしたアレンジにするにはどうしたらよいか、ずっとデザインを模索してきました。ベースのオフホワイトに合わせ、ジューンブライドのオーソドックスなシンボルカラーである"ホワイト系+ちょいグリーン"でアレンジしたかったのです。似たようなベースを使ったアレンジをネットで研究し、ようやくイメージがまとまったので手をつけた次第です。
残り物で衝動的にアレンジした額縁仕立てのアレンジと、併せて紹介します。
(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★別画像がある場合は、画像にマウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)
初夏のフラワーアレンジ ~ハーフムーンのアイアン壁飾り
<ハーフムーンのアイアン壁飾り>
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【資材】 ・アイアンベース(オフホワイト フェイクパール付 直径 約20cm)(※2年前にこちらの園芸店で400円前後で購入) ・地巻きワイヤー 適宜 ・フローラルテープ 適宜
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【花材】 新規購入分 計4本: ダイソー製:デンファレ(小)1本 セリア製:ラナンキュラスブッシュ・ローズバッド3輪・シャイニーシャワーカスミ 各1本
残り物・使い回し 計4本 デンファレ(大)(ダイソー製 こちらの過去記事で紹介した2wayアレンジの残り物)・ポンポンマムワイヤー(セリア製)・グレープバイン(こちらの過去記事で紹介したように、娘のブライダルブーケをリースにリメイクしたときの残り物)・実物(みもの)バイン(こちらの過去記事で紹介したブック型アレンジの使い回し)
(※画像には、使わなかったものも含まれています。)
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こちらが新規購入分です。 (※右端のセダムは使いませんでした。)
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【手順】 1.アイアンベースに合わせ、白い吊り手にしたかったので、グリーンの地巻きワイヤーに、白のフローラルテープでテーピングします。
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2.吊り手を仮留めしました。ワイヤーの端は、最後に処理します。
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3.ベースを再利用できるように、花材をグルーガンで留めず、ワイヤーで固定するつもりです。
ベースのデザインを活かすために、ハーフリース風にすることに決め、花材を仮置きしたところです。
最初は、デンファレのまっすぐな葉を活かしたアレンジを考えていたのですが、すぐに気が変わり、葉は使わないことにしました。というか、別のアイディアを思いついてしまった ので…(^^)v(その意味は後でわかります(*^_^*))
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4.1本ずつワイヤーで固定するのは、手間がかかる上、全体の形がとりにくいので、こちらの過去記事で紹介した手法をとることにしました。 左右2束に分けてテーピングでまとめ、中央で合体させる手法です。
端を頭にして、花を下に順に加えながらテーピングで束ね、両束の茎同士を合わせます。 中央を2本の「ポンポンマムワイヤー」のワイヤーで留めます。 ひとつはクリームイエローなので、使うつもりはなかったのですが、留め役として急きょ使うことに…。色合い的にちょっと不安ですが…(^^;
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5.2束の合体を終え、ハーフムーンというかクレセントというか…に成形しました。 ブライダルブーケというより、ブライダルティアラのイメージ?
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6.ベースにくくりつけます。中央は「ポンポンマムワイヤー」のワイヤーの延長で、上下2箇所は地巻きワイヤーで留めます。
ベースを使い回さないのであれば、裏に出ているワイヤーを隠すために、余り物の平たい葉物を貼るという手もあるでしょうね。というか、その方が仕上がりはきれいですし、壁を傷つける心配がありませんね。
やはり、くだんのクリームイエローのポンポンマムが浮いているような…(^^ゞ
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吊り手ワイヤーの端を処理し、色の濃い背景に置いて、全体のできばえをチェックします。 ベースが見えないように、花の向きを整えてできあがり! 縦が約25cm、横が23cm弱になりました。
この手法で作ると、アレンジ全体に立体感が出るばかりではなく、アレンジ後でも花首ごと向きが変えられるのが利点ですね。
アイアン自体の方向を変えても使えそうです(リンク画像で見られます)。
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表画像:下側半分 リンク画像:上側半分
こうして見ると、ポンポンマムの黄味もさほど気にならないかしら…???
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右側に、オフホワイトの1.2cm幅くらいのオーガンジーリボンをつけたいのですが、手許にも最寄りのダイソーにもないので、こんなリボンを作ってみました。 手許にあるブレードリボンで、こちらの過去記事で紹介した「叶結び」したものです。
でも、なんかぐちゃぐちゃして、リボンとベースとが引き立て合えませんね(^^ゞ
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ダイソーの型抜きペーパーフラワー「クラフトデコ(エレガント5)」を、マステで貼ったらどうかと仮置きしてみました。中央に小さなパールがついているので、ベースとの調和もよいかなと…。
でも、やっぱり安っぽくなるかしらん…???
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上品で楚々としたイメージを目指していたので、とりあえずは何もつけないですっきりさせておくことに…(^^;
あ…せっかく吊り手をつけましたが、吊り手で下げると、左側が重いので傾いてしまいます。ということで、ベースの穴に引っかけています(^^;(こういう具合に、頭悪いんです、私…(^^ゞ)
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しばらくしてから、手許にあるオフホワイトの6mm幅のサテンリボンを3本取りにして結びつけました。(「なぜ3本?」「なんとなく…(^^;」) 左右の重さのバランスだけではなく、見た目のバランスもとってみました。もう少し右下でもよかったかなぁ(^^ゞ
花もリボンもグルーで固定していないので、いつでも直したり替えたりできます。今年はこれでいきましょう(#^.^#)
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このアイアンベース、実はブラック(パール無し)も店頭にあり、どちらにするかとても迷ったのです。ブラックの方が主張し過ぎず、アレンジがしやすそうだし、多用途向きで使い勝手が良さそうに思えたからです。
このアレンジをした後、たまたまこの店を訪れたとき、それを使ったアレンジが商品として店頭に出ていてびっくりw(☆o◎)w もっと花材が少なくてシンプルなデザインでしたが、2,300円(外税)でした(^^ゞ
<額縁仕立てのミニアレンジ>
上述アレンジの#3で、「別のアイディアを思いついてしまった」「その意味は後でわかります」と書いたのは、これを作ることだったのです(#^.^#)
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【資材】 ・「木製フレーム2Lサイズ ナチュラル」(セリア製) ・地巻きワイヤー・フローラルテープ 各適宜
元々は、こちらの過去記事で紹介したフォトスタンドアレンジ用に購入していたものですが、額縁の幅が狭いので使わなかったのです。ドライフラワーでプチブーケでも作り、貼りつけようかと考えていました。 今回、急きょ、想定外の出番となりました(#^.^#)
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【花材】 上記アレンジの残りのデンファレの葉と花・当アレンジで使わなかったセダム(セリア製)・残り物のハイドレンジア
スポンジなどの土台を使わずに、ボードに直接貼りつけるスタイルにしようと思います。
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【手順】 1.台紙として、くだんの過去記事などで紹介した、ウィリアム・モリス柄のレターブック『ウィリアム・モリスの世界 100枚レターブック』(原条 令子氏デザイン 「パイ インターナショナル」刊)から、この紙を選びました。テキスタイル「アネモネ 」(1881年頃の作)の裏面(原条氏デザインの便箋用)です(リンク画像で表柄が見られます)。 下に白地の紙を重ねると、表柄がほんのり透けて見えるので、好きな使い方なのです(^^)v
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2.フレームより一回り大きいので、カットしてこんなふうに使うことにしました。
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デンファレのまっすぐな葉からイメージを膨らませ、私には珍しく、幾何学的・人工的なデザインを考えました。 過程の画像がありませんが… 3.まず、葉を敢えてまっすぐに貼りました。
4.花の茎もまっすぐに、全部並べ揃えて貼るつもりで、それぞれ長めにワイヤリング&テーピングを施しました。
5.デンファレ(大)→デンファレ(小)→セダムの順に、グルーガンで貼りつけました。 (※ハイドレンジアは使いませんでした。)
セダムだけ、元々の茎の曲がりを活かして使いました。アクセントやリズムを生む効果を期待して…。
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木工ボンドの方が仕上がりはきれいなのですが、乾くのに時間がかかるのと、茎を重しでしばらく押えておかないといけないので、速効性があり、重しで茎を潰してしまうリスクのないグルーガンを使いました。
相変わらず芸術的センスも技術も不足していますが、残り物で作れて楽しかったです(^^)v
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次は、夏用に作った"ネイビーブルー×アイボリー"のリースを紹介します。(「まだあるの~?!」「そーなのー(^^;」) お楽しみに!