えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

失われゆく里山 ~南山~(4)

2008年02月22日 | 里山・風景
 過去記事:「失われゆく里山 ~南山~(3)」の続編です。
 「日本山妙法寺」を出てから来た道を戻り、「ありがた山」を経て京王よみうりランド駅まで歩きました。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)

      

         
「失われゆく里山 ~南山~(2)」でご紹介したこの印象的な崖↑を、尾根伝いに歩いて東寄りの崖から(=反対側から)見ると......↓

        こんなふうになっています。
       写真が下手でスケールの大きさが表現できていないのが残念です。


  北側を望むと、稲城市の街並みが...。

         
      東側遠景には新宿副都心が...   手前には京王相模原線が...



        上記崖より少し東側にある「ありがた山」
            
   (左)「武蔵国五字ヶ峯 一丁」と書かれています。
   (右)仏舎利を見上げる怪しい老人は、86歳になる私の父。難病を抱えているわりには、
     なかなかの健脚です。仏舎利にはそれぞれ見慣れぬ文字が...。(See裏画像)

          
 斜面を覆う墓石群は4000体以上あるそうです。「南山とその周辺」というHP*によると、昭和15年~18年頃駒込周辺の廃寺などに放置されていた無縁仏や石仏・石像を、日徳会(後日訂正:日徳海)という宗教団体の人々が1つ1つこの地に運んだとのこと。「無縁仏の墓石を運ぶときに、『ありがたや、ありがたや』と唱えたことからありがた山の名称が生まれたと伝えられています」とあります。

    
        上記墓石群の供養の場所を提供した「妙覚寺」


 *「南山とその周辺」というHPをリンクさせたかったのですが、どうしてもできませんでした。おそらくセキュリティの関係だと思います。ご覧になりたい方はタイトルを直接入力してください。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぱん)
2008-02-22 15:50:45
 こんにちは。11日にお邪魔しましたぱん(pan)
です。
 11日は、主人と”よこやまのみち”を歩いてみました。陽のあたらないところはまだ雪が残っていて、足元はよくなかったのですが、気分転換には最高でした。
 私が手術をしたのは ちょうど一年前なのですが、(申し訳ないほど)痛いとか辛いとかいうこともなく今日まできました。来週一年目の検査が待っています。やっぱり不安だらけですね。
 でも、泣いてばかりもいられないので、せっせと歩き回っています。
返信する
ぱんさんへ:それは何よりですね (takuetsu@管理人)
2008-02-22 18:02:01
ぱんさん、再投稿ありがとうございます!

前回「ばん」さんとお呼びしてしまいましたね、ごめんなさい。何せミセスローガンだもので...とほほ。

全摘なさったのに痛みや辛さが少なかったとは、本当によかったですね。いろいろな治療の副作用が少ないのでしょう。感じ方なのかもしれませんね。羨ましいです。
きっと検査の結果も良好のことと思います。そうお祈りしておりますね。

私も昨日よこやまの道を歩きましたが、黒川の里山に入ったらまだまだ雪がたくさん残っていました。
里山歩きにはどれだけ救われてきたことか! 自然のパワーはすごいですね。
どこかでお会いできるといいです。


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”アク”だと思います (藤之助)
2008-02-22 19:06:50
十三重塔が二つあり、金剛界と胎蔵界になっていると思います。
写真の梵字は釈迦如来の種字”アク”ですね。
胎蔵界の四仏であれば天鼓雷音如来、金剛界の四仏であれば不空成就如来と呼び名が変わります。


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藤之助さんへ:すごい! (takuetsu@管理人)
2008-02-22 21:06:10
藤之助さん、すごいですー! その方面にお詳しいのですねw(☆o◎)w 

どれも見たことのない字で、父親と「なんだろうね?」と言っていました。無知でお恥ずかしいです。
ご教示ありがとうございます。
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たまたまですよ (藤之助)
2008-02-23 00:44:33
梵字はお墓の卒塔婆にも書かれているのですが、丸っこい字体に変化していて同じ物と思えないですよね。
起源的には角張っているのだそうです。
梵字は普段接しないですから???でしょう。
私は好きで調べたり読んだりして齧った事がある程度です。
返信する
日徳海 ? (Pen)
2008-02-23 09:02:58
梵字の意味がわかっちゃうなんてすごいですね。
ジョージハリスンがよく使ってたやつも丸っこい字体でした。
http://www.livinginthematerialworld.org/images/mw_foundation.jpg

もひとつ字の話題になりますが、ありがた山の下の方に置いてある
手桶には「日徳会」ではなく「日徳海」と書かれてましたよ。
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Penさんへ:「3人」に見えます (takuetsu@管理人)
2008-02-23 21:30:47
Penさん、いらっしゃいませ。いつもありがとうございます!

>梵字の意味がわかっちゃうなんてすごいですね。

ねぇ。

ジョージハリスンの写真の下の文字ですね。左が数字の3に、右が人の絵文字のように私には見えます。「3人」?!

日徳海? どうしちゃったのでしょうね。それにしても、藤之助さんにしてもPenさんにしても、細かいところをよく観察していらっしゃいますよね。感心。


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Unknown (Unknown)
2008-02-24 01:04:38
宗教団体の名前で「○○かい」と聞けば、誰でも「○○会」だと思っちゃいますよね。
どこかで間違って伝わっちゃったのは仕方がなかったと思いますが、「日徳海」の方が
深い意味がありそうに見えます。

「3」に見える部分は、釈迦如来の「アク」の左側と同じかな?
http://bonji.jugem.jp/?eid=8
http://www1.plala.or.jp/eiji/BONJI.htm 
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Unknownさんへ:梵字の不思議 (takuetsu@管理人)
2008-02-24 10:36:27
Unknownさん、コメントありがとうございます!

私の載せた1枚の写真&おバカなつぶやきから、私の未知の世界へ話題が広がって、嬉しい限りです。

ご紹介いただいたサイトを興味深く拝読しました。ありがとうございます! こういうブログもあるとはびっくりです。
「3」に見えるのは、日本語の50音に当てはめると「う」や「お」なんですね。
冗談にせよ、「3人」とか言って、あな恥ずかしや!

この50音表を見ていると、同じ母音を持つ音の文字の形に共通性がありますね。日本語のひらかなが漢字から来ている、つまり象形文字が元祖なのに対し、梵字は音から文字化されたということなのでしょうか?
す、すみません、この表だけ見てそんなことを考えました。

こういうことを研究していくと、いろいろなことに行き当たり、興味深いでしょうね。
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