えつこのマンマダイアリー

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本日の一品(106) ~鶏肉とシトロン・コンフィのタジン~

2012年03月02日 | 本日の一品

 本日の一品は、自家製シトロン・コンフィ(レモンの塩漬け)を使ってタジン鍋で作った「鶏肉とシトロン・コンフィのタジン」です。日本語ではよくタジン鍋といいますが、タジンとは元々モロッコ語で鍋のことだそうですね。現在では、この形の土鍋を使って作る料理のことを広く指すようですが...。
 レシピは「シトロンコンフィ入 モロッコ風鶏の煮込み」「鶏肉とシトロン・コンフィのタジン」の両方を参考にしました。主に参考にした前者をここにも貼りつけます:

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<材料> (一人用の小さなタジン鍋1個分)
シトロンコンフィ ・・・ レモン1個分 (ない場合は生レモンで代用可能)
鶏手羽肉(骨付き) ・・・ 6個
玉ねぎ ・・・ 1個
人参 ・・・ 1/2本
ニンニクのみじん切り ・・・ 大さじ1
オリーブオイル ・・・ 大さじ2
白ワイン ・・・ 20ml
塩・こしょう ・・・ 適量

<作り方>
1.鶏手羽肉にフォークで穴をあけ、塩をすりこんでおく。30分ほど置いておくと水分が出てくるので、
  キッチンペーパーできれいにふき取り、軽くこしょうをしておく。
2.玉ねぎは薄切り、人参は大きめの拍子切りにする。
3.タジン鍋にオリーブオイル大さじ1を入れニンニクを弱火で炒める。
  鶏肉を入れて表面に焦げ目をつけていったん取り出す。
4.火を止めて玉ねぎとにんじんを入れ、鶏肉をその上にのせシトロンコンフィをたっぷりのせる。
  白ワインを入れてふたをして火にかける。
5.弱火で20分ほど煮て、野菜に火が通って柔らかくなったらできあがり。レモンを絡めて召し上がって下さい。
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 鶏肉は手羽先を使いました。玉ネギはクタクタになってしまうので大きめのくし型切りに、人参は火の通りが悪いので細めの拍子切りにしました。

 できあがりはこちら:
         <本日の一品>             <本日の箸置き>

          
 
 タジンで煮ると、普通の鍋で同じ時間煮た場合より柔らかい上、味が凝縮して濃厚にできますね。塩は鶏肉に振っただけですが、シトロン・コンフィが相当塩辛いので、その塩分で全体がちょうどよい塩味に仕上がりました。せっかく有機レモンだったので皮も食したかったのですが、塩辛くてだめでした(^_^;
 箸置きは、幼馴染のH子さんにいただいたもの。和にも洋にも使えて重宝しそうです。いつもありがとう!

               
 シトロン・コンフィの果肉がもったいないので、果肉少々と少し残した皮を使い、りんごを煮ました。塩分が多いのでハチミツを加え、柑橘系のリキュールであるコアントローを香りと水分として入れました。できあがりはリンク画像をご覧ください。

 鍋敷きはユニット折り紙のリース(Mette Pederson作 "Ring")です。
         

 自分で作ったシトロン・コンフィの解禁を楽しみにしていたので、楽しく料理できました♪ シトロン・コンフィがなければレモンと塩とでできると思います。簡単ですから、どうぞお試しあれ。
 ごちそうさまでした(#^.^#)

 

 後日追記(2012.5.9):NHKのBSプレミアムで放送している「恋する雑貨」という番組で、先日モロッコでタジン鍋について取材していました。それによると、良質のタジン鍋は、
  ・表面がざらざら している素焼きのもの
  ・蓋と本体とをぶつけ合ったとき、鐘のような音(カンカンと乾いた軽やかな音)がするもの
がよいそうです。ざらざらしていると食材の水分や油をよく吸収し、次の調理のときに食材に味わいを与えるので、使い込むほどに料理を美味しくするのだそうです(#^.^#)
 因みに、現地では1人前の小さな素焼き鍋なら、100円で手に入るのですね。我が家の鍋は......う~ん、ツルツル?&○千円?? ありゃりゃ???

 


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