熊坂浩氏作の「爪掛けポックリ」を作りました。
氏の解説を引用すると、「爪掛けとは、雨や泥よけのため、下駄などの爪先につける覆い」です。梅雨のこの時季に飾るのにちょうどよいかもしれませんね。これ、1つ(片方)を15cm角折り紙1枚で折っているんですよ。熊坂さん、力作ですね~
折り方を紹介したいのですが、氏の展開図のコピーをそのまま載せるわけにはいかず...かと言って、工程を画像に撮って紹介するには膨大な手間がかかりまして...ということで、完成品のみの紹介でごめんなさい
(↑)(↓)片面が和のデザイン柄、もう片面がしぼり柄の両面折り紙で折っています。これは、かかと側から撮った画像です。う~ん...ピンボケ?!
両面折り紙は厚くて硬く、鼻緒の根元が切れやすいので注意してください。引っ張った瞬間に一部が切れてしまいました
鼻緒は先を本体の中央線の中に折り込むのですが、紙が厚くて硬いほど外れやすいので、ノリで固定してあります。
こちらはMy師匠の作品です。「本当は覆いを無地にしたかったのに、間違えちゃった」とのこと。弘法も......ですね
これはこれで可愛いじゃない?!
100均の友禅千代紙で折りました。
(リンク画像はかかと側から撮った画像)
一般的な値段の高い千代紙は裏がこんなに白くなくて、表の柄が透けて見えるので、爪掛けには向きませんね。
今度は、100均の「ふりそで柄折り紙」で...ちょっと高級そう?!
(リンク画像はかかと側から撮った画像)
普通の折り紙より薄いので、覆い部分がシワくちゃになってしまいました ひっくり返す工程でどうしてもそうなってしまうのです。まぁ、100均だからね。
でも、この「ふりそで柄折り紙」...柄はなかなかのものなんですよ。
(リンク画像でそれぞれの柄が見られます)
それぞれ無地部分が多いので柄の出方に気を使いますが、↑の右のポックリのように、成功するとすごく嬉しい~
何を作るという当てもないのに、100円につられてついつい買ってしまう私です 7柄14枚入り。それで100円なら、決して安くはない?!
つまみ付き蓋の四角箱にポックリを入れてみました。
15cm角折り紙を8枚使って作っています。このポックリを入れるには少し小さいので、17cm角折り紙で作るとちょうどよいかもしれませんね。ギフトにできるかも?
このポックリを折りたい方は、熊坂氏の展開図を入手してください。このサイトによると、「『季刊 をるNo.6』 1994 Autumn号」に載っているようです。折りでがありますが、折り甲斐もあります。きれいに折れた暁には感動しますよ
「こっぽり」とも言うとは知りませんでした。可愛いですね。
この折り紙は、私が作れる中でもむずかしい&手間のかかる部類です。
最初は引き気味だったのですが、折れるようになると達成感もあるし、何より可愛くて。しかも、1枚の折り紙でできているんですよ、それがすごいと思いませんか? これは折り紙の真骨頂的作品だと思います(#^.^#)
こんなのは、とても、とても無理です。難しいのは、ダメです。根気が無いのです・・・ 簡単にすぐ出来るのが好きですので・・ TVでも見たこと有りますが、一枚の紙から、複雑な、凄い物が折れるなんて、日本人て素晴らしいですね。 海外旅行に折り紙持っていくと、大変に喜ばれるとか・・・ 不思議な世界また 拝見させて頂きます。
折り紙って奥が深いですよね。1枚の平面の紙からこんな立体的なリアルなものができるのですから。折っているだけでも楽しいのですから、自分でデザインを考え、そのイメージが具現化したときは、どんなに楽しいだろう?と思いますね。
まるで本物みたい。
思わず、足を通してみたくなります。
折紙って、このようなものまで
折れるんですね。
私も習いたくなりました。
pandoraさんこそ、私の折れないようないろいろなものを折っていらして、感心しました。休止中なんですか? また折って、ご披露くださいませ。楽しみにしております。
大変美しい柄で綺麗なぽっくり!
私は無地で折ってしまったので、このように
素敵に仕上がることに感動しました♪
しばらく休止中の折り紙ですが、また折ってみたく
なってきました(^^)