えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

アニバーサリー2019 ~結婚記念日ランチ~

2019年01月20日 | 雑記

(↑ レストランのブティック)

 

 先週のことですが、小金井にある「レストラン TERAKOYA」で、結婚36周年の記念日ランチをしました。ここを選んだのは、昨秋ドライブ中に通りかかり、建物に由緒を感じて調べたことがきっかけです。


 国分寺崖線の上に立地し、日本庭園からは南に広がる武蔵野の風景が望めます。
 敷地内には、茶室(下段右端&右から2番目)・観音堂(上段右から2番目:高村光雲が彫った仏像が祀られています)・ブティック(記事のトップ画像:自家製パン・お菓子・オードヴルが購入できます)・ワイン貯蔵庫・スモーキングハウスなどがあります。

 たまたま本館の外装工事中だったため、建物の外観が見られなくて残念でした。白亜の洋館の外観はこちらで見られます。一部は昭和初期の建物だそうです。


 上段画像がレセプションルーム、下段がメインのダイニングルーム。
 ダイニングルームからは富士山が見えました。

 

 記録のため、コース料理の画像と解説を順番に載せておきます。
 (★トップ画像以外の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m ★撮影日は2019年1月14日です。)

 

 

 

 料理はオリジナル創作フレンチです。
 「お料理は四季に合わせてすべて変わります。そして、一度メニューに載った皿は、その後再びメニューに登場することはありません。」
 「食材は、新鮮で安全なものを各地より厳選し、独自のルートで仕入れます。料理と共にお出しする焼きたてのパンはもとより、ブティックで販売するガトー(お菓子)、アイスクリーム、ソーセージや生ハムなどのスモーク製品に至るまで、すべて手間と時間をかけたこだわりの自家製です。」(オフィシャルサイトより)
 食品アレルギーにも対応してくれます。

 

 この日のメニュー「セーグル」(¥ 8,900 (税サ別)): 

      (拡大してご覧ください。)
 平日なら「
エクリュ」という平日ランチ(¥ 6,000 (税サ別))をいただくところでしたが、日曜日だったので、一番安いコース料理を選びました(^^;
 「アミューズ/前菜1/前菜2/魚料理/肉料理/デザート/食後の小菓子」という構成です。胃腸があまり丈夫ではない私、食べ切れるかどうか心配だったのですが……???


 前菜2:リ・ド・ヴォーのポアレとツブ貝の自家製生ハム風味 ヨモギのメルダ・ディ・カン添え

  リ・ド・ヴォー(子牛の胸腺)は独特の味と食感で、脂っぽいのですが、コリコリもしていて、初めての味わいでした。茹でた野菜(グリーンアスパラ・インゲン)は絶妙な食感の残し方、ツブ貝も火の通し加減が絶妙でした。ゴルゴンゾーラ風味のソースが敷かれていました。
 メルダ・ディ・カンとはニョッキのようなものです。

 


 魚料理:五島(ごとう)値賀咲(ちがさき)産イサキのポアレとカスベのヴィエノワーズ サフラン・ココナツのソース

 カスベは北海道産のエイのことで、軟骨があるのが特徴です。イカ墨を加えたパン粉をつけてソテーしてありました。
 カスベはフレンチでよく使われる食材なのでしょうか? こちらの過去記事で紹介したフレンチコースにも出てきていました。

 

 
 肉料理:2つの古典を一皿に 和牛サンカクのストロガノフとサーロインの真空ブレゼ
      フォアグラのポム・ムースリーヌ添え

 真空ブレゼという手法で絶妙に火が通されたサーロインの上に、サンカクとキノコの赤ワイン風味のストロガノフが載り、さらに、揚げた千切りポテトがあしらわれていました。サーロインの下には、フォアグラとマッシュポテトのソース(ポム・ムースリーヌ)が敷かれて。まさに、三位一体の味わいでした。サンカクはプルプルとした独特の食感で、他の部位にはない初めての食感でした。
 周りにあしらわれたブラウンソースは、創業以来継ぎ足してきているというデミグラスソース。
 金属のミニディッシュに入ったグリーンサラダも添えられて。
      

  
 デザート1:ラベンダーとココナツのブランマンジェにライチのエスプーマをのせて

 優しい味と食感のブランマンジェに、ムース状(エスプーマ)のライチがかけられていました。上に載っているのは、ラベンダーの柔らかいグミ。器も素敵です。

 


 デザート2:緑のドーム ユーグレナのソースを忍ばせて ローゼルの赤いリキッドとともに

 ドームの正体はホワイトチョコで、さらに白いクリームに包まれたユーグレナのソースが中心から出てきました。石のような器も平らな皿も冷やされていました。

 


 ドリンク&小菓子

 小菓子は、チョコやパート・ド・フリュイ(フルーツゼリー)、フィナンシェなどの取り合わせでした。

 

 

 食べ切れるかどうか?という心配をよそに、無理することなくすべていただくことができました(^^)v どれも、素材を活かすように丁寧に、また美しく調理されたものばかりで、目でも舌でも充分楽しませていただきました。冬らしい青空の下、眩しいくらいの陽光に照らされた庭園と武蔵野の景色を眺めながらの、幸せなひとときでした(*^_^*) 

 周りには成人式帰りのグループもいくつか…晴れ着姿が場に華やぎを添えてくれていました。小耳に挟む給仕さんの解説から、他の方々が私たちより高いコースを召し上がっていることも窺えました。皆さん、お金持ちですねぇ(^^;

 

                                        

 

      
 この日、夫が作った晩ご飯のメインディッシュです。「今日の料理に触発された」と、張り切って作っていました(^^; 和皿に盛りつけちゃうところが“らしい”ですが…(^^ゞ
 「鶏もも肉のソテー キノコソース(赤ワイン・白ワイン・醤油)添え
  ゆでた紫水菜?(茎が紫色なのです) 桃色ソース(マヨネーズ・イチゴ)がけ」
といったところでしょうか? だ~りん、昼も夜もごちそさま!!!

 この日は、ランチの後、ひょんなことから飛び入りで招待のロビーコンサートを鑑賞することになり…(後日別途記事にする予定です)。最高の記念日となりました(*^▽^*) ありがたや、ありがたや……。

 


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