「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

初詣

2008-01-02 22:50:12 | 日々の出会い・感動
元日、今日と息子・娘と共に初詣に出かけた。元旦は、午前10時から熊本県護国神社の歳旦祭に参列、私は護国神社の常任総代を拝命しているので、参列者の中では一番先に玉串を捧げて拝礼を行った。護国の英霊に応えうる一年としなければならぬ。

帰路、近くの産土神社に参拝した。ここは、終戦の翌年の2月11日に棚橋大佐が自刃された所で、数年前はその表示があったのだが、今は無くなっている。その場で黙祷を捧げた。

帰って、我が家の新年行事を行う。それは、次の内容で、熊本に帰って来てからずっと行っている。
先ず、神棚・仏壇に家族で拝礼。
次に、新年の挨拶
次に、私が新聞に掲載された天皇陛下のお言葉と天皇陛下御製・皇后陛下御歌を読み上げる。今年は熊本日日新聞に御製5首、御歌3首が掲載されていた。読売はそれより少なく、産経には掲載されていなかった。
次に、みんなで「一月一日」の歌「年の初めの例とて・・・・」を2番まで唄う。
次に、梅干入りのお茶。
次に、お屠蘇。年の若いものから。飲んだ後、今年の抱負を語る。
次に、私と母からお年玉を渡す。
次に、はまぐりの吸い物。
次に、おせち料理。飲み物を飲む(ビール2本と清酒「香露」5合)
次に、お雑煮。
そして飲みながら様々に語り合う。

大体この様な流れだ。前は、父と清酒を1升飲んでいたが、父亡き今は息子と5合しか(?)飲まなかった。

尚、12月31日には、午後7時に家族で大祓詞を3巻(3回)奏上する。

今日2日は、5社参りに行く。

先ず、藤崎八幡宮。

次に大江神社。

次に本妙寺(加藤清正公廟)。本妙寺は私が子どもの頃に遊んでいたので、その話を子ども達にしてやる。又、ビルマ戦線で戦った烈師団第3野線病院隊(熊本で編成・コヒマ一番乗り部隊)の慰霊碑に参拝した。又、私の父方の田邉家のお墓にもお参りする。同じ境内に日露戦争時にシベリア鉄道破壊活動を行って戦死した中山直熊氏のお墓がある。私の父方の祖父の兄弟は優秀で、長男の寛忠(父の父)が熊本逓信局勤務で安達謙蔵氏と親しく、次男の豊雄は済々黌から陸士(24期)に進み陸軍大学校にも行き、終戦時は、陸軍少将だった。戦後、郷友会の設立に尽力している。3男の丈夫は東京帝大に進み、日清戦争で満州で諜報活動を行い、明治天皇の御前で報告の光栄に浴した宗方小太郎氏に見込まれて養子になった。生前「亡父宗方小太郎を偲びて」という小文を残している。それらの話を子供達にしてあげる。

その後、菊池神社に向かう。菊池武光公の銅像が大空に映える。参拝後、坂本宮司、戸高禰宜にご挨拶する。破魔矢と今年の干支のねずみの人形を戴く。

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