キャラバンで感じたこと

日本会議全国縦断キャラバン隊東日本隊の隊長として、埼玉・群馬・神奈川を回った。幸い、天気に恵まれた日々であった。地元の方々の熱烈な歓迎に会って、毎日夜遅くまで懇親の場があり、ここ数日ブログの書き込みが出来なかった。埼玉では、４人の国会議員の方々の事務所を訪問して教育基本法の３点修正の署名をお願いした。秘書の方々としか会えなかったが、皆さん真剣に受け止めて戴いた。

夜には浦和でセミナーを開催した。日本会議への期待が大きい分中央への苦言も出された。しかし、中央に不満を抱くより、自らの地で何を国家の為に為すべきか、更に、何を日々国家の為にすべきかを問うべきだと思う。首都圏という事で中央に近いため中央への期待が大きくなるのであろうが。私などは、九州熊本に居るから、中央への苦言を考える前に、自らが何を為すべきかばかり考えている。

群馬では、高崎で日本会議群馬の役員会、夜には前橋で熱心な方のご自宅で６０名位の方々が集まって、私共が持参した皇室の伝統を守る１万人大会のＤＶＤや青年の主張、更には私の講演を眼を輝かせて聞いて戴いた。世間を騒がせている富田メモを如何に見るか、教育基本法改正、皇室典範、靖国神社問題等々、本当に熱心に聴講して戴いた。この様な草の根の活動が大きな力となっていく。

神奈川では、横須賀・川崎で会合が持たれた。横須賀では大東亜戦争に関する講演会が開催され、その前半でお話をさせて戴いた。夕方には川崎駅前で情宣活動。夜は、川崎市議３名の方を交えて、地元支部の役員の方々との意見交換を行った。救う会熊本結成の契機となった平成１０年の韓半島３８度線視察の際、韓国陸軍の父と言われる白将軍を紹介するなど様々にお世話頂いた日本郷友連盟の当時の理事長だった矢部氏が参加して居られ、実に８年ぶりにお元気な姿に接することが出来た。今でも、百人斬り訴訟の支援活動をされており、私に署名協力を語られた。老いて益々盛んなお姿に志を貫かれる生き方に深い感銘を覚えた。

横須賀での講演で、私が熊本で活動をしている中で頭が下がる熊本在住の３人のお年寄り（９０歳前後）について紹介した。この運動をやっていて、真に日本人らしい真直ぐな生き方を貫かれる方々の生き方から多くを教えて戴いているとつくづく感じる。講演しながらそれぞれの方のお顔を思い出し涙が湧いてきた。日本を愛し、日本会議を愛し、他をけっして責める事はされず、前向きに力の限り祖国日本の為に精一杯生き活動し続けられる人生の大先輩達である。私もその様な生き方に近づきたいと真に思う。