
とあるド田舎に、
とある井戸があった。
昼の3時に、
井戸の中を覗き込んだら、
自分の未来が映るとのことやった。
都市伝説と言うことかも知れんけど、
場所が都市ではなくてド田舎なので、
かっぺ伝説と言うことになる。
このかっぺ伝説に惹きつけられた、四人の高校生がいた。
自分の未来を知りたい願望に駆られた彼らは、
くじ引きして、
覗きの順番決めた。
その結果、
ヨシオカと言う、
オカルト好きなムー民(雑誌ムーの愛読者)高校生が、
井戸を覗くことになった。
ヨシオカの親友で、同じムー民のスギムラは、
悔しがった。
でも、
くじ引きの結果やから、仕方ない。
昼の3時。
ヨシオカは、
スギムラ達に支えられて、
井戸の中を覗き込むが見えない。
それで、
もっと支えろ言うて、更に身を乗り出した。
スギムラ達は、
支えるのがきつい😩😩😩
なのに、
ヨシオカは、
見えづらい言うて、
更に身を乗り出した。
スギムラ達は、
必死に歯を食いしばって支えた。
その時、
ヨシオカが、
「何かぼゃっとしたものが見える」言うから、
スギムラは、
「何や?」と尋ねた。
ヨシオカは、
「ええっとぉ---浮かんでる人が見える」と興奮する。
スギムラは「浮かんでる人?それが未来と何の関係あんだよ⁉︎」言うと、
ヨシオカは、悲しそうに、
「あるんだよ。俺の未来だ。あの浮かんでるのは、俺の死体だ」言うから、
みんな「ええ😳😳😳?」言うて、驚いたせいで、
支えがゆるんだので、
ヨシオカは、
井戸に落ちた。
スギムラ達はパニくり、
警察に電話すればエエもんを、
Facebookのグループチャットに書きまくった。
挙げ句、
救助隊が来た時には、
ヨシオカは、
井戸に映ったヨシオカ自身の未来が実現することになった。