ケイシロウとトークアバウト

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寺へ…(come home to 寺)

2020-09-17 17:31:00 | 日記




スズメバチ駆除の際、
新居を崩したことで、
倒産してしまった、
[スズメバチ処刑ショップ bee取る巣]の元社員集まる中で、
五十代メタボの八さんは、
声高らかに言った。
「われわれは、何もかもうまくいって当たり前で、物事に感謝することなく、もっといいことをよこせと日常社会に要求してきた。しかし、不幸な出来事から[bee取る巣]は潰れてしまった。そして努力の甲斐なく、何もかもが失敗した。われわれは、ここに、人と社会の前で純粋にならなければいけない!だからこそ帰ろう、寺へ!われわれの心のふるさと、寺へ!!」
やけど、
せっかくの熱弁も虚しく、
二十代プリメイク女のすずめちゃん以外、
みんな、
いなくなった😢

もう、
自分たちの努力では立ち行けないと判断した八さんによって、
[bee取る巣]再建を仏さまに託すという、
完全他力本願の実行日、
ミョーなワンピース姿のすずめちゃんに対して、
八さんは不満やった。
やって、
このワンピース、
いちいち赤くなったり青くなったりする。
八さんは不機嫌に、
「ナンや⁉︎その格好は⁉︎」と言った。
すずめちゃんは笑顔で、
「これイケるのよ。紫外線が強かったら青くなって、紫外線が弱くなったら赤くなるの」と説明した。
八さんはキレて、
「知るか❗️そんなこと。ナンで寺に行くのにそんな格好しとんじゃ‼️」とガナった!
すずめちゃんは、
「そんなに怒ったら、仏さまが青ざめるわ!!」と訳のわからん反論をした。

寺に到着した。
境内で本堂探すが見つからないので、
大きな木の前で、
スマホのLINEしていた坊主に、
二人は「すみません!すみません!」と声掛けするが、
LINEに夢中の坊主は気付かない。
それで、
すずめちゃんが、
「すみません」と言って、
坊主の頭を木に打ち付けた!
額を押さえた坊主はガチギレして、
「何すんですか😡❗️痛いやないですか😡😡‼️警察呼びますよ😡😡😡❗️❗️❗️」と叫んだ!
二人は深くお詫びして、
本堂の位置を教えてもらった。

本堂に続く廊下の壁に、
ダライ・ラマのポスターが貼ってあった。
一人の坊主が、
このポスターの前で「げいか(猊下)」とささやいた。
そしたら、
すずめちゃんがキレて、
「なんですか😠お坊さん!そんなこと言って。人を好きになることはいいことです。男が男を愛して、いけないんですか😡⁉️」と怒鳴った!
八さんは慌ててすずめちゃんを遠くに連れて行き、
「このドあほが!!猊下(げいか)というのは位が最も高いもんへの尊敬の言葉や!釜やと小馬鹿にしとるんと違うんや‼️」とガナった!
すずめちゃんは泣きべそかいて、
「八さん。あたしの心は仏滅になったわ」と言った。

本堂に上がり、
立派な仏像の前に来た。
が、
賽銭の準備をしてきてなかった。
額が少なければ失礼に当たるし、
額が大きければ、
暮らしに響く😩
八さんは悩みに悩んだ。
そしたら、
すずめちゃんは、
蜂さんのポーチから、
三千円のAmazonギフト券出して、
賽銭箱に入れた。
八さんは驚き、
「こんなことしてエエんか⁉️」と問うた!
すずめちゃんは、
「気持ちよ。気持ち。仏さまは気にしないわ」と言った。

二人は仏像の前に進んだ。
八さんが「線香出せ」いうので、
すずめちゃんが蜂さんポーチから、
ビニールに入れた一枚の蚊取り線香を渡した。
八さんはキレて、
「ナンや⁉️これは!蚊取り線香やないか😡‼️」と叫んだ!
すずめちゃんは泣きべそかいて、
「だって八さんが、線香代に金かけるな言うから------」と言う。
仕方なく、
蚊取り線香をちぎって捧げた。

二人は、
仏さまに[bee取る巣]再建の願掛けして、
本堂を後にした。
外に出ようとしたら、
一人の坊主が、
「大変でございます!!イチョウの木にスズメバチが巣を作っております!!」と叫んで、
庫裏(くり。僧侶たちのたまり場)の方へ駆けていった!
当然ながら、
八さんとすずめちゃんは、
後を追った。

庫裏には、
年配の大師僧(だいしそう。一番偉い僧侶)が、
多くの師僧(しそう。普通に偉い僧侶)に取り巻かれていた。
八さんが、
「スズメバチを放置なさっては、多くのお坊さま方が刺されます。すぐに駆除を」と言った。
一人の師僧が、
「当寺院では殺生を禁じておる。駆除はいたさん!」と言った。
八さんは悲痛に、
「そんな殺生な😩‼️」と叫んだ!
そのとき、
すずめちゃんと大師僧の視線が合った。

八さんは諦めずに、
「スズメバチを放置なさっては、多くの参拝客を刺してしまいます」と言った。
もう一人の師僧が、
「スズメバチも仏の御意志。殺生はいたさん!」と言った。
八さんは悲痛に、
「そんな殺生な😩‼️」と叫んだ!
再び、
すずめちゃんと大師僧の視線が合った。

八さんは別の師僧に、
「スズメバチに刺されたら、激痛に襲われ、下手したら、死んでしまいます」と言った。
その師僧は、
「刺される刺されんもまた因果あってのこと。駆除して殺生することはならん!」と言った。
八さんは悲痛に、
「そんな殺生な😩‼️」と叫んだ!
再度、
すずめちゃんと大師僧の視線が合った。

大師僧がすずめちゃんに、
「そこのおネエ。そちの言い分を聞きたい」と言った。
すずめちゃんは、
「あたしたちは確かにスズメバチを駆除します。でも、フツウの駆除ではありません。確かにスズメバチさんの体は死んでしまうでしょう。でも魂は、蜂さんの天国、ビーズランドへと導かれます。あたしたちは、お念仏させていただいて駆除します」と言った。
大師僧は、
「そのようなたわ言は聞きたくないワ」と言った。
すずめちゃんは、
「たわ言ではありません。あたしたちには信念があります。それは、ラブアンドビーズ(Love and Bees)の思想です」と言って、
蜂さんポーチから、
小さな蜂縫いぐるみ出して掲げ、
「ラブアンドビーズ(Love and Bees)‼️ラブアンドビーズ(Love and Bees)‼️ラブアンドビーズ(Love and Bees)‼️」と叫んだ!
けど、
僧侶たちは、
冷めた視線を送った。

すずめちゃんと八さんが、
「失礼しました」と言って、
出て行こうとした時、
大師僧が、
「飛びまわろうが、朽ちて地に落ちろうが、スズメバチという仏性に変わりはない。駆除しなさい。ラブアンドビーズの信念で」と言った。

八さんとすずめちゃんの念願のスズメバチ駆除が実現した。
が、
駆除費用を要請したとき、
寺は、
「仏に供え念仏を唱えなさい」と言って、
要請額の半分しか、
出さなかった😭


☆当記事をsisyo様に捧ぐ!
確信と信頼のともし火が、
sisyo様のこれからの道筋を常々に照らしてくださいますように。



死刑囚のラストデイ

2020-09-17 01:33:00 | 日記




法的国家にあって、
刑法というのがある。
人に危害を加えた基準と程度から判断され、
その最高刑は、
死刑というカタチをとる。

この話しは、
とあるキリスト教会の聖職者より、
聞かされた。

若くして、
ハメを外し、
刑法の最高基準に該当したある青年がいた。
死刑囚収容刑務所にあって、
一切の束縛もなく、
自由に過ごさせてもらっていた。
格子が無ければ、
自分が死刑囚であることを忘れるほどの楽な日々。

ここに、
家族親族シカトの中で、
弟が面会に来た。
弟は成人したばかりやと世間話したので、
死刑囚である青年の心が和んだ。
そしたら、
弟は、
「兄貴、スゲェ話しがあるの。ある死刑囚が執行の時、首に縄巻かれて足元が開いて宙ぶらしたんやけど、首の関節がイカれてて、七メートル首が伸びて死んだんだって」と言った。
青年は絶ギレして、
「そういうことは言うな‼️」と叫んだ!

弟の何気ない言葉に傷つき幾年つき!
相変わらず緩い生活の連続の中、
死刑そのものが、
夢か幻のように感じてた、
翌朝💀

二人の刑務官が来て、
刑務所長のお話しがあると言ってきた。
それで、
青年は、
刑務官とともに、
とある広間に通される。

そこに、
刑務所長のほか、
たくさんの刑務関係者がいた。
キリスト教会の聖職者が、
やさしく青年に言葉を投げる。
時が来たことを実感‼️

刑務所長が、
青年の後ろにある仏壇に供えてある様々な食い物や飲み物を指差して、
なんでも好きなもんを食えと言う。
なぜなら、
この仏壇は、
あんたのやから😱と話す❗️

しばらくの時が過ぎ、
青年は、
執行のために、
左右を支えられるカタチで、
執行場へと向かう。
足は力が入らず、
感情的に泣き叫ぶ‼️
これが、
人を殺めたことの報い❗️
これが、
定められた審き‼️

これ以上の書き込みは、
gooの規約に反することになるので、
ここまでやけど、
ケイジロウ、
死刑の恐ろしさは、
その行為を、
儀式化するからや‼️