ケイシロウとトークアバウト

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華麗なる条件反射

2020-09-27 14:17:00 | 日記




ある道路で、
カレーの宅配バイクが信号待ちしていた。
乗っていたのは、
細身の中年男性で、
ちびっと、
うつらうつらしていた。

信号が青になった。
なのに、
宅配の男性がそのままうつらうつらしていたので、
後ろの車が、
クラクション鳴らした!
そしたら男性は振り返って、
「ナンや!!カレーが食いたいんか⁉️食いたいなら金払え!」と怒鳴った。
車の運転手から、
「青やろが😡⁉️走れ‼️」と怒鳴り返されたので、
急いでバイク走らせて、
また、
脇道でうつらうつらした。

そこに大泣きじじいが来て、
「こら!!ハヨ持っていかんとカレーがのびるぞ!!」と大声出した。
男性は怪訝に大泣きじじいを見つめて、
走り去った。




コンドルが飛んで来た😭

2020-09-27 01:09:00 | 日記



(画像はイメージです)

オカダという男がいた。
バブル時代に、
無駄遣いせずに金を貯めて、
平成が終わる二年前に、
念願のガラス製マイホームを、
メキシコの、
アカプルコの海を見下ろせる丘の上に、
建てた!

オカダはドケチな上に、
散財するダチを罵り、
金の無い者を蔑んだ。

親戚のババはんが、
どうしても生活苦しいから金貸してくれと頼んでも、
心が豊かやったら、
金が無くても大丈夫と言って、
相手にしなかった。

そのような浅ましいいきさつ抱え、
アカプルコの海見下ろせる、
ガラスの家から、
自称人生の勝利者オカダは、
満足げに、
安ビールと乾き豆で、
くつろいでいた。

親戚のババはんの、
「今に天罰喰らう」の言葉を思い返し、
「喰らわしてみぃや」と呟いた。
その時、
「バッキン‼️」という凄まじい音が家中に響き渡った。
なにごとか?とオカダが狼狽しながら、
調べたら、
一羽のデカいコンドルが、
中央部のガラスに、
突き刺さっていた🙀

オカダがパニくっていると、
コンドルの刺さった部分から、
ガラスがひび割れて、
家の全ガラスにまで広がった🙀🙀
コンドルが、
「グワッ‼️」とひと鳴きしたと同時に、
ガラスの家は、
崩れてしまった🙀🙀🙀‼️

家が壊れたことで自由になったコンドルは、
そのまま飛び去った。
夢と希望と自尊心が壊れたオカダも、
飛行機で、
日本に飛び去った。

ガラスの家の残骸が撤去され、
そこは、
アカプルコの海を見下ろせる、
夕陽の美しい丘へと回帰した。
そして、
そこを、
愉しげに、
コンドルが飛ぶという。