タマリの 希望・日常・幸せブログ あ~今日も一日おもろかったい

すっとこタマリのこれでもビジネスブログです。食卓の風景とともに,じわっと笑顔を届けます。

妄想力

2012-01-08 21:04:34 | おもろかったい
おはようございます。
アトリエebcのカフェ担当クメタマリです。

 過ぎてしまいましたが、7日に、池尻大橋に行ってきました。もう、10年も会っていない友人に会いに行ったのですが、その彼と待ち合わせた呑みや「はな」で、七草がゆがお通しに出ました。
 女将はやはりかつてよく一緒に飲んだり、キャンプに行ったりした間柄。
7日には、必ず七草がゆを出して来たのだそうです。

 この日、偶然にもちょうど「はな」を開いて10年目の記念の日でした。
自然と、「この10年、何をして来た?」と言う話題になりました。


 10年前、長男は14歳、中学生で今も続いている友人が出来た頃でした。芝居に興味が出たのもこの頃だった気がします。下の子は11歳。小学校で野球をやっていましたっけ。私は、年に一回ずつ個展をしながら、教室をしていました。スーパーの厨房でパートも始めていました。夫はまだ前の会社で会社員を続けていました。

 考えてみると、今に繋がる様々な事が芽を吹いていた、10年前でありました。

 その頃から、今のようにカフェを開く事を考えていたかどうか、思い出せませんが、自分の中に問題が山積していて、自分のような人間が自分を出せる場所を欲していました。
「竹内敏晴」と言う人に出会ったのも、その頃(正確には一年前)でした。
 
 誤解を恐れずに言うなら、私の興味は、これまでいつも自分自身でした。
綺麗になっても、醜くなっても共に生きて行くのは自分。どんなに酷い失敗をしても、離れられないのは自分。一番わけのわからないのも自分。

 その訳のわからない、つかみようの無い自分を常につかもうと追いかけて行くうちに、「竹内レッスン」にで会い、のめり込みました。


 さて、タイトルと、これまで書いた物がどう繋がるのかは、どうぞ、みな様、しっかり妄想してください。

 そう言えば、初めて行った「竹内レッスン」で、わたしは「カフェたまり」の初めての常連さん、Sさんにお会いしている事を思い出しました。人生って、妄想を遥かに越えている物です。




今日の女将ブログは、「葉っぱのお皿」

 

10日から、カフェの営業が始まります。

2012-01-08 11:06:40 | おもろかったい
おはようございます。
アトリエebcのカフェ担当、クメタマリです。

 今週火曜日から、いよいよカフェの営業が始まります。
以前から、相棒が昼を担当してくれると言ってくれていたので、今年新春からお広めになります。
まだ、仕込みとか準備とかしていないようなのでちょっと心配ですが、まかせてみようと思っています。

 今年は少し外に出て行こうと思い、また、昨年末から夜の営業「おもてなし家庭料理たまり」が結構忙しくなって来ておりますので、カフェを相棒に任せる事も多くなってくるかと思います。

 みな様、どうぞ、応援よろしくお願い致します。


今日の女将ブログは「だるま」

初日

2012-01-06 01:17:40 | おもろかったい
アトリエebcのカフェ担当、陶話作家のクメタマリです.
この時間・・・・・・w・・なんとご挨拶したら良い物やら・・・・・


 で、5日は「おもてなし家庭料理たまり」つまり、「カフェたまり」の夜営業(予約制ー従って不定期)の、今年初の営業でした。
 メンバーは、五反田時代からのおつきあい、仲良し4人組で、小田急線界隈が一人、南武線界隈がお二人、田園都市線がお一人。ありがたいです.わざわざいらしてくださる.しかも、定例月例会にしてくださっています。第1木曜日。

 たまりには、昼のカフェにも、定例会で毎月いらしてくださる団体さんが何件か、よるの「おもてなし家庭料理たまり」には季節ごとにいらしてくださる方々が何件かありましたが、こうして曜日を決めての月例会にしてくださったのは、初めてです。次回は、2月7日ですね。ありがとうございます。

 本当にありがたいです。腕を振るいます。

 6日は、やはり常連のS女さんです。常連さんとお呼び出来る方が、そういえば、このところ怒濤のごとく増えて来ています。

今年は、春から(チョチョン)・・・・・ああ(チョンチョン)・・・・縁起が(チョチョチョチョチョン!)・・いいかも・・・・・なあ。

「新年早々・・・・・・ポチ物語」その4

2012-01-04 11:35:14 | おもろかったい
 小さかったポチは、こうしてスクスク大きくなり、身体障碍猫ながら、みごとに鳥を捕まえて食べるようにまでなりました。えさは勿論きちんとやっていましたから、楽しみとして、そして嗜好品として獲っていたようです。猟りのその瞬間を目撃したのは数少ないのですが、それは見事な物でした。

 その頃私たちは戦後間もなく建照られた古い家屋を借りて住んでおり、その庭には、3本の大きな柿の木がありました。

 ポチはその一本の下でさりげなく上を探りながら、中程に停まった一羽を狙っていました。取りは、さほど警戒するでも無く、私の目にも、身体障碍猫としていくらか馬鹿にしている物か、油断しすぎているように思えましたが、案の定、猫は3本の足を駆使して斜めになった幹を駆け上がり、次の瞬間には獲物の首筋に鋭い歯を当てていました。これを目にも留まらぬ早さと言うのでしょうか?

 獲物になって喰われてしまった鳥には気の毒ですが、思わず拍手をしてしまう程、その動きは見事な物でした。


 ただひとつ、ポチ本人にも、私にも、困った障碍が残りました。

 足が一本のために踏ん張ることができず(多分)、便をすることができないのです。また、それに気づくのが遅れ、巨大結腸と言うものにもなってしまいました。つまり、定期的に私が出してやらなくては、便の排出が出来なくなってしまったのです。

ですから、そのころから今でも、私が出してやっているんです。17年間、ながいなあ。

 さて、そろそろ、やられちゃったお話を・・・・・・

 時々、おばあちゃんになって少しボケの出ているポチは、自分でやってみようと思うらしく、部屋の片隅で踏ん張ってみる事があります.

 このお正月、彼女はやってみたらしく、居間のこたつの炬燵敷きと、掛け布団が全く見事に汚れてしまっておりました。おかげで、元旦早々2階から下りて来た私は早速大洗濯をさせられ、ベランダには、まるでおねしょの後のような布団が二枚、飾られることになったのでした。


 明日5日から、「おもてなし家庭料理 たまり」の営業が始まります。ご予約いただきありがとうございます。
明後日も、営業日次の10日もご予約をいただいております。
14日には、17:30から一周年記念「倍音ライブ」もございます.
 カフェは、10日から始まります.タマリは出て行きませんが、相棒がやってくれる事になております、どうぞ、応援をお願い致します.

 今年はより外に向かって広がって行く「たまり」にしたいと思っております.
どうぞ、よろしくお願い致します.

今日の女将ブログもご覧下さい.






「新年早々・・・・・・ポチ物語」その3

2012-01-03 09:17:15 | おもろかったい
 やがて、世にも仲良しのカップルが出来上がります。

 寝る時はいつも一緒に抱き合って寝、気まぐれなミーちゃんが出かけて行けばちょろちょろと後をおい、見失った彼が帰ってくればミャーミャーと鳴いて出迎え、駆け寄って舐め回し歓びを示す。まるで、まるで親子のよう。

 そのうちに、猟りを教える季節がやってきました。それは夏で、ミーちゃんはどこからか生きた蝉を何匹も何匹も獲って来ては家の中に放ちます。
 始めはミーちゃん自身が獲ってみせ、それをポチに見せます。ポチは、またこれがじっと熱心に眺め、次に放たれた時に挑戦します。後の左足が無いので、それはとても大変な作業なのですが、出来るまで、ミーもポチもやめないのです。
 
 これが本能なのでしょうか?

 猟りをするミーを見つめるポチも、練習するポチを辛抱強く見守るミーも、真剣そのものながらどこか楽しげで微笑ましいのです。

 中には、一緒にするな!と怒られる方もいらっしゃるかもしれないのですが、同じほ乳類の私たちには、自分の持っている生きて行く知恵を年下の物に伝えて行きたいと言う、言うの言われぬ何かがあるように思えるのです。

 ま、そう言う訳でその夏、家の中は死んだ蝉だらけ。いつも、家の中で蝉の羽音が聞こえていましたっけ。

 

「新年早々・・・・ポチ物語」その2

2012-01-02 10:43:37 | おもろかったい
 
 このちび助のポチも、3ヶ月も住み慣れた病院から、いきなり連れてこられた新居になれず、隅っこに逃げ込んでばかり。ご飯になると、やっと顔を出すのですが、すぐに逃げ込んでしまうので飢えてしまわないかと心配する毎日です。

 さて、その頃、我が家には2歳になるオスねこの「ミー』ちゃんがいました。かつて、2年生になったばかりの長男が、ずぶぬれで泥だらけの灰色の物体を連れて帰り、洗ってみたら意外にも綺麗な白地に濃い灰色マダラの子猫だったのがこのミーちゃんでした。連れて行った医者では、助かるとは言われず、ただ、「暖めて上げなさい』と言われて、寝ずに看病したのがこんなに大きくなったのです。

 このミーちゃんは、想いもよらない闖入者に戸惑い気味で、始めは側に寄せ付けず、フウフウうなってばかり。
ポチは、ミーちゃんが怖くて出てこられなかった事もあるのかもしれません。


 それが、どうした事かある日仲好くご飯を食べるようになったのです。と言うか、大きなミーちゃんが、ちびのポチが食べる様子をじっと眺めている。そしてポチが満腹になったのを見届けてからゆっくりと残りを食べ始めるのでした。

 よく観察していると、小さなポチは5倍も体の大きなミーちゃんの所にそっと自分からやって行き、親愛をこめて舐めてやります。いつの間にか、ミーちゃんも、恥ずかしそうにその愛撫を受けて居るのでした。なんだか、美しい絵を見ているような、そんな感じでした。

 やがて、世にも仲良しのカップルが出来上がります。

 

今年もよろしくお願い致します。

2012-01-01 11:35:52 | おもろかったい
アトリエebcのカフェ担当、クメタマリです。

旧年中は大変お世話になりました。
新しい年も、どうぞよろしくお願い致します。


 新年に当たり、今年の豊富など・・・・・・・・と、思っておりましたら、

 あちゃーやられてしまいました。

・・・・・・・・ので、何をやられてしまったかとともに、やってくれた本人、「ポチ」についてお話しさせて頂きます。

元旦からお暇のある方は、馬鹿話にお付き合いくださいませませ。


「新年早々・・・・・ポチ物語」その1


 彼女が我が家にやって来たのは、次男が確か4歳の時ですから17年前。
 何でも3歩歩けばすっきりと忘れてしまえる私ながら、今でもはっきりと思い起こすことができる。
 私はその日朝から具合が悪く、(その頃は病気の問屋と言われるくらい、あらゆる煩いをしていたのですが・・・・・)
自分の医者に行くために自転車で最寄り駅方面に向かって行こうという所でした。

 家からほぼ50メートルも走った頃、左目の端に何かが映りました。なんだろう?なんか、イヤな予感がするなあ。
しばらく行き過ぎたのですが、どうしても気になる・・・・・w(泣き)
この好奇心、どうにかしてくれ~

 戻ってみたら、ちらりと見えた情景から想像はしていたのですが、「子猫の屍体」・・・・・
ぴくりとも動かずに、ぐったりとして、足には血まみれの包帯を巻いている。手のひらくらいの大きさの、いたいけな体。

「でも、ひょっとしたら・・・・・・」と、揺り動かしてみると、しっかりと首をもたげて

「みゃー」と鳴いた。

 心の底でため息をつきながらうちにとって返し、バスタオルを手に大急ぎで現場に戻りそのタオルでねこをぐるぐるにくるんで自分の、ではなく行きつけの獣医さん(それまでにも、何匹ものねこを助けたり飼ったりしてきました。)に駅2つ分すっ飛んで行きました。その間、子猫はガタンッと揺れるたびに、弱々しい泣き声を上げ、その小さな命に始終声かけながら、やっと、医者につきました。

 お医者様の見立てでは車に片足を巻き込まれたのではないかとの事。腰の骨が砕けていて、神経までやられているとの事でした。
結局、3ヶ月の入院、血まみれだった左足は切り取る事となり、3本足となった生後半年程の子猫が新しい家族となって我が家に加わる事になったのでした。