日本ではニュースにさえならない大会だった
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プロ揃えたのに...「社会人ジャパン」に完敗 地元メディアも嘆いた、韓国球界の厳しい現状
第4回 WBSC U-23ワールドカップ決勝が2022年10月23日に台湾で行われ、日本が韓国を3-0で破り優勝した。日本の優勝は16年の第1回大会以来3大会ぶり2度目。敗れた韓国は大会初の準優勝だった。
「満足」「成功」という言葉は思い浮かばない 試合は0-0で迎えた3回、1死1、2塁のチャンスに丸山壮史(ENEOS)が3ランを放ち日本が先制。この得点を5人の投手陣が守り切り韓国打線を2安打完封リレー。オール社会人で臨んだ日本が宿敵相手に完勝した。
日本は21日に行われたスーパーラウンド第2戦でも韓国と対戦しており、2-1の接戦を制した。4回に1点を先制し5回に1点を追加。最終7回に韓国に1点を許し1点差に迫られるも最後は権田琉成(TDK)が踏ん張り逃げ切った。日本は10安打、韓国は2安打だった。
野球において長年ライバル関係にある韓国では複数のメディアが決勝の結果を速報した。 スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は、大会史上初めて準優勝した代表チームに対して「満足」「成功」という言葉は思い浮かばないと指摘した。
その理由のひとつとしてオール社会人で臨んだ日本に対して韓国は多くのプロ選手でチームを構成したことを挙げた。チームには韓国リーグの1軍で出場経験を持つ選手や、チームの有望株が多数含まれていたという。
「日本戦の2敗はより重く感じられる」
プロ中心に構成されたチームながら日本戦2試合14イニングで合計4安打。対する日本はスーパーラウンド第2戦で10安打、決勝戦は1本塁打を含む5安打を放ち完勝。同メディアは日本の社会人リーグは韓国プロ野球のフューチャーズリーグ(2軍リーグ)と比べてインフラや人数で圧倒しておりレベルも上だと指摘した。
さらに韓国野球は今大会を通じて「内容、結果面で日本との格差を再確認するしかなかった」との見解を示した。そして今回のワールドカップに出場した選手のほとんどが今後韓国リーグの根幹になる選手らで、準優勝と有望株の活躍は重要だが「日本戦の2敗はより重く感じられる」と締めくくった。
なお地元開催となった台湾はオープニングラウンドで日本を3-1で下すもスーパーラウンドで3連敗を喫し決勝進出ならず。3位決定戦でメキシコを3-1で破り同大会最高成績となる3位に入った。
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