避難勧告

ここのところ母と割と上手くいってると思っていたのだけど、久々に母とやりあってしまった。相変わらず本当にどうでもいいことなのだけど、私は母の、根本的にずるく、努力をしないところがどうしても赦せない。
じゃあ、我が身を省みて、私はずるくないし、努力しているのかと言われれば、母よりなんぼかマシだけど、だからと言って十分ではないことは重々承知しているし、母よりなんぼかマシだ、と言いたいためだけに母を捏造しているのもよくわかっている。
だから母を許せない自分を赦すのは、誰のためでもありません、自分のためですと、これもよくわかって重々承知しているのだけど、できないものはできない。

できない理由は、ここのところ外出する用事が落ち着いて、
「さて、書こう」
と思っているのに、いざとなると捗らないからだけど（捗ってれば、母なんか気にならないw）、もう一つは、家にいるということは母がそばにいるということで、うだうだしている私を、暇な母が何かとかまいたくなるのは当たり前のことだ。
おかげでぽんぽんまで、
「期末、やる気しねー……」
と、うだうだしている。

以前整体の先生が、
「あなたはお母さんといると、ずっとささくれをいじられているようなストレスを感じるみたいだね」
と言っていたのをしみじみと思い出す。
体がないからささくれもないけど、体勢（心勢？）を立て直すまでは、ささくれをいじられない距離に退避するのも得策かもしれない。